[CML 004610] 恒例!夏のコスタリカ・エコ&ピースツアー参加のお誘い!(足立力也さん企画)

maeda at zokei.ac.jp maeda at zokei.ac.jp
2010年 6月 20日 (日) 11:11:08 JST


前田 朗です。
6月20日

転送歓迎

コスカリカ研究の足立力也さん企画ツアーのお知らせです。



 ■■■恒例・夏のコスタリカ・ピース&エコツアー■■■
   ―――コスタリカの「平和」と「環境」―――
 <特別企画>平和主義者・コスタリカ人たちの
 「平和の価値観」がダイレクトに伝わってくる
 ホームステイ特別企画!
 
 8月23日出発 31日帰国
 399,000円
 (詳細・パンフレットのURLは下部に記してあります)
 
 ◆日本随一のコスタリカ研究家、足立力也が全日程同行、
 コーディネート、通訳、ガイドにあたります!
  映画「軍隊をすてた国」(2002年)、「丸腰国家」(扶桑社新書)
 「平和ってなんだろう」(岩波ジュニア新書、ともに2009年)など、
 コスタリカに関する多数の映像作品や著書があるコスタリカの第一人者・
 足立力也が、社会の上から下まで、さらに彼らの生活を包み込む自然環境まで
 詳しく解説しながらの、コスタリカの「平和の秘密」満載のツアーです。
 またとないチャンス、ぜひお見逃しなく!
 
 ○ツアーは3部構成になっています。
 ・第一部・コスタリカの歴史と社会の仕組み・形
  コスタリカの平和は一日にして成ったわけではなく、事実今でもその試みは
 続いています。その歴史を振り返り、その土台を基に築き上げられた
 平和をつくる国の「仕組み」を、国会や裁判所、病院などで紹介いたします。
  また、貧困地域の小学校などで、コスタリカの「負の側面」に触れると同時
に、
 それをどう平和へ転換していっているのか、教育現場での実践を視察します。
 ・第二部・エコツアー
  コスタリカの「平和」は、「民主主義」「人権」「環境」といった、
 現代を構成する価値観で構成されています。なかでも「環境」は、
 それがないと他の二つの意味がなくなるほど重要なポイントです。
 そこでこのツアーでは、2泊3日のエコツアーを体験していただきます。
 国立公園として保護された地域では、イグアナやナマケモノ、ハチドリを
 はじめとしたたくさんの鳥類、蘭などの希少な植物などを観察できます。
 環境保護の取り組みを視察するため、環境NGOなどにも訪れ、
 私たちも少し貢献する機会を与えてもらいます。
 ・第三部・ホームステイ
  コスタリカと日本の間で決定的に違うのは、
 「平和とは何か?」という、もっとも根源的な問いの答えです。
 それを知るためには、一般のコスタリカ人が持つ「平和の価値観」に
 直接触れる必要があります。コスタリカ人が考える「平和とは何か?」
 という問いを、直接言葉で投げかけても、彼らの潜在意識の中にある
 あまたある言葉からひとつ、ふたつを選んで言語化するのみで、
 彼らが平和を考えるときに土台となっている価値観や文化までは
 捉えきれません。そこで、言葉が分からない状態で彼らの家庭に
 飛び込み、「非言語コミュニケーション」を利用して、
 「普通のコスタリカ人」たちが普段何を大事にして暮らしているか、
 直接肌で感じていただきます。そのことによって、
 日本で考えられている「平和」と、軍隊がない社会で考えられている
 「平和」という概念の大きな違いに気付くことでしょう。
 また、その気付きが、今後のみなさんの生活を大きく変える
 きっかけとなることでしょう。
 
 ◆立案者・ガイド:足立力也より
 日本では昨年ついに政権交代が起きましたが、
 この国では選挙による平和裏な政権交代はもう100年以上も前から
 続いてきました。また、60年代に加速した環境破壊は、
 環境保護・保全の大切さを認識し、反省し、取り戻す努力を
 始めるには十分な時間がありました。
 民主主義の新たな一歩を踏み出し、お金中心の社会から
 環境中心の社会に転換する際に、コスタリカはあらゆる方面から
 多くのヒントを与えてくれます。
 学生、教員、平和運動や市民運動、NGOなどに従事する方といった
 「現場」の方々から、年金生活者として第二の人生を送りつつ
 これまでの経験を世の中に還元することを考えていらっしゃる方まで、
 21世紀の日本社会を時代に即したものに転換するために必要な
 考え方がてんこ盛りの現地6日間です。
 少々値は張りますが、間違いなくもとを取らせます。
 それどころか、目からうろこを何枚も落としてみせます。
 私はこれを商売としてもやっていますが、
 行き詰った日本社会の転換の必要性にかられて
 毎回赤字覚悟で再考しています。
 現在のプロジェクトや思考が行き詰った方、
 マンネリから抜け出せない方には特におすすめです!
 
 ◆日程
 8月23日出発(成田)〜8月31日帰国(成田)
 ※成田からの接続便は各地に割安で出ております。
 詳しくはお尋ねください
 ◆費用
 旅行代金:399,000円
 これに燃油付加運賃、任意の旅行保険などが加わります。
 詳しくはパンフレット(最後の紹介するURL)をご覧ください
 
 ■訪問予定先
 ・歴史
  国立劇場、国立博物館(改修中のため入場不可の場合は黄金博物館)
 ・国家機関
  国会(民主主義)、最高裁判所(憲法小法廷・憲法/人権))、
  国立生物多様性研究所(環境、生物多様性)、
  ラ・カルピオ小学校・就学前教育校(教育)
 ・エコツアー訪問先
  ダナウス・エコセンター(環境運動の実践)
  吊り橋(コスタリカ特有の熱帯林をトレッキング)
  ホテルではハチドリを観察できるチャンスも!
 ・ホームステイ
  参加者一人ひとりがばらばらになっていただいて、
 田舎の中流家庭に一人ずつ入っていただきます。
  ペアで参加される方も離れ離れです。
  各家庭のみなさんとともに週末のひと時をお過ごしください。
  何かあった場合は必ず私が近くにおりますので、
  すぐに対応いたします(もっとも遠くて車で5分の距離)。
 ・懇談相手先
  映画「軍隊をすてた国」や著書「平和をつくる教育」
 でも出てきた、コンスエロ・バルガス教諭に、
 「平和をつくる教育」について語っていただきます。
 コスタリカ人たちがどうやって平和の概念を構成していくのか、
 その道筋を聞くことで、現在のコスタリカの(負の部分含め)
 社会の現状や思想の方向性を理解していただきます。
 
 ■寄付
  コスタリカは、社会的には先進国と呼ばれますが、
 経済的には非常に貧しい国家です。私たちは彼らの経験を
 ヒントとしていただくのですから、お返しするのが
 当然の義務になります。そのため、平和への戦いを
 続けている小学校、病床数が足りずに子どもへの
 初期医療および高度な医療が困難になりつつある子ども病院、
 そして環境保護・保全・環境教育を実践しているエコセンター・
 ダナウスへの寄付を料金に含んでおります。
 よくあるスタディツアーの「経験の収奪」を避けるため、
 あらかじめご了承ください。
 (ツアー料金が少し高めに設定されているのも
 この影響が少しだけあります)
 よろしくお願いいたします。
 
 世界に残された最後の楽園…その実態は、
 いまだに貧困や人権侵害に苦しむ人たちの
 自由な意思発言という社会的な価値観と
 それらが侵害されたときに回復しうる
 社会的バックアップシステムです。
 また、それらの価値観に基づいて、政治も社会も動きます。
 そういった国内的な努力が、国際関係でも非常に有利に
 生きてくることになります。
 こういった「丸腰国家」のからくりを解き、
 日本では何ができるかを考える、おおきなヒントが
 宝の山のように眠っています。
 ぜひこの壮大なトレジャーハントに参加してください。
 
 皆様のお問い合わせ・お申し込みをお待ちいたしております。
 
 お申込み:〒660-0084 尼崎市武庫川町4-27-1
  TEL:06-4869-3444
   Email:info at myticket.jp
 ツアーの中身に関するご質問等は足立力也
 info at adachirikiya.com
 までお願いいたします。
 
 既に数名の方のお申し込みをいただいておりますが、
 まだまだ最低催行人数(6人)には届きません。
 ここで皆様のお力を貸していただくことが、
 日本社会そのものを前進するカギとなること請け合いです。
 
 では、皆様のお申し込みをお待ちいたしております。
 
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 足立力也
 info at adachirikiya.com
 ツアーパンフレットURL:
 http://adachirikiya.com/tour10/tour.html





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