[CML 004400] 【明日】藤永壯さん講演@京都「『植民地責任』と今日の日本社会」
藤井 悦子
peace at tc4.so-net.ne.jp
2010年 6月 4日 (金) 21:15:50 JST
藤井悦子です。
あす、第59回 戦争への道を許さない京都・おんなの集いが行われます。
男性の参加ももちろん大歓迎です。
お近くの方、ぜひご参加を。
ここから
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第59回 戦争への道を許さない 京都・おんなの集い
講演:「植民地責任」と今日の日本社会
講師: 藤永 壯(ふじなが たけし)さん
(大阪産業大学人間環境学部教授)
手作り朗読劇:「戦後65年もたったのに・・・」
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とき: 2010年6月5日(土) 午後1時半〜3時半ごろ
ところ: 京都府部落解放センター
(京都市地下鉄烏丸線「鞍馬口」駅下車上ル、烏丸紫明カド)
参加費: 500円
主催:戦争への道を許さない京都・おんなの集い連絡会
連絡先:事務局 075-981-4640(白井)
今年は日本が朝鮮を植民地支配してから100年、現在の日米安保条約の
締結から50年という大きな節目の年です。
米軍再編や在日米軍基地のあり方を見直すとして、普天間基地を最低でも
県外に移設すると公約した民主党・鳩山内閣でしたが、この期に及んで沖縄
の名護市・辺野古に普天間代替の新基地を建設するとして日米共同声明を
発表し、閣議決定して、退陣に追い込まれました。しかし菅新首相も共同声明
を引き継ぐとしています。地元住民や議会の強い反対にもかかわらず、この
期に及んで、まだ沖縄に基地を押し付けるのか? 「本土」に住む私たちこそ
が問われています。さらには訓練のさらなる「本土」移転や、普天間基地の自
衛隊管理まで検討されています。米軍と一体化する形で、自衛隊の強化も進
められようとしているのです。いまの日米安保条約では、日本全土をほとんど
制限なく米軍が使用できてしまいます。私たちはこれ以上、沖縄が、日本が、
イラクやアフガンへの、そして朝鮮半島をにらんだ米軍の出撃拠点となること
を拒否しましょう! 安保50年の今年こそ、米国との軍事同盟である日米安
保条約を破棄し、米国を含む全ての国々と平和友好条約を結びなおす契機の
年にしましょう。
そして「韓国併合」から100年、戦後65年もたつと言うのに、日本は植民地
支配や侵略戦争について、国としての誠実な謝罪も補償も、いまだに行えてい
ません。その上、朝鮮民主主義人民共和国とは国交すら締結せず、事あるご
とに制裁を加えるという敵視政策を続けています。そして植民地支配の経緯か
ら日本に定住する在日外国人に対しても、外国人参政権を先送りし、高校無
償化の実施に際して朝鮮学校の排除まで検討するなど、差別的な政策を続け
ています。このような差別的な政策が行われ、教科書でも歴史の真実をちゃん
と教えない中で、「在特会」などの差別・排外主義集団が、朝鮮学校の子どもた
ちや、在日の高齢者のデイケア施設を狙って襲撃するという、非常に危険な動
きが高まっています。私たちは、こんな卑劣な暴力を絶対に許してはなりません!
重要な節目である今年こそ、アジアとの友好に大きく歩を踏み出さなければ・・・。
今回のおんなの集いでは、藤永壯さんに、今日の日本がどのように「植民地責
任」と向き合っているのか、向き合うべきなのか、について、お話しいただきます。
ぜひご参加ください。
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ここまで
藤井悦子
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