[CML 004403] ガザ自由船団
sakaguchi koichi
ekinkoichi at hotmail.com
2010年 6月 5日 (土) 01:32:05 JST
<転載・転送 大歓迎>
●ガザ自由船団”レイチェル・コリー”号、ガザを目指して航海中
日本時間の昨日(6月4日)午後7時に生で放送されたアルジャジーラ アラビア語ニュースで、ガザへの救援物資を運ぶ”自由の船団”の一隻、”レイチェル・コリー”号の乗組員と連絡が取れて、インタビューが放送されました。
これにより、昨日のハーレツ紙などによる、コリー号がガザ入港を諦めて、出発国であるアイルランドに引き返したとの情報が、誤りであることが公式に確認されました。
Free Gaza (フリーガザ)ホームページ(英文 )http://www.freegaza.org/ の報道発表文書に詳細が記されていますが、日本時間6月4日 午後7時時点でのコリー号の位置は、ガザ沖170マイル(およそ270キロメートル)の国際海域上を航海中で、その時点まで、イスラエルからの通信を含むいかなるアプローチもないとのこと。 それより以前から、衛星携帯電話を含む通信手段がイスラエルによる妨害により、非常につながりにくい状態が継続しているという。コリー号は現地時間6月5日(土曜日)朝にガザに到着を予定しています。
●亡くなられた9名の方々の葬儀が昨日(6月4日)トルコに行われました。
アルジャジーラ 英語版ウェブサイト(http://english.aljazeera.net/news/europe/2010/06/2010639114160373.html)で詳細が報じられていますが、被害者の中でYıldırımさんとKılıçlarさんはイスタンブールで埋葬され、残りの6名については、故人たちの故郷に搬送される予定。
死亡者9名のリスト
トルコ国籍
Cevdet Kılıçlar (38),
Necdet Yıldırım (32),
İbrahim Bilgen (61),
Ali Heyder Bengi (39),
Cengiz Akyüz (41),
Cengiz Topçuoğlu (54),
Cengiz Songür (47)
Fahri Gündüz (43).
トルコ系アメリカ国籍
Furkan Dogan (19)
5月31日 の国際海域上でイスラルによるガザ救援物資運搬船への攻撃と殺戮。船団の中で攻撃を受けたトルコ船籍の客船には1歳から80歳まで民間人が乗船していました。
私たちの国である日本を含む、国際社会がイスラエルによるパレスティナの侵略と虐殺を、そして150万人が暮らすガザ地区の完全封鎖を放置し続けている現実にいたたまれず、ガザに暮らす人々へ、救援物資を運ぼう、ガザへの封鎖を打ち破ろうと行動を起こした人たちでした。
イスラエルは勾留した乗組員とメディアとのコンタクトを一切許すことなく、強制送還しています。
真相が記録されているであろうビデオなどを一切、返還することも、もちろんなく。
ガザ目指して航海中の船の名前は、ISM(国際連帯)でガザにて活動中、イスラエル軍によるパレスティナ人家屋破壊に反対し、ブルドーザーにて轢き殺されて亡くなった、アメリカ人活動家 レイチェル・コリーさんから名づけられています。
阪口 エキン
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