[CML 004607] Fw: ガザ自由船団の語る権利ニューヨーク集会参加報告
TERAO Terumi
teraoter at mint.ocn.ne.jp
2010年 6月 20日 (日) 03:10:00 JST
寺尾です。
ニューヨーク在住の方が前報を読んで、我が主の家教会で
行われた集会に参加され報告してくださいましたので、
許可を得て転送します。
なお、写真が
http://picasaweb.google.com/keukmi/FreeGAZA#
で見られるとのことです。
重複して受信された方には大変申し訳ありません。
御手数をお掛けしますが削除してくださることでお許しください。
転送・転載歓迎。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 以下転送 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昨日、この集会にいってきました。
教会は、日ごろからブルックリンのこの地域でさまざまな
社会運動を積極的に行ってきた場所でした。
約150人くらいの人たちが参加していました。教会自体が
それほど大きな建物ではないので、一階と二階の席がほぼ
満席という感じでした。それでも取材が多かったのが
目立ってました。
教会に入る前から二つくらいのカメラクルーがいましたし、
中には10台ほどのカメラが稼動していました。
パレスチナ系英国人のケビンさんのお話しはとても力強い
ものでした。印象に残っているのは、暴力に反対する
人たちは、どこの国籍であれみな協力し合っていること、
それがとても大きな力になること、イスラエルがガザの包囲を
強行しても、ガザの人々への支援に暴力で襲い掛かっても、
何度でも何度でも物資をもってガザに行き、人々への支援を
続けるということが、「支配」という暴力に勝つ道なのだ、
と語られたことでした。
そのあと、リーさんが編集された、船のなかでのビデオの
上映がありました。映像では、銃の音などが聞こえ、
ヘリコプターで乗り込んでくる兵士、負傷した人々、
イスラエルへ拿捕されていく様子などがありました。
生々しい場面はなかったものの、一緒にいった娘は
たいへんショックを受けたようでした。
会場になった教会のあるブルックリンは、少し離れた
ところに大きなユダヤ人コミュニティがあるところで、
昨日、一番最初にお話しされた教会の代表者の
Daughtryさんは、「憎むべきは暴力であって、人々ではない。
イスラエル政府の暴力は許しがたいが、このことで
ユダヤ人を憎むべきではないし、また、イスラエルへの
抗議が反ユダヤ人になると考え、政府の暴力に口をつぐむ
ことがあってはならない。この教会は地域の人々のために
あるもので、そのためにこういう会もここで行うのだし、
イスラエルの人々にも、パレスチナの人々にも黒人にも
白人にもヒスパニックにもアジア人にも、誰にも門戸を
ひらいている」と話されて、会場はスタンディング
オベーションで応えていました。
とにかく、支援を絶えずつづけていくことが、大きな力に
なるということを実行に移している人たちがいることを
知るのは、とても勇気付けられることでした。
多くの人には届きにくい声を伝えようというTUP[注]の
活動にも、大きなエールをもらったような気持ちに
なりました。
最後に、現地にはいけないけれど、ウェブなどから
参加の表明をした署名は2000人以上にのぼると報告され、
そのことにみな元気をえていました。
寺尾さんの呼びかけも、大きな力になりましたね!
-----------------------
[注]:寺尾も参加している Translators United for Peace
(平和をめざす翻訳者たち)という翻訳者集団。外国語の重要な
報道、評論などを日本語に翻訳し、TUP速報として配信して
います。以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.tup-bulletin.org/modules/main/index.php?PHPSESSID=dc4a29e7669158a8217e215eb07929c7
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/
(寺尾光身)
CML メーリングリストの案内