[CML 005798] アルミ缶条例継続審議を受けた声明

増野徹 mashino at par.odn.ne.jp
2010年 10月 2日 (土) 04:59:45 JST


増野です

複数のML及び友人・知人のみなさんにBCCでお送りしています。重複ご容赦ください。 


すでに新聞・テレビ等で報道されていますが、京都市のアルミ缶条例の採択が延期され、10月定例議会での継続審議となりました。この間採択反対の取組をすすめてきた『反貧困ネットワーク京都』として以下の声明が出されています。引き続きのお力添えをお願いします。

以下転載・転送歓迎

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条例改正案の継続審議を歓迎し、さらなる慎重審議を求める声明

 わたしたちは、京都市によって京都市会9月定例会に提出された、家庭から出された「缶・びん・ペットボトル」及び「大型ごみ」の持去りを禁止する条例改正案(以下、本件条例案)を、野宿者の生存権を侵害し、野宿者に対する社会的排除を助長するものであると考え、その採択に強く反対してきました。

 本年9月26日には、野宿者が自ら街頭に立ち、通行中の市民に本件条例案の問題点を訴えかけ、拙速な条例案の採択に反対する署名活動を行いました。多数の市民がその訴えに共感し、野宿者が全会派の議員団に宛てた要望に賛同する署名の数は1500筆を超えました。

 このような経緯を受け、本件条例案は、本日の「くらし環境委員会」において採択が見送られ、10月定例会で継続審議されることになりました。わたしたちは、拙速な判断が回避されたことを歓迎するものです。

 しかし、本件条例案の問題点は何も解消されてはいません。適切な労働政策や福祉政策の実施もないままにアルミ缶等の収集が禁止されれば、野宿者の多くが生活の糧を奪われ、その生命が危険にさらされます。

 誰もが一人の人間として尊重される社会を実現するために、今こそ、野宿者が生み出される社会的な背景や野宿者の生活実態を踏まえ、適切な労働政策や福祉政策が講じられるべきです。野宿者の生活実態を踏まえた適切な支援策が用意されないまま、本件条例案が施行されることは決して許されません。

 わたしたちは、本件条例案の拙速な採択を阻止するため、さらに運動を広げながら、共生社会の実現を目指します。

                    2010年9月28日

                反貧困ネットワーク京都 



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