[CML 004367] Re: 手を変え品を変えた民主党擁護論に疑義を呈す

OHTA, Mitsumasa otasa at nifty.com
2010年 6月 3日 (木) 01:14:25 JST


東本さん

ご指摘のブログ記事と東本さんの主張では、訴える層に食い違いがあるのです。

ブログ記事は、自民と民主を比較して、辺野古に舞い戻ったついでではないでしょうが、いま民主から自民へと戻る潮流に歯止めをかけることが狙いです。訴える層は民主を離れて自民に戻ろうとしている有権者層です。

対して東本さんは、概ね自民・民主と共産・社民を比較せよ、という立場のはずで、訴えている相手は、もしかしたら共産・社民に投票する可能性があるが今は民主に投票しているような有権者層でしょう。

政権をつぶすことは可能かもしれませんが、自民中心の政権しかありえませんから、それがダメなら民主中心とならざるを得ません。これは両者で一致しているでしょう。

自民への回帰を回避する運動・言葉と、自民・民主ではなく共産・社民へと促す運動・言葉では訴える層と内容が違います。

この2つを両立させることが必要なのですが、共産党の社民党批判、共産党主要打撃論なども含め、1人の中で偏った擁護論的言論しかないのが現状で、私はこの点にイライラしてきました。

パラノイアという表現は不適切で、狭い見方であると思います。ブログ記事のような言論では不十分なだけということです。


太田光征


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