[CML 004598] Re: 参議院選挙で問われるものは

motoei motoei at jcom.home.ne.jp
2010年 6月 19日 (土) 09:58:14 JST


                                                                             
              201.6.19
みなさん・ 南雲和夫さん
お世話さまです。
突然、コメント頂いたのですが。
> 浅井基文教授の見解はそれとして聞くべき点があるにせよ、では具体的にいまどうするのか、選挙前にやるべきことは何か、それが問われます。沖縄県民の声を真に国会で代弁しうる政治家を一人でも多く応援する事が大事ではないでしょうか?

 これが南雲さんの見解ですか。
このような事は当然のことで論議の対象にならないと思いますが。
 私は今の労働組合が政党の下請けになり、労働者の為の組合が政党の為の道具になっている、
と指摘したのです。そこからは労働者の解放は生まれません。
組合が分裂していれば資本家・経営者が喜ぶだけで、安保体制は強化継続されています。 

この見解は間違っていますか。
 ご承知のとおり、労働組合は労働条件の改善と労働者の人権を守る為にあります。
 この実現は単一労組だけではできませんので、他の労働者と連帯して社会変革を伴うものです。
 労働組合は誰でもが加入できる、これが原則です。思想信条の自由が保障され、
組合内での相互批判、政党の支持等政治活動の自由が保障されなければなりません。
組合の分裂によって一般労働者は組合から離れ、その結果組合の弱体が起こり、
経営者は資本の増殖にますます走り、非正規雇用者の増大となり、
貧困労働者の増大となったのです。これは米国追従、自公政権の支配力の巧妙さだけはでなく、
既存の政党(野党)と既存の労組幹部の責任がある、との厳しい総括が必要です。
 言葉だけで非正規雇用制度の廃止を唱えても、それを闘いとる労働組合が成長していなければなりません。自分たちだけの組織を優先し、特定政党を支持しているだけでは、
他の労働者と団結ができず現状打開はできません。
今沖縄闘争に連帯し闘う労働組合はほとんどありません。
これは組合の分裂と一般労働者の組合離れの結果です。
 周知のとおり労働組合は思想で団結するのではなく、
要求によって団結するのです。
労働組合の分裂を解消すること、それは安保体制のくさびとなり、
反貧困に繋がります。
 民主党の幹部が「日米対等・米軍基地の見直し」「普天間移設最低でも県外」公約を反故にしたことは、米政府との間に裏取引がある、と何方でも推測できます。
1989年以前は労組の分裂はなく、(組合内での意見の相違は当然ありましたが)
労働組合が労働者の学校である、という機能を果たしていました。
しかし、今は分裂状態が続き、今でも経営者の有り様に目を向けず、
他の組合を批判している状況が続いています。
この問題を解決していかないと展望は見えません。(石垣)

> 南雲和夫です。労働運動の分裂については石垣氏と全く見解が違います。
> しかしながら、いまやるべきことは、広範な沖縄県民とともに、米軍基地の再編強化と戦う政党、労働者、市民の声を有権者に広く浸透させ、参議院選挙で国会の力関係を変えることではないでしょうか?
> 今朝の沖縄タイムスの報道では、民主党のマニフェストでは日米合意を踏襲し、辺野古移設を進める、との事。これでは自民党、公明党の連立政権と何ら代わり映えしない。もはや菅直人内閣に無い物ねだりはするべきではない(もともと当方は民主党を中心とした連立政権に幻想は持てないと指摘してましたが)。
> 浅井基文教授の見解はそれとして聞くべき点があるにせよ、では具体的にいまどうするのか、選挙前にやるべきことは何か、それが問われます。沖縄県民の声を真に国会で代弁しうる政治家を一人でも多く応援する事が大事ではないでしょうか?

> 南雲和夫です。労働運動の分裂については石垣氏と全く見解が違います。
>
> しかしながら、いまやるべきことは、広範な沖縄県民とともに、米軍基地の再編強化と戦う政党、労働者、市民の声を有権者に広く浸透させ、参議院選挙で国会の力関係を変えることではないでしょうか?
> 今朝の沖縄タイムスの報道では、民主党のマニフェストでは日米合意を踏襲し、辺野古移設を進める、との事。これでは自民党、公明党の連立政権と何ら代わり映えしない。もはや菅直人内閣に無い物ねだりはするべきではない(もともと当方は民主党を中心とした連立政権に幻想は持てないと指摘してましたが)。
> 浅井基文教授の見解はそれとして聞くべき点があるにせよ、では具体的にいまどうするのか、選挙前にやるべきことは何か、それが問われます。沖縄県民の声を真に国会で代弁しうる政治家を一人でも多く応援する事が大事ではないでしょうか?

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