[CML 004456] 「いま外国人学校は――高校無償化からの朝鮮学校除外問題を考える」(朴三石さん)

maeda akira maeda at zokei.ac.jp
2010年 6月 9日 (水) 14:22:40 JST


前田 朗です。

6月9日

転送歓迎


非国民入門セミナー19回が迫ってきました。

今回は、朴三石さんに外国人学校についてお伺いします。朴三石さんは、朝鮮学
校だけでなく、中華学院、インターナショナル・スクールなど、日本にある多く
の外国人学校を訪問・調査されてきました。そうした外国人学校の状況を紹介し
ていただくとともに、現下の問題である、<朝鮮学校の高校無償化からの排除問
題>についてどのように考えるべきかを示してもらいます。

非国民入門セミナー  そしてみんな非国民になった!?

第19回 6月12日(土)午後6時〜9時

会場:全水道会館・中会議室(5階)
       JR総武線・水道橋駅東口より徒歩2分

参加費:500円

お話:朴 三石さん(朝鮮大学校教授)

「いま外国人学校は――高校無償化からの朝鮮学校除外問題を考える」

* 朴 三石さん:朝鮮大学校教授。朝鮮大学校政治経済学部卒業。専攻・法社
会学、在日外国人問題。著書に『海外コリアン』(中公新書)、『外国人学校――
インターナショナル・スクールから民族学校まで』(中公新書)、『日本のなか
の朝鮮学校』(朝鮮青年社)、『国際的学力の探求』(共著、創友社)など。

主催:平和力フォーラム

東京都八王子市宇津貫町1556 東京造形大学・前田研究室

TEL042−637−8872 email: maeda at zokei.ac.jp
<mailto:maeda at zokei.ac.jp>

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いつのまにか非国民の時代がよみがえってきました。

 郵便受けにチラシを入れただけで、いきなり逮捕され2ヶ月以上も拘禁された
立川チラシ事件を考えてみてください。道を歩いていると突然、警察官に呼び止
められて、どこへ行くのか、荷物を見せろと質問責めにされる人も増えています。

 町には情報が溢れ、何でも言えるし、あらゆる情報が入手できる。そんな風に
思っていたはずなのに、実はうかつなことを言うとどこから睨まれているかわか
りません。当局に都合の悪い情報はしっかり検閲されています。

自分が健全な国民であることを証明するためには、非国民を摘発し、指弾するの
が一番です。周囲に非国民が潜んでいないか。怪しい人間はいないか。思想や行
動の疑わしい者はいないか。テロリストが隠れていないか。非国民を創造/想像
することで、国民を創造/想像する。国民の安全を損なう恐れのある非国民を迅
速に摘発することが国民の証明になります。

国民と非国民という対立軸を据えた社会は次々と非国民を狩り出していく宿命に
あります。 つねに非国民を叩いておかないと、国民の証明ができないからです。



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