[CML 006343] 尖閣衝突、漏出ビデオの“怪”

T. kazu hamasa7491 at hotmail.com
2010年 11月 5日 (金) 20:23:41 JST


ni0615です
転載・引用はご自由です。
文字化けがありましたら教えて下されば幸いです。

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私は見ました!
で、
なあんだ、
と思ったにすぎません。

何処にでもある拿捕事件の一つに過ぎないのではありませんか。

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きょう、「尖閣ビデオ」がYoutubeにながれたといって、
例えばこういう人たちが大騒ぎしているらしいんです。

産経新聞官邸詰キャップの阿比留瑠比さん
こんな記事をお書きになってます。 
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1876723/

ナントカして「尖閣狂想曲」をもっと大音声で鳴り響かせたいようです。
その先にどんな「美しい国日本」があるのかは存じ上げませんが。

で、まあ、私も衝突ビデオとやらを見たくないわけではありませんから、さがしました。

こういうときには右翼さんのサイトが便利です。
「アジアの真実」さんhttp://ameblo.jp/lancer1/
お久しぶりです。

そこには、6本のYoutubeが貼ってあります。
しめしめ、見れるぞ!!

しかしもう午後も大分たっていますから、みんな削除されていました。でもきっと、
削除される傍から、名前を変え、サイトを替え、いたちごっこでアップされたのでしょう。

私も「尖閣 海上保安庁」で動画検索して
なんとか6本全部を見ることができました。

(1)7分30秒  巡視船「よなくに」船上からの撮影

(2)8分09秒  同上

(3)11分21秒 同上 

(4)11分25秒 同上 「よなくに」から見た1回目の衝突

(5)3分33秒  巡視船「みずき」から見た2回目の衝突

(6)2分29秒  巡視船「はてるま」から見た2回目の衝突


(1)(2)(3)は、停船して網を引揚げている中国漁船の観察です。

(4)では、中国漁船が網を引揚げた後、前進航行を始めたタイミングで「よなくに」が、
漁船の前方を回りこみ衝突が起こりました。
世情伝えられているように
「何もしない巡視船に突如ぶつかってきた」とは決して見えません。
目の前に現れた巡視船を見て制動をかけられなかったのか、
敢えて制動をかけなかったのか、それは微妙です。 

(5)は、第1回の衝突後「逃走」している中国漁船を強制停止させようとした「みずき」と
中国漁船との衝突です。
双方がどういう状態で衝突したのか、このカメラは主観座標なのでよくわかりません。 

その点(6)は、離れたところから衝突の瞬間を撮影したので、客観座標として判りやすいです。

その映像を観ると、「逃亡中」の中国漁船の直進進路に対して「みずき」は直角に入り、
漁船に急制動をかけさせようとしましたが、漁船はそのまま進みます。
相手が停まろうとしないので「みずき」は衝突直前に急速左旋回を試みましたが、
衝突を回避できませんでした。

以上のことがわかりました。
これはこれで、中国側の言い分もそれなりに立つビデオでした。

停船しないから「公務執行妨害」というのは日本側の論理であって、
それに基づけば中国側の非はいえますが、
「巡視船は何もしないのに意図的にぶつかってきた」というには無理があると思います。 

まあ、このビデオは中国側にも流出しますから双方の舌戦は再びまき起きるでしょう。
しかし、誰かさんたちが期待したようには、
「暴支膺懲(ぼうしようちょう)」が、このビデオによって沸騰するとは到底おもえません。

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で、このビデオをテレビ局がどう紹介するかが見ものです。
これって
「アフレコ=After recording」ビデオですよね。

あたかも現場で撮影しながら解説したように見せかけていますが、
アナウンスのタイミングといい、風で声がかすれていないことといい、
室内での録音を足したことはミエミエです。 

「風ノイズ」と「解説」の声紋分析をすれば、簡単にバレますよ!!

このアフレコ版の短いのを、国会の予算委員会の議員さんたちも見せられたのでしょうか?

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さらに、このビデオを見てわかる非常に大事なことがあります。
衝突した巡視船と漁船は、大人と子供、ガリバーと小人ぐらいの差があることです。 

これって新聞やテレビの記者の不勉強にも拠るのですが、
漁船の総トン数は「積載量」、そして巡視船の総トン数は「排水量(自重)」で、全然違う測りかたなんですね。それを無視して報道されています。

次のような記述に誤魔化されては成りません。

海上保安庁巡視船「よなくに」 1349トン
海上保安庁巡視船「みずき」 197トン
中国漁船“閔晋漁5179” 166トン

全長をみれば、「積載量」と「排水量(自重)」の規準の違いもわかります。それぞれの数字を3乗してみてください。

海上保安庁巡視船「よなくに」 89m
海上保安庁巡視船「みずき」 46m
中国漁船“閔晋漁5179” 37m

それが、映像で見ればもっと歴然です。
もし、
中国漁船が物凄い軍艦に見えた人は手を上げてください。



 		 	   		  


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