[CML 004473] 沖縄恨(ハン)之碑の会の追悼会のご案内

西岡信之 okinobu at tb4.so-net.ne.jp
2010年 6月 10日 (木) 17:21:42 JST


NPO法人沖縄恨(ハン)之碑の会の西岡です。

 今年は“日本による韓国併合”から100年になります。戦後65年を経ってもなお沖縄に強制連行された「朝鮮人軍夫」の実態は明らかになっていません。日本の旧植民地下で行われ、闇に葬られたままの犠牲者の実態を明らかにすることが、私たちに課せられています。
 朝鮮人軍夫とは、沖縄戦で全島を要塞化するために、日本軍が朝鮮総督府を通じて、飛行場建設や塹壕などの土木工事をはじめ、戦争が始まれば戦闘の最前線で弾薬や資材を運搬させるために強制連行で連れて来られた荷役作業の人たちのことです。1万人以上の方が亡くなられました。
 慰霊の日に向け、「朝鮮人軍夫」の追悼会を開催します。

●日時 6月19日(土)午後3時から 昼の部 追悼式   午後6時半から 夜の部 “沖縄戦「強制連行犠牲者」遺族による証言の集い”
●会場 昼の部 読谷村・瀬名波 恨之碑
    夜の部 読谷村文化センター中ホール
●入場料  昼の部は、無料です。夜の部は500円 
●プログラム 
 いずれも韓国伝統舞踊家、金順子(キム・スンジャ)さんによる鎮魂の舞、シンガーソングライターの李陽雨(イ・ヤンウ)さんの歌が披露されます。
「証言の集い」では、ご自身の父親の靖国神社合祀取り消しを求める裁判の原告にもなられた太平洋戦争被害者補償推進協議会代表の李熈子(イ・ヒジャ)さんのお話、韓国・慶尚北道英陽市の遺族会の権水(グォン・スチョン)さんからの証言をうけます。グォンさんのお父さんは、沖縄戦で特設水上勤務第104中隊に編入され、その後慶良間諸島の渡嘉敷島か阿嘉島で行方不明になったとのことです。
お問い合わせは、NPO法人沖縄恨之碑の会。電話098-863-4776。



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