[CML 006703] ●訂正 韓国社会・市民団体の声明

kenju watanabe nrc07479 at nifty.com
2010年 11月 28日 (日) 15:28:38 JST


すいません。

今流した、韓国社会・市民団体の声明「航空母艦を動員した西海での韓米合同軍事演習を直ちに中止せよ!」の日付が2006年になっておりました。もちろん2010年の誤りです。
お詫びして訂正します。(渡辺)
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日韓ネツト@渡辺です。  複数のML及びBCCで送ります(転送・転載歓迎)

延坪島をめぐる南北の砲撃戦を受けて、今日(28日)から横須賀を母港とする原子力
空母ジョージ・ワシントンを含む米韓合同軍事演習が黄海で開始されました。

これに対して、韓国の社会・市民団体は連名で下記の声明を出しています。

朝鮮政府も民間人の被害を出したことについては遺憾の表明をしていますが、そもそ
も北側の中止要求を無視して、韓国側が朝鮮領土とわずか数キロの延坪周辺をふく
むかつてのチームスピリットに替わる大規模な軍事演習=「護国」演習を行ってきた
ことが背景にあります(「護国」演習の実態については下にインターネットニュース「民 


衆の声」の報道も掲載します)

日本政府は、何の関係もない朝鮮学校にたいして無償化適用プロセスの停止を打ち出
しました。本当にとんでもないことです。菅首相が「併合100年」の反省に本当に立つな
ら、差別・排外主義攻撃からこれらの子どもたちを守り、ただでさえ遅れた無償化措置を
詫び即刻実施すべきではないでしょうか。

*いずれも翻訳・日韓ネット

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      航空母艦を動員した西海での韓米合同軍事演習を直ちに中止せよ!

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私たちはこの23日、西海の延坪島で発生した事件で犠牲になった方々の冥福を祈り、
遺族にも深い慰労の意を表する。また全ての負傷者の方々が一日も早く快癒されるこ
とを願う。

これまで各界各層の人たちは、イ・ミョンバク(李明博)政府の対北敵対政策と拡大し続
ける韓米合同戦争演習に対し、朝鮮半島での戦争を呼び込むものとして憂慮を表明し
てきた。しかし、韓米当局はその忠告を無視し続けてきた。その結果、事実上の局地
戦が西海の延坪島で発生し、全ての国民が大きな衝撃を受けた。

現時点で何よりも切実なのは、南北間で一触即発の軍事衝突の危機を解決すること
だ。南北の当局はこれ以上事態が悪化する行動は直ちに中止し、即刻対話にのぞむべ
きだ。

延坪島事態は報復により、再び取り返しのつかない惨禍となる災いの火種となっては
決してならない。軍事衝突がすでに予告されている状況で、強硬な対決政策だけを持
ち出すのは、私たちが現在直面する朝鮮半島の軍事的危機を解決する方法にはなら
ない。

韓米両国は現在の軍事的衝突の危険を緩和させ、戦いの拡大を防ぐ方向に節制し、ま
た節制すべきだ。韓米両国が延坪島事態に対する対応として航空母艦ジョージワシン
トンを動員した韓米合同軍事演習を西海上で進めるとしたのは、西海上での軍事的危
険をさらに一層高める危険極まりない動きであることから、即刻中止を要求する。

 韓米両国は今回の訓練に、航空母艦ジョージ・ワシントン号や9,600トン級の巡洋艦カ
ウペンス艦、9,750トン級の駆逐艦シャイロ、ステダム、フィッツジェラルドなどが参加し、
韓国軍も4,500トン級の韓国型駆逐艦2隻と哨戒艦、護衛艦、軍需支援艦、対潜航空機
などが参加するとしている。

 在韓米軍は韓米合同軍事演習が抑止力の強化と域内の安定を増進するための訓練
だとしているが、実際は軍事的衝突の危機をあおるのみだ。

特に航空母艦が参加する西海上の演習は、もうひとつの軍事的衝突の口実を提供する
憂慮が高い。訓練の強度を高めるという意図が万が一にも西海の境界線上で軍事衝突
になりそうな軍事行動が発生した場合、西海の状況が今よりさらに危険な方向に展開
するというのは目に見えている。

現在韓米当局は「韓米連合危機管理チーム」を稼働させ、危機的状況を高めている。
今は「連合危機管理チーム」が「ウォッチコン」を格上げしたが、「デフコン」をレベル3に
格上げすることも検討しているという。

 これは即ち、戦時作戦統帥権が(韓国の)合同参謀本部から韓米連合司令部に移管
する状況が発生するということであり、このような状況はすでに朝鮮半島の問題が国内 


の状況に留まらず米国が直接介入する状況に転換するということを意味するものだ。

私たち国民は、朝鮮半島問題に米国が介入することを望んでいない。何よりも軍事的
危機が悪化する方向への介入は断固反対する。

私たちは今回の延坪島事態が拡大の火種でなく、南北関係改善の切実さを正す契機に
なることを願い、次のように要求する。

韓米当局は、航空母艦が参加する西海上での韓米合同軍事演習の計画を直ちに撤回
せよ!

韓米当局は、軍事的対応措置を中断し、西海上での軍事的衝突の危険を除去するため
の平和的対策をとれ!

2010年11月26日
境界を越えて、タ・ハムケ(All together)、反戦平和連帯(準)、四月革命会、社会進歩
連帯、全国民主労働組合総連盟、平和と統一を開く人々、2005年派兵撤回ハンスト同
志会、韓国進歩連帯(キリスト教社会宣教連帯会議、南北共同宣言実践連帯、労働人
権会館、農民薬局、 民家協良心囚後援会、民族民主烈士犠牲者追悼(記念)団体連
帯会議、民族問題研究所、民族自主統一中央協議会、民族和合運動連合、民主労働
者全国会議、民主化実践家族運動協議会、仏教平和連帯、わが民族連邦制統一推進
会議、全国農民会総連盟、全国民族民主遺家族協議会、全国民主化運動遺家族協議
会(社)、全国貧民連合、全国女性農民会総連合、全国女性連帯、祖国統一汎民族連
合南側本部、平和在郷軍人会、統一広場、韓国青年連帯、21世紀韓国大学生連合、
6.15青年学生連帯)

-------------------------------------------------------------------参考資料
2010/11/24 10:12 聯合ニュースより

<デフコンではなく'チンドッケ'を発令した理由は>(総合)

北朝鮮が23日午後、朝鮮戦争後初めて韓国領土に砲撃をしたにもかかわらず、対
北防御準備体制であるデフコン(Defence Readiness Condition)を格上げせず、局
地警戒態勢である「チンドッケ1」を発令したのは適切だったのか、といいう論議が
ある。

その中心は、北が戦時状況のような武力挑発をしたのにもかかわらず、主に対スパ
イ作戦に適用されるチンドッケ1を発令した、ということだ。

軍関係者はこれについて「デフコンを格上げするには、最高の軍の統帥権者である
韓米両国首脳の合意が必要だ」としながら、「米国では未明であり、特定島しょ部
だったため、まずはチンドッケ1を発令したと述べた。

 この関係者は「陸上の軍事分界線(MDL)地域で砲撃があれば、連鎖的な問題と
なるので直ちにデフコン格上げに入っただろう」と述べている。

敵の挑発による「防御準備体制」として5段階に設定されているデフコンは、通常警
戒強化状態である「4段階」を維持している。

 レベル3は、北が全面戦争を起こす兆しが見えた時発令され、全軍の休暇と外出
が禁止される。この段階から作戦権は連合司令部に移行する。

 レベル2になると、弾薬が個人に支給され、部隊の編成人員が100%補充される。

 レベル1では、動員令が宣布され、戦時に突入となる。

まだ、デフコンが公式に格上げされたことはないが、1999年6月に西海交戦当時レベ
ル4からレベル3に準ずる防御準備体制強化の指示があった。

国防省関係者は「今もレベル3に準ずる防御準備体制を維持している」と伝えている。 



また、韓米が北朝鮮の延坪島挑発に対応して「連合危機管理」を宣布し、「デフコ
ン」をレベル3に一段階格上げした問題についても、協議される方向だ。
 (以下略)

PS: 余談ですが、チンドッケとは「珍島の犬」という意味です。日本でいえば、「秋田 


犬1」という作戦名です。チンド犬は、大変勇猛だとされているからでしょう。

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<<<ウォッチコン>>>

北朝鮮の軍事活動を追跡する情報の監視態勢を指す軍事用語。

ウオッチコンディション(Watch Condition)の略。
情報監視態勢の分析結果に応じて、デフコンが発令される。

 デフコンと同様に、5段階に区分され、ステップの数字が低くなるほど偵察機など諜

報収集の手段が補強され、情報を分析する要員も増える。1981年から運用されてお

り、韓米連合司令官が独自に発令できる。ウォチコン5は、状況の警報に何の問題も

ない日常的な状態である。

 ウォチコン4は、日常的な生活をしているが、潜在的な脅威が存在し、継続的な監視

が必要とされている状態である。停戦状態の韓国では、通常ウォチコン4の状態を維

持する。

 ウォチコン3は、国家安全保障に対する脅威が増大している状態で発令され、情報要


員の勤務が強化、敵の微細な動きや活動をより一層慎重に監視することになる。韓米


連合司令部は、北朝鮮が南北対話の中断を宣言し、韓米合同軍事演習チームスピリ


ットの実施に伴う準戦時状態を宣言すると、1992年10月から1996年4月までウォチコン 



3を発令した経緯がある。


 ウォチコン2は、国益に明らかな脅威がもたらされる兆候が見られたときに発令され


る。この手順では、偵察衛星の写真偵察や偵察機の操作、電子信号による情報収集な


ど、さまざまな監視と分析の活動が強化される。1982年2月、北朝鮮全域で、空軍の訓 




練が実施され、爆撃機まで出撃する事態が発生したので、発令された。また、1996年


に北朝鮮軍の板門店共同警備区域内の武力示威時と1999年の西海で韓国と北朝鮮


の艦艇が交戦を繰り広げた延坪海戦時にも発令された。敵の挑発が明らかであるとき


に下されるウォチコン1は、停戦後、まだ一度も発令されたことがない。


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●「護国」演習とは「2010護国訓練」、西海岸の上陸訓練、砲撃訓練も


韓国の合同参謀本部は23日午後2時34分頃、北朝鮮がヨンピョン島付近に


数十発の海岸砲を発射し、このうち数発が民間人の住んでいるヨンピョン島


に着弾したと発表した。 この日、ヨンピョン島海域や全国では「2010護国


訓練」が実施されており、北はこの日の午前、「護国訓練」を非難する通知


文を送っていた。大統領官邸では、この日の砲撃がこの通知と関連してい


るかを確認中だとしている。


 北の反発したこの「2010護国訓練」とは、22日から8泊9日の日程で現在


実施されている。この訓練は毎年10月から11月初めに行われる合同訓練で、


今回はソウルのG20首脳会談開催で20日程度遅らせたものだ。 「護国訓練」


は、地上と空中、海上全域で実施され、今回は陸海空軍と海兵隊との合同部


隊が参加し、全国的に行われている。


 訓練期間で陸軍は戦闘指揮訓練(BCTP)を兼ねた野外機動訓練と重要施


設の防護訓練を行い、海軍は海上防御訓練と港湾防護訓練、空軍は防空訓


練と地上、海上隣接支援訓練を実施する。合同参謀本部では今回の訓練に


ついて、「今年は京畿道ヨジュと利川、南漢江一帯で、陸軍の軍団級双方訓


練と、西海での艦隊機動訓練を行う計画」としており、「韓米空軍の連合編隊


軍訓練と、西海岸での合同上陸訓練も行う」としていた。 この訓練には韓国


軍7万人以上と戦車軌道車両600基以上、戦闘ヘリ90機以上、艦艇50隻以


上、航空機500機以上が参加し、米軍も上陸訓練時に、米海兵隊31MEU


(上陸機動部隊)が、空軍訓練には米第7空軍が参加する予定だったが、これ


は参加できなくなったという。 そもそもこの「護国訓練」は、1996年チームスピ


リット訓練に代わり、軍団級の機動訓練として行われ、2008年からは陸海空軍


の相互で合同戦力の支援と合同性の増進をメインに行われてきた。北の海岸


砲射撃が行われた時、韓国軍はこの訓練の一環として、砲弾発射訓練を実施


していたことが明らかになっている。


 北はこの日の午前、この砲撃に対し、北を狙った訓練だとして座視しないと


していた。合同参謀本部関係者は「北が午前、わが軍の護国訓練に北側の


領海内に砲撃を加えれた座視しないという内容の電送通知文を送ってきてい


た」としながら、「わが軍も午後、北のヨンピョン島砲撃に関し、将官級会談の


南側代表であるリュ・ジェスン少将(国防省政策企画官)の名義で、砲撃中止


を求める文書を送った」と述べている。


【韓国の「進歩言論:民衆の声」から】


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