[CML 006488] 報告:第3回「劣化ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」(11月12日)

Kazashi nkazashi at gmail.com
2010年 11月 16日 (火) 19:04:13 JST


[転送・転載歓迎。重複受信される方、ご容赦くだ 
さい]

 JIM-NET (日本イラク医療支援ネットワーク)事務 
局長の佐藤真紀さんの報告です。ご参考までに。

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 11月12日、国会議員による第三回「劣化ウラン弾 
禁止」勉強会が開催されました。
 超党派の議員が呼びかけ、第三回の勉強会は、同 
兵器が使用された現場に何度も足を運んでいるフォ 
トジャーナリストの豊田直巳氏による現状報告と、 
ニューヨークで今回の決議をめぐり、各国代表とそ 
れぞれの動き等について面談したNGO「ウラン兵 
器禁止を求める国際連合」(ICBUW)振津運営委員か 
らの報告をもとに、議論がなされました。
 当日は、いくつかの重要な委員会と重なり、参加 
された議員も途中での退室がほとんどでしたが、議 
員6名+秘書などによる代理参加が12名と、関心の高 
さが伝わりました。JIM-NETからは、佐藤事務局長が 
参加しました。
以下、議論の様子です。
 写真はブログをご覧ください。
 http://kuroyon.exblog.jp/14401613/

坂口直人議員

 本日は、外務委員会、環境委員会がかさなり、自 
分が質問をしなくてはならないこともあり、遅れて 
きて申し訳ない。国連総会第一委員会で決議案が採 
択されたことは、皆様の、地道な努力の成果であ 
る。半歩、一歩先進した。
 昨今の外交外務委員会など議論を見ていて、国を 
開く、守る議論が盛んで、グローバリゼーションの 
側面をおしつけらている方々や、戦争のもとで、本 
当に、声をあげたくてもあげられないような人々の 
心を、心とするという視点が、国益をまもるという 
ことのもとでおざなりにされている感がする。外務 
委員会などメインの話題になっていないことに危惧 
している。
 経済外交を進めていくことは結構だが、だからこ 
そ、人道、民主化、環境といった普遍的な価値に十 
分配慮すべきである。劣化ウランに関し、議員の間 
で、今盛り上がっているかというとそうとはいえな 
いが、地道な努力の成果と今後の動きなどについ 
て、いいチャンスとして、ご質問等お願いしたい。

Q:広島長崎では、因果関係がいわれているのに、ど 
うして因果関係がはっきりしないのか
  A:広島、長崎では、アメリカ軍がデーターを 
集めるために被爆者の疫学調査を行った。広島・長 
崎でも被曝後20年の時点で「統計的に優位な影 
響」が認められたのは、白血病と甲状腺がんだけ 
だった。劣化ウランに関してはこれからわかってく 
るのでは。広島、長崎からの教訓は、多くの方が亡 
くなってから「因果関係」が認められても意味がな 
いということ。劣化ウランの危険性は動物実験です 
でに危険性が明らかになっている。予防原則から劣 
化ウラン兵器を禁止にするよう求めていく必要があ 
る。
Q:状況証拠があるにもかからず、証明されていな 
い、サンプル数が少ないのか、どのレベルまで証明 
できればいいのか?
  A:原爆症認定訴訟がようやく結審になった。日 
本では、今も続いている。イラクの場合も、証明よ 
りも、患者を救済しなければいけない。まず、救済 
することで、いろんな事がわかってくるのではない 
か。
どのレベルで認めるかということは、劣化ウランの 
危険性が、人間でなくても動物実験などの基礎科学 
で証明できれば、禁止しなければいけない。
Q:イギリスやアメリカでは、決議には反対してい 
るが、軍が安全情報カードを配っていたりという話 
があった。国内的には、どこまで危険度が認知され 
ているのか、兵士が軍を訴えた裁判などはどうなっ 
ているか
  A :裁判に関しては、アメリカの場合は、裁 
判そのものが頓挫している。
イタリアでは、ガンの因果関係はわからないが、軍 
は補償すべきという判決が出ている。
アメリカは、劣化ウランに関して、WHOの報告を引用 
し、大量に吸い込んだ場合の健康被害、長時間ふれ 
た場合の健康被害の可能性は認めている。ただし、 
健康に影響のない範囲でイラクで使用したという説 
明。クウェートなども、やはりWHOの報告を引用し、 
パンフレットを作成。軍人や、民間人にも注意を訴 
えている。また、アメリカ軍と合同で2003年のイラ 
ク戦争後の劣化ウラン弾で破壊された戦車の一部を 
回収し、除去作業を行った。
イラク政府は、人権省が、劣化ウラン使用に関して 
アメリカを訴追するとの報道が現地新聞に出てい 
た。今のイラクは、選挙後首相がまだ決まらない状 
況なので、今後この話がどうなるかわからない。イ 
ラクでは、劣化ウラン弾の記事が現地新聞などに結 
構でているので、JIM-NETでサマリーをまとめる予定。

参加者:
阪口直人、生方幸夫、服部良一、福島みずほ、吉田 
忠智、川田龍平 (以上本人)
小野寺五典、空本誠喜、大野元裕、加賀屋健、高木 
美智代、大口善徳、津川祥吾、山内康一、松崎公 
昭、大河原雅子、道休誠一郎、金子原二郎 (以上 
代理)

超党派による議員学習会呼び掛け人
(五十音順)
秋葉 賢也 衆議院議員(自民)
井上 哲士 参議院議員(共産)
小野寺 五典 衆議院議員(自民)
亀井 亜紀子 参議院議員(国新)
近藤 昭一 衆議院議員(民主)
斉藤 鉄夫 衆議院議員(公明)
笠井 亮 衆議院議員(共産)
阪口 直人 衆議院議員(民主)
服部 良一 衆議院議員(社民)
山内 康一 衆議院議員(みんな



JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)
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