[CML 004568] 【あす6/18】外国籍住民と多文化共生論――東海地域の事例を紹介しつつ

ピープルズ・プラン研究所 muto at jca.apc.org
2010年 6月 17日 (木) 19:18:29 JST


ピープルズ・プラン研究所の山口です。
以下の集まりが明日6/18に迫りましたので、再度ご案内いたします。

【転送・転載歓迎】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ピープルズ・プラン研究所 ラウンド・テーブル】
外国籍住民と多文化共生論――東海地域の事例を紹介しつつ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「外国人は出ていけ」という声がこの日本社会の中でますます聞かれるように
なってきました。しかし、私たちは、「ガイコクジン」と呼ばれる人々につい
て、いったい何を知っているというのでしょうか。

 日本に在住する外国籍者は200万人を超え、過去30年で約3倍となりました。
オールドカマーとも呼ばれる在日コリアンに対する差別が解消されないまま、
1990年代からはニューカマー(新来外国人)と呼ばれるブラジル人、中国人、
フィリピン人などが増えてきました。

 今回、日本の中でも外国籍住民が多い地区のひとつである東海地区にお住まい
の佐竹眞明さんが東京にいらっしゃる機会を利用して、ラウンド・テーブルを開
きます。

 佐竹さんのご報告では、日本や東海地域に在住する外国籍者の状況を説明し、
自治体レベルで定着してきた多文化共生施策の歴史、概況を伝えます。

 その上で、多文化共生をめぐる課題として、「多民族共生」との違い、日本人
との所得階層格差、自治体施策にとどまっていいか(地方参政権、地方公務員採
用・任免問題との関係)、日本の移民政策の不在、日系人帰国支援をめぐる問題
などについて、鋭く指摘がなされる予定です。

 この機会に、皆さまぜひおいでください。

◆日時:6月18日(金)18:30〜
◆場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
◆参加費:800円(会員・生活困窮者〔自己申告〕500円)

<発言者>
佐竹眞明さん

<プロフィール>
名古屋学院大学教員。著書に、『フィリピン-日本国際結婚――移住と多文化共
生』(めこん、2006年、メアリー・アンジェリン・ダアノイとの共著)、『フィ
リピンの地場産業ともう一つの発展論――鍛冶屋と魚醤』(明石書店、2004年、オ
ンデマンド版)がある。

<お問い合わせ>
ピープルズ・プラン研究所
〒112-0014 東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
tel:03-6424-5748 fax:03-6424-5749
ppsg at jca.apc.org
http://www.peoples-plan.org/jp


CML メーリングリストの案内