[CML 006621] ベーシックインカム関連の講演会・研究集会・書評のご案内(転載)

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2010年 11月 24日 (水) 22:53:28 JST


紅林進です。
   
  ベーシックインカムに関連した下記講演会と研究集会のご案内を
  転載させていただきます。
   
  なお私も編集委員の一人としてかかわっている隔月刊の雑誌
  『プランB』は次号No.31から新たに創立されたNPO法人「日本
  針路研究所」の発行(発売はロゴス)となります。
   
  同誌の村岡到編集長は、今年8月に新たな著書『ベーシックインカム
  で大転換』(ロゴス)を出版しましたが、その書評の案内も併せて転載
  させていただきます。
   
  なお私自身は村岡到氏とは「ベーシックインカム」の評価や位置づけ
  については多少異なった考えを持っています。
   
  (以下転載)
   
  <日本針路研究所創立記念講演会>
  
講演 原田 泰(大和総研チーフエコノミスト)
 ベーシックインカムをどう見るか
●2011年1月22日(土)午後2時
●文京区民センター(地下鉄春日駅・後楽園駅下車)
  地図http://www.b-academy.jp/faculty/c04_01_j.html?area=mainColumn
参加費:700円
主催:NPO法人 日本針路研究所

 社会主義理論学会研究集会
テーマ:ベーシックインカムと社会主義
●2011年4月29日(金)午後2時
●会場未定
報告:伊藤 誠「ベーシックインカム構想と社会主義」
    村岡 到「生存権所得の歴史的意義」
参加費:500円
主催:社会主義理論学会

   
   
  村岡到『ベーシックインカムで大転換』の書評案内

 書評がいくつか出ました。

『週刊東洋経済』10月23日号 (純)

『労働通信』11月1日
大石 定

 著者は、現在議論されているベーシックインカムとほぼ同じ意味の政策とし
て、一九九九年に「生存権所得」を問題提起していた。
 第二部では、生存権所得の実現をめざして運動をすすめていく主体、なかでも
かつてマルクスやレーニンなどの思想の洗礼を受けた左翼勢力のなかにある
  観念的な傾向を正そうとしている。「階級闘争ではなく対話」を提唱。……賛否両論
  があると思うが、硬直した思考を打ち破る意味では興味深い問題提起である。

『週刊金曜日』11月5日
西川伸一
筆者のすごいところは、専門外だからなどといって課題から逃げないことである。
  「生存権所得」の財源を示そうと、筆者はわが国の税制を一から勉強して、現行
  の税制度の組み替えまでにまで論を進める。まるで、ビーバーが川辺の木を
かじり倒したり、枯れ枝を集めたりして、いつしか巨大なダムをつくってしまう
かのように。あるジャーナリストが筆者をビーバーにたとえたことを思い出す。
 大資本家だった大原孫三郎と自民党の政治家である石橋湛山に対する積極的
  評価も、意外感を禁じ得ないだろう。筆者は「資本家=敵、労働者=味方」は
  非現実的なとらえ方だと指摘する。それゆえ、変革主体は「労働者(階級)」
  ではなく、〈変革をめざすすべての市民〉」になる、と。

「図書新聞」11月6日
千石好郎
著者は、半世紀前に日本に登場した新左翼運動に加担して以来、独自の理論
  構築を模索して、多くの論客がマルクス主義の呪縛にとらわれたまま低迷を余儀
  なくされるなか、唯物史観に代えて「複合史観」を提唱した。
大原孫三郎(大原社会問題研究所や大原美術館を設立した)や石橋湛山(アジア
  侵略に大わらわだった戦時中に「小日本主義」を主張した)を新たに取り上げ、
かれらは敵ではないと主張する。要するに、マルクスの「階級闘争」論は、誤り
であると批判する。
著者の文章がますます軽妙洒脱になってきたことを痛感している。昔の社会主義
者には、荒畑寒村など達意の物書きがいた。著者もその域に近づいているのかも
知れない。

市民じゃーなる 12月号
高橋 聡
 村岡到の業績は、社会主義を左翼党派の特殊な教義から解放して、民主主義
  ・人権という極めて普遍的一般的な原理の延長線上で規定したことにある。従来
  左翼はマルクス主義に依拠していたので、一般の社会的常識とずれていた。
  村岡の諸著作はその限界突破の試みの軌跡である。
  
全文は近く、ロゴスのHPに上げます。http://www18.ocn.ne.jp/~logosnet/




 

 
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