[CML 006373] 尖閣衝突、ビデオ流出(3)

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2010年 11月 8日 (月) 02:47:00 JST


ni0615と申します。
情報資料です。転載や引用では原典のURLを明確にしてくださるよう、御願いいたします。


今日もテレビは「尖閣狂想曲」、まるでプロレス報道の老舗「東スポ」状態でした。
帰宅してさきほど見たフジテレビの夜のニュースショウも「中国漁船非難」を煽っていました。

たしかにその番組も言ってるように、衝突時の中国漁船の船の操縦には疑問いや問題がありま
す。しかし海上保安庁巡視船の操縦の仕方にも大きな疑問があります。しかし番組は前者だけ
をとりあげて中国漁船の「航跡」だけを解説し、後者はネグレクトしていました。

プロレスの応援やサッカーの応援なら、日本チームの贔屓ネタだけを取り上げてもいいですよね。
でもこれは国際政治の問題です。「航跡」を問題にするなら、巡視船の「航跡」もしっかりとした説
明が必要です。

1、(1回目の衝突まで:ビデオ(1)(2)(3)(4))
操業中の漁船に退去勧告放送をしていた巡視船「よなくに」が、なぜ、漁船がスクリュウを回し始
めたのをみて(「前進行きあし」とアナウンス)、その前方に回り込んだのでしょうか?  退去を勧
告したのになぜ行く手を阻んだのでしょうか?

2、(2回目の衝突:ビデオ(5)(6))
これについても番組は衝突直前の数秒だけを切り取っています。「はてるま」から撮影したビデオ(6)
をみれば判るとおり、番組では伏せられている衝突時の直前の「みずき」の「航跡」をみれば、
「みずき」は漁船の進行方向にほぼ直角に突っ込んでいることが判ります。衝突はそうした状況の
中で起こっています。

せっかくのビデオ流出(笑)ですから、こうしたことも冷静に見ておくべきだと思います。


以下は、中国側の報道を反映したサイトの記事です。関心がある人はBookmarkしておくと良い
でしょう。平和主義者を自認するならば、国内のニュースともいえないような「尖閣狂想曲」を聞くだ
けでなく、参考として中国側の言い分も耳にいれるべきでしょう。これは、プロレスやサッカーの応
援ではないのですから。



【参考資料】『有縁ネット=中国と日本=あれやこれや』
http://henmi42.cocolog-nifty.com/

http://henmi42.cocolog-nifty.com/yijianyeye/2010/11/post-9fe4.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~《 引用開始 》
1880 中国は見る(903) 尖閣衝突ビデオ ネット流出 (1)

1.尖閣衝突ビデオ ネット流出か?

9月、尖閣諸島(釣魚島)海域で海上保安庁の巡視船と中国の漁船“?晋漁号”が衝突したものと
見られるビデオが数種類、ネットに数種類流出しているのがわかった。このビデオの真偽について
は不明である。 これまで日本政府は、日中関係に影響するからとの理由で、ずっと公開を拒否し
ていた。

4日夜から、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオと見られる複数の動画がネット上に流れた。 
映像は2分半から11分半までのものがあり、漁船の船体に“〓晋漁5179”とあるのが見える。
 ※〓=門構えに虫 

そのうちの映像の一つには、日本の船舶が北京語で、漁船に“出て行くよう”求めている放送が聞
こえた。
“こちらは日本の海上保安庁の巡視船です。 貴船は今、日本領海内にいます。 すみやかに日本
の領海の外に出なさい”

もう一つには、日本の巡視船が漁船の航行を妨害しようとし、双方が衝突し、現場からは黒い煙が
上がっているのが見える。 この後、二つの船は左右に分かれた。

尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件は、9月7日に発生した。 海上保安庁は2時間ものビデオを撮影
しているという。 日本政府は、これまでずっと公開を拒否していたが、衆参両院の約30人ほどの
議員にだけ、編集されたビデオを視聴させていた。 

漁船衝突事件は、日中関係を急激に悪化させた。 中国は、釣魚島(尖閣諸島)は中国固有の領土
であると表明し、日本が釣魚島海域で違法に妨害し、中国漁民を拿捕したと、何度も批判した。
また日本がいかなるビデオ映像を持ち出そうと、釣魚島が中国領土であるという事実を変えることは
出来ないと指摘している。

2.日本 ネット流出ビデオ 海保撮影と認める

東方ネット11月5日電:昨夜から今日未明まで、9月に中国漁船の“〓晋漁5179”が釣魚島海域で
海上保安庁の巡視船と衝突したビデオがネット上に突然複数本流出した。 日本のメディアの報道に
よると、今日午前、日本の鈴木久泰海上保安庁長官はこのビデオが海保が撮影したものと認めた。 
午前、菅首相も関連部門に“しっかり調査して、原因究明しなければならない”と指示した。 
※〓=門構えに虫 

3.日本メディア: 尖閣衝突ビデオ ネット流出と伝える

台湾“中広ネット”が11月5日、日本のメディアの報道を引用したところによると、今日ネットに、日本
側が撮影した中国漁船衝突事件のビデオ映像が流出したという。 「ユーチューブ」に投稿された映像
は全部で6本で、合計44分あり、映像には、漁船の船体上に“?晋漁5179”の字体が見える。 
※〓=門構えに虫 

ビデオの一つには、海上保安庁の巡視船の保安官が中国語で漁船に“日本の領海”に入っていると
警告し、すぐ退出するよう求めているものがあった。 別のビデオには、日本側の巡視船が漁船の航行
を妨害しようとし、その後、両方の船が衝突し、現場から黒煙が上がり、その後、2隻の船は別々に
離れていった。

報道は、海上保安庁の幹部の話を引用して、“映像の一部は本物です”という。 同庁は現在、事実
確認を急いでいる。 海上保安庁が撮影した中国漁船衝突ビデオは、先日、菅首相や国会の一部議員
に“限定公開”したが、一般公開はしていない。

中国の外交部報道官は、以前、“海上保安庁巡視船が釣魚島海域で中国漁船を妨害したり、追い払っ
たり、遮ったり、取り囲んだり、拿捕することは違法で、中国の領土の主権と中国漁民の正当な権利を
侵すものである。 いわゆるビデオ映像は事実の真相を変えることはできず、日本の行為の違法性を
覆い隠すことはできない”と述べている。  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~《 引用終了 》


http://henmi42.cocolog-nifty.com/yijianyeye/2010/11/post-bad3.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~《 引用開始 》
1881 中国は見る(904) 尖閣衝突ビデオ ネット流出 (2) 外交部:尖閣衝突ビデオ 
ネット流出についての見解 November 07, 2010

1.外交部:尖閣衝突ビデオ ネット流出についての見解

外交部ウェブサイト11月5日報道:

質問:釣魚島(尖閣諸島)“漁船衝突事件”のビデオがネットに流出しました。 中国の見解をお聞かせ
下さい。
答え:日本が中国の釣魚島海域で中国漁船を妨害、追い払い、遮ったり、包囲など行い、衝突が発生
しました。 日本のこのような行為自体違法なものです。 ビデオといったもので、事実の真相を変える
ことはできないし、日本の行為の違法性も覆い隠すことはできません。 改めて申し上げます。

2.日本:尖閣衝突ビデオ ネット流出で 中国に説明か?

解放ネット11月5日電:11月5日、米国インターネット動画サイトの“ユーチューブ”に、尖閣沖漁船衝突
ビデオと見られるものが突然流された。 鈴木久泰海上保安庁長官がただちに“同ビデオは海保が撮影
したものだ”と認めた。 日本の関連部門は、ビデオを流出させた責任者を厳しく追及している。

共同通信社11月5日のニュースによると、仙谷由人官房長官は5日午後の記者会見で、漁船衝突事件
の映像がネッにながれたことについて、“事実がはっきりしたら、中国にしかるべく説明をする。 公務員
が故意に流出させたとしたら、明らかな《国家公務員法》違反である”と語った。 また、8日の衆議院予
算委員会で、政府の調査内容について説明を行うが、衝突ビデオの全面公開はしないと語った。 仙谷
氏は、5日午前の記者会見で、“真偽を必ず調査する。 必要があれば調査を捜査に移行させるかどうか
という判断をしないといけない”と強調した。 今ちょうど警視庁の調査情報流出事件が起こっていること
に鑑み、仙谷氏は、“調査資料流出も大変な事態です。 もし本当に流出したのだとしたら、相当大きな
「メス」を入れる改革が必要だと考えている”と述べた。 また、衆議院予算委員会が5日の理事懇談会
で決まり、衝突事件と見られるビデオ流出について、8日の予算委員会の前に開かれる理事会で、海上
保安庁と法務省から、映像の真偽と流出元の調査報告を聴くことになった。

“流出事件”について、中国外交部の洪磊副報道局長は、11月5日の定例記者会見で次のように答え
た。“日本が中国の釣魚島海域で中国漁船を妨害、追い払い、遮ったり、包囲など行い、衝突が発生し
ました。 日本のこのような行為自体違法なものです。 ビデオといったもので、事実の真相を変えること
はできないし、日本の行為の違法性も覆い隠すことはできません。

3.尖閣衝突ビデオ ネット流出で 各党議員唖然!

人民ネット11月5日電:共同通信社によると、国会議員達は5日、ネット上に流出した衝突事件のビデオ
を見た後、政府の情報管理の甘さに驚きを表明した。

1日、尖閣衝突ビデオを見たばかりの民主党の内川博史衆議院議員は驚きの表情で、“情報の公開と
流出は180度違う。 危機管理と情報管理で追及を受ける。 政府として深刻な問題です”と語り、更に、
ネット上のビデオの一部は、“私が見たビデオの撮影場所と違う”と指摘した。 そして現在、ネット上で
見ることが出来るこのビデオについて、彼は“本来なら、ビデオが出回った最初の時点で削除する管理
能力がなければならない”と語った。

自民党の磯崎陽輔参議院議員は、“(ビデオ)を流出させたとしたら《国家公務員法》違反である。 徹底
的に調査し、断固たる処置を取るべきだ”と語った。

自民党の猪口邦子参議院議員は、警視庁公安部が作成した文書が流出した事件について、“これもみな、
行政を統括する政府の管理能力が落ちた証拠である。 情報管理が緩みすぎている”と述べた。

4.尖閣衝突ビデオと見られる映像がネットに流出 日本 流出と認める

新快報ニュース:共同通信社5日のニュースによると、9月に中国漁船“?晋漁5179”が尖閣諸島(釣魚
島)海域で海上保安庁の巡視船と衝突した時の現場の映像と見られるビデオが(4日夜)ネットに流された。 
海上保安庁は、撮影したビデオが流出した可能性があると認めた。 鈴木久泰海上保安庁長官らは、5日
未明から集まって対応措置を話し合っている。

日本側
首相 流出の徹底的な原因究明を指示

このビデオは、2分半から11分半の長さのもので、船体に“?晋漁5179”と書かれた中国漁船と日本の
巡視船が衝突後、黒煙を上げている状況がはっきりわかるものである。 海上保安庁の幹部はこれは“本
物のビデオ”だと認めた。 ※〓=門構えに虫 

別の日本のメディアの報道によると、5日午前、鈴木久泰海上保安庁長官は、ネットに流出したビデオは
海上保安庁が撮影したものだと認めた。 菅直人首相は、関連部門に対し、ビデオ流出の原因を徹底的に
調査するよう指示した。

10月27日、日本政府は国会に海上保安庁の撮影した衝突ビデオを提出した。 11月1日、衆議院予算
委員会は衆議院の議員会館会議室で、衆参両院の予算委員会の理事約30人(いずれも国会議員)だけ
で視聴した。


中国側
日本は  両国関係の妨害を防ぐよう努力せよ

米国のケーブル・ニュース・ネットワーク(CNN)5日の報道によると、中国漁船衝突ビデオがネットに流出
した事件で、中国外交部の崔天凱外務次官は、“釣魚島衝突事件の事実はもう明らかとなっている。 
日本は、中日関係を妨害する情況の防止に最大の努力を尽くすべきだ”と指摘している。

崔天凱外務次官は、“日本が中日関係が直面している困難を克服し、中日の戦略的互恵関係を推進する
誠意が本当にあるなら、最大の努力で、各種の妨害を防ぐべきだ”と述べた。

またその他に、事件が胡錦涛国家主席と日本の菅直人首相のソウル主要20カ国・地域(G20)首脳会議
で、二国間の首脳会談が行われるかについて、崔天凱外務次官は、現在、胡錦涛国家主席がとの国家
元首と二国間会談を行うかについては、まだ調整中だと述べた。

重大関心事
日本の行為は違法 ビデオがあろうと覆い隠せない

新華社電:外交部の洪磊副報道局長は5日、“釣魚島漁船衝突事件のビデオがあろうと、日本の行為の
違法性を覆い隠すことはできない”と答えた。

記者の質問:釣魚島(尖閣諸島)“漁船衝突事件”のビデオがネットに流出しました。 中国の見解をお聞か
せ下さい。
洪磊副報道局長:日本が中国の釣魚島海域で中国漁船を妨害、追い払い、遮ったり、包囲など行い、衝突が
発生しました。 日本のこのような行為自体違法なものです。 ビデオといったもので、事実の真相を変える
ことはできないし、日本の行為の違法性も覆い隠すことはできないと改めて申し上げます。

流出調査
投稿者探しは難中の難

新快報ニュース:ヤフーニュースネット5日の報道によると、 日本当局はビデオ流出事件の徹底調査を表明
しているが、しかし最初に「ユーチューブ」に投稿されたビデオは、その後アカウントともども削除された。 
その上、このアカウントは木曜日(4日)夜に設定されたものだった。
この点から考えると、ビデオ流出の投稿者追及は格段に難しいといえる。

1.政府の内部の人がうっかり漏らした。 海上保安庁以外では、ビデオを視聴した国会議員も嫌疑から除外
するのは難しい。 警察も最近ばつが悪い。 国際テロ関連のファイルが日本の有名なファイル交換ソフト
「ウィニー」に流出した。

2.日本の当局は自分への追及を逃れるため、わざわざ人の目をそらそうとしている。 韓国SBSテレビが
5日報道したところによると、衝突ビデオは今月1日、日本の一部議員だけ視聴したが、一般公開はしてい
ない。 だから今回の流出は故意にやったものだと見ている。

3.情報が伝送過程の中で暗号解読された。 事件発生当日、日本の巡視船は撮影した映像を衛星を通じ
て東京に伝送したが、あるいはこの過程で誰かに抜き取られたかもしれない。

そうではあるが、前述の情報は暗号化され伝送されている。 暗号電文を解読する技術は大変難しい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~《 引用終了 》

ni0615引用者註:
海上保安庁石垣支部の内部では動画が自由に閲覧されていたことが、既に報道されています。
例えば、http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101107-OYT1T00039.htm によ
れば、現在は金庫に保管されている映像データも、
~~~~~~~~~~~~~~~~~《 引用開始 》
事件発生後しばらくの間は、課の共有パソコンでも管理されていた。管理者の許可を得れば、USBメモリー
などを使って捜査担当者のパソコンにデータを移して使用することもできた。同課以外の石垣海保職員や
第11管区海上保安本部(那覇市)からの応援職員が、映像データに触れた可能性は、完全には排除でき
ない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~《 引用終了 》
とのことです。


なお中国のネット裏情報については、
■大陸の風-現地メディアに見る中国社会 / ふるまいよしこ
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/title4_1.html
こちらが中立的(政治的ドグマがない)な筆者なので面白いです。
ビデオ流出についての記事はまだですが。

拝
 		 	   		  


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