[CML 005891] トウ小平の尖閣諸島についての見解

鷹嘴 factories_of_death at yahoo.co.jp
2010年 10月 9日 (土) 01:22:36 JST


野村修身さんの10月5日発信に、指摘させていただきます。
   
  > 既にご存知のことかもしれませんが、尖閣諸島の領有権に関しては、トウ小平と
> 日本の間の密約(http://tanakanews.com/100917senkaku.htm)として、棚上
> げにすることが合意されていたとのことです。すなわち、両国で適当に出入り
> しましょうとなるのでしょうか。
   
  1978年10月25日、{}(トウ)小平副首相(当時)が日中平和友好条約の批准書交換のために来日し、
日本記者クラブで次のように述べたそうです。
http://www.jnpc.or.jp/cgi-bin/pb/pdf.php?id=117
   
  日本人記者から尖閣列島について
「我々は日本固有の領土である、信じて疑わないという立場にあるわけですが(中略)この問題についてどうお考えになるか」
と質問され、
  「中日国交正常化の際も、双方はこの問題に触れないということを約束しました」
「今回、中日平和友好条約を交渉した際もやはり同じく、この問題に触れないということで一致しました」
(中略)
「両国政府が交渉する際、この問題を避けるということが良いと思います」
「こういう問題は、一時棚上げにしてもかまわないと思います。10年棚上げにしてもかまいません」
  と答えたそうです。
   
  つまり日本と中国が「合意」したのは、条約の交渉の際に「この問題に触れない」ということだけです。
「棚上げ」というのも、トウ小平が「かまわないと思います」と一方的に述べているだけです。
しかも、既に日本が実効支配している尖閣諸島について「10年棚上げにしてもかまいません」と述べているわけですから、
  トウ小平による事実上の尖閣諸島放棄宣言ではないでしょうか。
   
  また他の方から、日中平和友好条約についての言及がありました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_heiwa.html
第一条に「両締約国は、主権及び領土保全の相互尊重」とあります。
1972年にアメリカから沖縄の一部として返還された尖閣諸島に対する、中国政府の現在の態度は、
この日中平和友好条約に反するものではないでしょうか。
   
   
   
  ところでトウ小平が人民解放軍を掌握していた1989年に発生した天安門事件の際、
ノーベル平和賞を受賞した劉暁波さんも学生グループの指導者だったそうです。
劉さんら拘束されている人権活動家が速やかに解放されることを願っております。
中国の国民の人権が守られ、言論の自由がもたらされる事を願っております。

 


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