[CML 006057] ■関西のスト情報第12弾

まっぺん mappen at red-mole.net
2010年 10月 20日 (水) 21:07:06 JST


■関西のスト情報第12弾【転載・転送歓迎】
まっぺんです。複数のMLに流します。重複ご容赦下さい。
私の掲示板『四トロ同窓会二次会』に投稿された生コンスト情報です。
http://6305.teacup.com/mappen/bbs
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<4ヶ月にわたるストの攻防・ストは続く>

 ストは猛暑だった長い夏をまたぎ、9月の攻防を経て、10月15日の第9回生コ
ン集団交渉でも合意に至らず、次回第10回集交の11月17日まで継続することが
決まった。本日(10月20日)でストも111日目になる。前回報告から1ヶ月以
上が経過した。生コン・バラセメント輸送・生コン圧送の連動したストは、まだ、解
決に至らない。

 前回スト情報第11弾の報告にあった9月の竹中工務店などの再反撃は、結論的に
言えば、生コン・バラセメント輸送・生コン圧送の連動したスト包囲網の前に敗れ去っ
た。工期にも迫られ、大規模工事を抱えるスーパーゼネコンが協同組合外の事業者で
賄えないことが明らかとなった。特に、技術技能に優れた事業者が結集する生コン圧
送の協同組合をはずして、大規模工事や高層ビルを建設することなどできない。ゼネ
コンに厳しい争議を経験した人材がいない。高をくくり、いつも情勢判断を誤る。冷
静さを欠いた判断としか言いようがない。争議を長引かせる。勝ってきた経験しかな
い者は愚かになる。

 もっとも、戦後労働運動の中でも、ゼネコンがストで工事を全面ストップされた歴
史がない。4ヶ月にわたる長期ストを受けた経験もない。労働側も初めての経験だが、
実によく闘う。

 さて、ストは、生コン価格の適正化を切望する中小企業の決起を背景とする。各生
コン工場で製造された生コンは、協組を通して販売店・商社に販売される。協組とゼ
ネコンとは直接契約関係にない。生コン価格は一定の原価計算による統一的な価格表
で決められている。しかし、販売店・商社及びゼネコンの下げ圧力で値引きを強いら
れている。特に、協組に加入しない生コン工場(アウトという)が増加しているため、
安値が進行している。

 今回ストを背景にした生コン価格の値上は、値引きをしない体制の確立でもある。
そのため、ストは販売店とゼネコンを縛ったのである。値上は認められた。残念なが
ら、彼らの一部は約束をたがえる。よって、協組に入る生コン代金が値上通りに入金
されているかの点検が必要になる。8月分は確認された。ゼネコン・販売店の抵抗を
許さず、9月分・10月分と執拗に点検を続ける。ストは続く。少なくとも、第10
回生コン集交の11月17日までは継続される。

 また、大阪広域生コン協組・経営者会は、約束している労働者への賃上げ、生コン
輸送とバラ輸送運賃の値上を実行しない。生コン価格の値上に伴う配分をめぐる攻防
が続いている。一面共闘・一面闘争である。

 さらに、神戸生コン協組は大阪と同様の値上、構造改善(生コン工場の廃棄・集約)
事業などの実行を約束していたが進んでいない。10月末までがタイムリミットであ
り、不履行の場合、11月からストに突入する。

 歴史的な闘いは残りの10%の詰めに入っている。しかし、下駄を履くまでは、逆
転される危険性と隣り合わせにある。タイトな道のりではあるが、しかし、この「恐
慌」下、独占資本と渡り合うとはそういうことだ。そして、ストが一段落すれば、ア
ウト対策など次のステップの業界再建が待っている。
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