[CML 006746] コリアNGOセンター「北朝鮮による延坪島砲撃事件に対する声明」

maeda akira maeda at zokei.ac.jp
2010年 11月 30日 (火) 18:45:56 JST


前田 朗です。

11月30日

コリアNGOセンターから届いた声明です。

事実関係自体が不明確であり、私はこの声明と事実認識が同じわけではありませ
んが、広めるに値する声明と思いますので、転送します。

********************************

北朝鮮による延坪島砲撃事件に対する声明

さる11月23日、朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」という)は、延坪
島を砲撃し、民間人を含む多数の死傷者を出した。これまでの南北の軍事的な衝
突とは異なり、北朝鮮中央政府の明確な命令に基づき韓国の民間人居住地域へ北
朝鮮軍が砲撃を加えたことは、まさに戦争の第一歩となる重大性を有している。
私たちは、北朝鮮の戦争行動を強く非難するとともに、朝鮮半島で2度と戦争の
悲劇をくり返さないために、北朝鮮が類似の戦争行動に出ないこと、また韓国・
アメリカ軍が報復や挑発を行わないことを心から求める。また、今回、紛争の被
害者となり尊い命を失った方々に深い哀悼の念を表する。

今年に入り、哨戒鑑沈没事件によって南北関係は一時冷却化したものの、関係改
善の兆しが見え始めていた矢先だけに衝撃は大きく、民間人に犠牲者が出たこと
で、韓国の国内世論を報復、対抗へと誘発しかねず、朝鮮半島情勢はさらに緊迫
を増してしまう危険性をはらんでいる。

 北朝鮮側は、今回の砲撃について、韓国軍が北朝鮮側の警告にもかかわらず軍
事演習を実施し、かつ北朝鮮領海に数十発の砲弾を発射し、軍事的挑発行為に及
んだことに対する反撃であると主張している。しかしながらこのような論理で、
たとえ軍事施設があるにせよ、千数百名もの同胞が生活する延坪島への砲撃をお
こない、民間人の犠牲者を出したことを正当化できるものではない。まず非難さ
れなければならないのは北朝鮮政府のとった行動なのである。

 もっとも一方で、韓国政府も北朝鮮との領海紛争地域で大規模軍事演習をくり
返し行ってきた非がある。韓国政府の強硬対応が、北朝鮮の戦争行動を招き、自
国民の犠牲につながったことはまぎれもない事実であり、韓国政府も当然その責
を免れるものではない。

北朝鮮は今回の砲撃が深刻な戦争行為であり、各種の南北合意、国際協定に違反
していることを認め、今後このような武力行使を止めるべきである。

韓国政府は今回の事態がこれ以上深刻化しないよう、軍事的対立を煽る軍事境界
線付近での軍事演習の中断と南北での対話再開のための努力を早急におこなうべ
きである。

また、米中日ロなど関係諸国には、事態の拡大防止をはかりながら、平和的解決
のために自制的態度で南北に対話促進をうながすことを求める。

南北及び周辺関係諸国、そして私たち市民は、家族、親族、友人、知人が戦渦に
巻き込まれることを断じて防がねばならないのである。

2010年11月29日

特定非営利活動法人コリアNGOセンター



CML メーリングリストの案内