[CML 004170] 扶桑社版教科書の採択の無効等を求め提訴-愛媛

Okumura Etuo zxvt29 at dokidoki.ne.jp
2010年 5月 20日 (木) 15:34:25 JST


愛媛の奥村です。

BCCでお送りします。
重複される方は、すみません。

えひめ教科書裁判を支える会からの報告とお知らせ

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今治市教育委員会が行った扶桑社版教科書の採択の
無効などを求め
5月19日に松山地裁に提訴しました。

理由は、

歴史歪曲などの教科書の記述内容や検定問題も違法であるとしていますが、

今治市教育委員会が、採択協議会の答申
(現在使用している教科書を継続することが望ましい)を無視して、
教育委員らの個人的な独自の評価に基づき、
扶桑社版歴史・公民教科書などを採択したことは
適正手続などに反し、違法であることを訴えの中心にしてゆきます。

住民訴訟という法的枠組みの規定から
違法な財務会計行為との関係をもとに訴える必要があり、

1、採択を要した費用(選定資料などのコピー代金と委員らの報酬)

2、教員用の教科書及び指導書の購入費(採択に基づき新たに購入することになる)

の違法な公金の支出を問題にし、
違法な採択を行った5人の委員らに対して、
市の財政に損害を与えたのでその弁償(損害賠償)を求める訴えとなっています。

訴状は下記
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/zxvt29/28/28-1-1.pdf
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裁判の目的と中心の論点

みなさんご存知のように、「つくる会」は、

教科書づくりと平行して、同教科書が採択されやすい環境を整えるために

『現場教員の調査研究に基づいて、
採択協議会などが教科書の順位をつけて採択すべき教科書を答申する採択方法など
は、
教育委員会の権限を侵す違法な手続である』

と主張し、
教育委員会の採択権限を強化させてきました。
そして、事実上「つくる会」の主張どおりの採択が全国で行われるようになりまし
た。

つまり、
教育委員の私的な独自の評価に基づき
委員の多数決による裁決という採択が行われています。

現時点では、扶桑社版や自由社版教科書を
教育委員らの多数が、高く評価し、
答申と異なる教科書(答申を無視)を採択するところは
少数ですが、
「つくる会」が主張してきた採択方法が、実体化しています。

ということで、
この採択の方法を
この裁判の論点に据えています。

採択権限に関する資料を下記にまとめていますので参照ください。

 <http://www.dokidoki.ne.jp/home2/zxvt29/28/28-4>
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/zxvt29/28/28-4-1.pdf


以下、昨日の提訴に関するマスコミ報道です。
原告の弓山さんが、新聞記事を原告別府さんい送り、
それを別府さんが、打ち込んだものです。

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Okumura Etuo
zxvt29 at dokidoki.ne.jp
えひめ教科書裁判資料
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/zxvt29/sub2-sabannsiryou.htm
小説『坂の上の雲』及びNHK放映をめぐる資料
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/zxvt29/sub4/4/sakakumo.html
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記事は転送禁止

【愛媛新聞 2010年5月20日 木曜日 社会4面】

教科書採択は「違法」

今治市長らを市民団体提訴

 今治市教育委員会が2009年8月に採択した扶桑社版などの
10年度中学教科書について、採択手続きが違法だったとして、
市民団体「えひめ教科書裁判を支える会」のメンバー7人が19日、
菅良二市長や市幹部、市教委幹部らを相手に、採択の無効確認や
採択に掛かった公金約175万円の賠償などを求める住民訴訟を
松山地裁に起こした。

 訴えによると、今治市教委は09年8月27日に10年度から中学校で
使用する歴史、公民、国語の教科書について、中学校長や教頭、
保護者代表らで構成する「今治地区教科用図書採択協議会」が
答申した教科書とは別の教科書を採択。教育委員の地位と職権を
利用し勝手に教科書を採択したのは違法で、新たな教科書の購入代金
などは違法な公金支出に当たるとしている。

 今治市監査委員は4月下旬、同会メンバーが市教育委員の報酬など
計約22万6千円の返還を求めた住民監査請求を「理由がない」として
棄却していた。

 松山市で会見した原告の奥村悦夫さん(58)=今治市東村南
1丁目=は「従来は答申通り採択するのが慣例。社会通念上の
慣例にも拘束力はあり、採択教科書を決める権限を持たない委員の
好みで別の教科書を採択するのは違法」と主張した。

 一方、今治市の高橋実樹教育長は「適正な手続きで教科書を
選んでいる」と強調した。


【朝日新聞 2010年5月20日 木曜日 愛媛13版 27面】

今治市長らを提訴

教科書採択で市民団体

 今治市教育委員会が今年度から市立中学校の歴史の教科書に
使っている「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版は、教育委員の
私的評価に基づいて違法に採択されたものだとして、同市の7人が19日、
市教委の小田道人司(みちとし)委員長や菅良二市長ら5人を相手取り、
採択取り消しなどを求める訴訟を松山地裁に起こした。訴訟では、採択に
かかった費用など約180万円の返還も求めている。

 原告は市民団体「えひめ教科書裁判を支える会」のメンバー7人。

 訴状などによると、市教委は昨年8月、同市と上島町の校長や生徒の
保護者らでつくる「今治地区教科用図書採択協議会」から東京書籍版
を推薦するとの答申があったにもかかわらず、教育委員による多数決で
扶桑社版を採択した。これについて原告側は、適正手続きに反する
違法な採択だと訴えている。会見した原告の奥村悦夫さん(58)は
「平和な社会の実現のため、かつての戦争を反省している教科書を
子どもらに渡していく義務がある」と話した。

 一方、小田委員長と菅市長は、いずれも「訴状を見ていない」など
として「コメントできない」としている。


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