[CML 004385] 朝鮮戦争 60 年を考える6・ 27 大阪集会
吉田 宗弘
mnhryoshi at yahoo.co.jp
2010年 6月 3日 (木) 23:55:58 JST
反戦反天皇制労働者ネットワークの吉田です。
下記の集会を行いますので、多くの人の参加を呼びかけます。
朝鮮戦争60年を考える6・27大阪集会
今、朝鮮戦争反対闘争から何を学ぶか
6月27日(日)/午後1時30分〜4時30分
大阪PLP会館 Tel 06(6351)5860
(JR環状線「天満」、地下鉄堺筋線「扇町」下車)
大阪市北区天神橋3−9−27
●講 師 伊藤晃さん(元千葉工業大教員)
●発 言 沖縄闘争の今
「共和国」敵視政策と国民保護
●参加費 1000円(経済的に厳しい方は受付まで)
■朝鮮戦争開戦から60年目の6月25日を前に、米日韓3国は韓
国哨戒艦沈没事故を理由に朝鮮半島を極度の緊張にたたきこん
でいる。韓国軍と民間専門家の合同調査団が「北(朝鮮民主主
義人民共和国)の魚雷攻撃」と断定したことを受け、韓国政府
は「北による軍事的挑発行為」と非難、経済制裁を宣言し、米
国政府は6月に対潜水艦作戦を含む米韓合同軍事演習の実施を
決め(この軍事演習には在日米軍部隊も参加)、日本政府は「
共和国」に対する新たな経済制裁措置の検討に入った。
合同調査団の結論を信用する根拠は何もないが、この事故が
オバマ政権の「4年ごとの国防計画見直し(QDR)」(2月
1日発表)のもとにあることは明らかである。QDRは東アジ
ア戦略として「共和国」の崩壊を想定し、それが核拡散と朝鮮
半島有事をもたらし、中国の強大な軍事力とあいまって東アジ
アの危機に直結するため、「西太平洋地域における米軍の前方
展開と戦力投入」の強化を不可欠のものとしている。
オバマ政権は昨年10月、「共和国」の崩壊などに備えた米韓
両軍の「作戦計画5029」を策定し、日本を米軍の前方展開拠点
とする在日米軍再編を急いでいる。鳩山政権はこれに応えて、
沖縄・普天間代替基地の辺野古建設を決定した。
■オバマ政権は一方で、QDRにもとづき、イランのウラン濃
縮活動に対して、「共和国」制裁と同様の船舶貨物検査を含む
追加制裁決議案を国連安保理に提出した。
日本のマスコミは哨戒艦沈没事故を「共和国の戦争瀬戸際政
策」として排外主義を煽っているが、東アジアと西アジアにお
いて戦争瀬戸際政策を展開しているのはアメリカである。オバ
マの「核なき世界」は、「共和国」やイランを主要敵とした、
アメリカの核兵器独占による新たな世界支配体制にほかならな
い。
■朝鮮戦争において、米国占領下にあった日本は米軍の出撃・
補給基地として、国連軍(=米・韓国軍)とともに韓国を防衛
し、「共和国」と戦い、戦後もアメリカとともに「共和国」敵
視によって南北分断を固定化してきた。
朝鮮戦争は日本にとって、ベトナム戦争以降現在までの対米
戦争協力の第一歩であり、日本独占資本は「朝鮮特需」によっ
て復活をなしとげた。しかし、吹田・枚方事件に代表されるよ
うに、少数とは言え、日本・在日朝鮮人民による反戦闘争が闘
われた。米日韓が朝鮮半島の緊張を煽り、鳩山政権が辺野古建
設を決定した今、当時の反戦闘争をとらえ返すことは極めて重
要である。
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主催 参戦と天皇制に反対する連続行動/
戦争動員の「国民保護」に反対する連絡会
連絡先 大阪市淀川区十三東3−16−12
Tel・Fax 06(6303)0449
●6・27大阪集会への賛同を!
賛同費は個人・団体とも1口1000円
郵便振込 00900−8−168991
反戦反天皇制労働者ネットワーク
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