[CML 004485] Re: 仙谷官房長官とは?

hagitani ryo liangroo at yahoo.co.jp
2010年 6月 11日 (金) 10:50:02 JST


小林さん、情報ありがとうございます。

鳩山氏ばかりを批判するマスコミと左派にうんざりしていました。
普天間基地移転をめぐって、岡田のサボタージュがあったことはまちがいないで
しょう。なにせ外相ですから。
前原などはアメリカン・エンタープライズの常連・・といった具合の党内を抱え
ては、鳩山氏でなくても腰砕けになったはずです。

ひとつ疑問なのですが、仙石官房長官の描くアジアにはASEAN諸国が入って
いないのですね。
じつは、これは、日米安保条約をめぐる議論のお定まりの盲点だと思います。

私は、日米安保条約というのは、日本の軍事化に対する抑止力であって、そうい
うものとして、東南アジア諸国の安全を保障してやっていると思うのです。すな
わち、日本は軍隊をもたないという対外的宣言として、憲法9条を補強する役割
を担っているはずです。

 安保を廃棄したら、日本の国論は二分されるでしょう。そのとき、自分の国は
自分で守れ、という右派の声を抑えることができますか?

米軍基地をめぐる闘争は、安保の枠内での条件改善闘争であるべきではないで
しょうか。

(2010/06/11 9:29), 小林アツシ wrote:
> 仙谷官房長官というのは、どういう人物なのでしよう?
>
> 菅首相の就任後はじめての記者会見について、産経新聞では以下のように書いて
> います。
>
> ↓ここから引用
> --------------
> 鳩山前首相が退陣に追い込まれた大きな要因である米軍普天間飛行場(沖縄県宜
> 野湾市)移設問題に関しても、野党時代に海兵隊の沖縄撤退論を繰り返し主張し
> ていたことなどおくびにも出さなかった。
> --------------
> さらに首相は「まずは官房長官のところでどういうチーム、枠組みで取り組むか
> 検討していく」と述べ、内閣の最重要課題の責任をさっそく仙谷由人官房長官に
> 押しつけた。
> --------------
> ↑引用ここまで
> http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100609/plc1006090003000-n2.htm
>
> 普天間基地の「移設」問題を「押しつけられた」かどうかはわかりませんが、官
> 房長官になった仙谷由人という人物が、今後要注意であることは間違いないでしょ
> う。
> (岡田外務大臣と北澤防衛大臣に非常に問題があるのは、鳩山政権で明確になっ
> てしまいました。)
>
>
> 沖縄タイムスでは、仙谷官房長官に関して以下のように書いています。
> ↓ここから引用
> --------------
> 仙谷由人氏は、2004年8月の沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落直後、民主党の
> 国会議員でつくる「米軍ヘリ墜落事故現場調査団」の団長を務めた以外、沖縄と
> のかかわりは薄い。
> --------------
> 新政権は名護市辺野古周辺への移設を盛り込んだ鳩山政権下での日米共同声明、
> 政府方針の踏襲が予想される。仙谷氏は「熟議の民主主義」を信条に掲げており、
> 県内からは世論の大半が反対する県内移設の実情に耳を傾けてほしいとの期待の
> 声も上がった。
> --------------
> 1998年から2年間、仙谷氏の秘書を務めた上里直司県議(民主)は、金融や
> 医療問題、憲法論議など幅広く政策に精通しているとして仙谷氏の活躍に期待す
> る。
> --------------
> 基地問題では04年に党のヘリ事故調査団長として沖縄入りした後、沖縄関連の
> 問題と直接かかわる機会は多くなかった。
> しかし、上里氏は自らが提言する「地域主権」の問題に仙谷氏が関心を示してい
> たことに触れ、「沖縄の基地問題は合意のないような押しつけが進み、民主主義
> が機能していない。
> 仙谷氏のキャッチフレーズは『熟議の民主主義』だ。聞く耳を持ち、提言した政
> 策を受け止める度量はあると思う」と述べ、あらためて同県連、県民との対話に
> 期待した。
> --------------
> 一方で、社民党の照屋寛徳国対委員長は仙谷氏と自治労協力国会議員団で一緒だっ
> たころを「彼は弁護士として私の1期先輩。筋を通す性格で、堅物という印象」
> と振り返る。
> 「旧社会党出身だが、取り立てて沖縄へ思い入れがあるかは分からない。鳩山政
> 権で沖縄との交渉役だった平野博文官房長官よりも、厳しい対応かもしれない」
> と述べ、沖縄との距離感を計りかねている。
> --------------
> ↑引用ここまで
> http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-09_7101/
>
>
> 本人のWebサイトでは、以下の文章がありました。
>
> ↓ここから引用
> --------------
> 平和な東アジアを創ります。
> 戦後の反省の中で、日本はアジアから目を背けてしまっていましたが、戦後50
> 年たった今、まず日本、中国、台湾、韓国、北朝鮮などの近隣諸国とは、折り合
> いをつけ、仲良くやっていくべきです。
> アジアがまとまると、世界一の経済圏になります。豊かな資源を生かし、お互い
> に自由に行き来ができ、助け合って生きていく『アジアの時代』を創ります
> 今、そのためのリーダーシップを日本がとる時期です。
> --------------
> ↑引用ここまで
> http://y-sengoku.com/01rinen.html
>
> 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に対する必要以上の敵視政策やバッシングが
> 続くなか、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)とも「仲良くやっていくべき」と
> 主張しているのは、なかなかまともな気がします。
>
>
> とはいえ、政治家は政権に入ると、それまでの発言とは違う行動をするようです
> し、よくわかりません。
>
> 今後、注意が必要だと思います。
>
> 他の情報をご存じの方がいらっしゃったら、ぜひ、教えていただけると幸いです。
>
>
>   

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