[CML 003972] Re: 「沖縄県民は鳩山打倒に動かなければ嘘だ」〜天木直人氏の認識と見解に全面的に賛同します

maeda akira maeda at zokei.ac.jp
2010年 5月 5日 (水) 17:31:38 JST


前田 朗です。

5月5日

東本さん

「私は天木さんを知っている。とてもいい人なんだ。だから・・・」といった内
輪でしか通用しない主張がありますが、それこそ「どうぞご勝手に」の類です。

政治・外交問題にかかわり、しかも沖縄県民の生存権・生活圏が徹底的に侵害さ
れている問題について議論するのに、お仲間だけの内輪ぼめをして喜んでいる精
神の貧困は目を覆わんばかりのものがあります。

もっとも、こういう素晴らしすぎる方たちと議論しても時間の無駄ですから、こ
れでおしまいにします。

東本さん

おすすめしたい本があります。もっとも、ご存知かもしれませんが、

野村浩也『無意識の植民地主義』(お茶の水書房)です。

その一部に収められた文章の要旨は野村さんのウエブサイトでも読めます。

http://sociology.r1.shudo-u.ac.jp/nomura/

このサイトの「研究業績」欄に掲載されている論文、特に「沖縄におけるナショ
ナリズムとコロニアリズムに関する予備的考察」「日本人と共犯化の政治」「植
民地主義は終わらない」「無意識の植民地と沖縄ストーカー」などをご覧くださ
い。簡潔な要旨しか掲載されていませんが。

野村氏は、本土から沖縄に出かけては偉そうにご高説をたれる平和運動家を厳し
く批判しています。「沖縄ストーカー」と呼びます。

野村氏の議論は沖縄でも広い支持を得られているわけではないようで、むしろ批
判している人たちもいます。

しかし、私は、野村氏の議論を無視できません。野村氏がいうところの「沖縄ス
トーカー」にならず、かつ「沖縄基地問題=日本問題」に向き合うことをずっと
考えて、行動してきました。ですから那覇市での無防備平和条例運動にも微力な
がらかかわりました。石垣島や西表島で、読谷村や辺野古で、平和運動、反対基
地運動の人々と一緒に活動してきました。

そのためには、内輪ぼめの幼稚園ごっこにふける「沖縄ストーカー」をやめて、
沖縄に基地を押し付けている植民地主義者の一員である自分を根底的に問い直す
ことが重要です。野村著をいかに受け止めるのか、あるいは、いかに反論しうる
のか、私には今でも宿題です。

もしお読みになったら感想を教えていただけると幸です。



CML メーリングリストの案内