[CML 004022] 鹿児島・阿久根市長の新たな暴挙と竹原・阿久根市長リコールの提案

higashimoto takashi taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
2010年 5月 8日 (土) 17:51:16 JST


鹿児島の友人から「しばらく阿久根市長問題も鳴りを潜めるかと思っていましたが、またやりたい放題
のことを始めました」というメールがありました。この新たな「やりたい放題のこと」については多くのマ
スメディアが記事にしています。その中から毎日新聞と南日本新聞の記事のURLを下記に掲げます。

■鹿児島・阿久根市長:「専決」で条例制定 「独裁宣言と同じ」市議批判(毎日新聞 2010年5月7日 西部夕刊)
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20100507ddg041010011000c.html
■阿久根市長「必要施策は専決」 議会無視と批判の声(南日本新聞 2010年5月7日)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=23792

下記は鹿児島の友人宛ての私のメールです。

○○さん

今回の阿久根市長・竹原(もう呼び捨てにしますが)の専決処分は、「議会を招集する時間的余裕が
ない」(自治法第179条)わけではなく、「仕事は迅速にやるべきで、議会にかけたら時間がかかる」
(毎日新聞 2010年5月7日付)という理由であえて議会を召集しないわけですから、明らかに地方自
治法に違反する事態だと思います。こういう事態における専決処分は無効である旨、裁判において
も判決が出ています。

「本件専決処分は時間的余裕がないためにやむなく行われたものではなく、市議会の議決を免れる
ことを意図してされたものと評価されても致し方ないというべきである。したがって、本件専決処分に
ついては、『普通地方公共団体の長において議会を招集する暇がないと認めるとき』という要件を充
足しないから、これによって制定された本件改正条例は,効力を有しないというべきである」(銚子市
職員調整手当請求事件 平成19年3月9日 千葉地裁 民事3部)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070704095740.pdf

したがって裁判という手段に訴えれば勝訴は確実だと思われますが、裁判は上告まで視野に含めれ
ば長期にわたりますし、また市長の失職につながるような案件でもありません。阿久根市長を失職さ
せるためにはやはりリコールが早道だと思います。

同市長が再選されたのは昨年の5月31日。したがって、来月1日になれば1年間のリコール禁止期
間はクリアされます。いまがリコールに打って出るチャンスだと私は思います。

以前のメールでご紹介した「阿久根市長 支持集めるわけ」という朝日新聞記事(注参照)によれば、
議会では多数派(16分の12)を占めている反市長派の議員は「これまで2回の不信任決議の結末
がトラウマ」になっていて、不信任決議案の提出、リコール運動の提起などの市長解職のための「動
きは鈍い」ということです。しかし、いまのいまという段階でそういう及び腰であってはならないと思い
ます。昨年5月の出直し市長選では反市長派は阿久根市長に562票差まで迫る奮闘を見せたので
す。さらに昨年5月の段階といまとでは格段に状況も違うはずです。阿久根市長の常軌を逸した行
動を連日のように批判的に報道してきた(それは同市長が連日のように常軌を逸した行動をするか
らにほかならないのですが)マスメディアの影響ということも当然あるでしょう。昨年の5月段階とは
比較にならないほど竹原市長に対する市民の視線は厳しくなっているはずです。

注:阿久根市長問題(2) 「阿久根市長 支持集めるわけ」という見出しの朝日新聞の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/1071120.html)

私はいまがチャンスだと思います。阿久根市の市民と議員はこれまでのトラウマを克服して、いまリ
コールという手段に打って出るべきだと思います。

リコールということになれば有権者の3分の1以上の署名が必要ですし、署名集めが成功したした
として、その請求の60日以内には住民投票も行わなければなりません。これはリコール運動側に
とっては大変な作業といわなければなりませんが、逆にいえば竹原リコールの運動の意志が市民
の間に確実に拡まっていくまたとないチャンスともなりうるものでしょう。

私は勝算はおおいにある、と思います。上記の機運が阿久根市で大きくなっていくことを私は期待
します。

参考:
■鹿児島・阿久根市長の新たな暴挙と竹原・阿久根市長リコールの提案(「草の根通信」の志を継いで 2010年5月8日)
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/3305996.html
■[3]ツイッター現象について考える ―具体論として:田原総一朗 太田光は官房機密費をもらったか?(同上 2010年5月8日)
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/3285719.html
■[2]ツイッター現象について考える ―「流言飛語」説再論(同上 2010年5月7日)
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/3248249.html
■[下]前田朗さんの前掲エントリー批判 ―野村浩也氏の著書の紹介を中心に― (同上 2010年5月7日)
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/3242863.html
■[上]前田朗さんの前掲エントリー批判 ―野村浩也氏の著書の紹介を中心に― (同上 2010年5月7日)
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/3242522.html


東本高志@大分
taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi



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