[CML 004410] Tent of Nationsその後
Yasuaki Matsumoto
y_matsu29 at ybb.ne.jp
2010年 6月 5日 (土) 11:19:00 JST
みなさまへ 松元@さっぽろ
先週5月28日(木)、3日間の猶予でイスラエルの破壊命令を受けたベツレヘム郊外の農場Tent of Nationsは、その後いまのところ破壊を免れています。国際的な支援のお蔭
だと、お礼が来ています。ガザのニュースがあわただしく、控えていましたが状況だけ簡単にお伝えします。
パレスチナ連帯・札幌 松元保昭
●6月1日(火):世界中のみなさんの祈りと支援のおかげで、この日曜、月曜までイスラエル軍は破壊に来ませんでした。ふたたび正義の太陽が昇ってくるかのようです。私たちの弁護士が軍当局に破壊の阻止を申し入れてくれましたが、正式の書類が来るまでは破壊という脅迫が今も続いています。引きつづき、不正義に立ち上がるみなさんの祈りと支援が必要です。信仰と愛と希望を信じて…。
●6月2日(水):2時間前、イスラエル軍当局からFaxを受けたと弁護士から電話がありました。かれらはその「寛大さ」でさらに5日間の猶予を与えるというのです。この5日間私たちには、破壊を甘んじて受けるか最高裁の軍命令凍結を求めるか二つの選択肢があるというのです。しかし最高裁の凍結命令を引き出すには、1、2年かかり、おまけに莫大な裁判費用がかかります。私たちはこの土地を守るために20年以上、訴訟費用を支払ってきました。またしてもみなさんの連帯と支援が必要なのです。「神を待ち望むものは新たなちからをえる。鷲のように山のいただきにのぼり、走れども疲れず歩めども尽きることはないだろう。」(イザヤ:40・31)
●6月4日(金):私たちの弁護士が破壊命令阻止のため提訴していましたが、みなさんがイスラエル政府や各国の政府、大使館に抗議してくれたおかげでgood newsが入りました。イスラエル最高裁が、決定
までのあいだ破壊差し止め命令を認めることになりました。私たちが最高裁の審理をうけるために、軍当局は60日間破壊してはならないというものです。みなさんの支援によって、破壊命令の凍結をやりとげました。ちいさな勝利とはいえ、正義のためのひとつの勝利です。すべてのみなさんの祈りとメールなどの支援、ここに駆けつけてくださった方々にあらためて感謝申し上げます。引きつづき裁判闘争への支援と連帯をお願いします。
Tent of Nations Director Daoud Nassar
ダウード・ナサール
※煩瑣なため英文は削除しました。こちらを http://www.tentofnations.org/
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パレスチナ連帯・札幌 代表 松元保昭
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