[CML 004365] 山本剛嗣氏の国家公安委員任命への警戒

Hayariki hedomura2 at hotmail.co.jp
2010年 6月 2日 (水) 23:50:51 JST


弁護士で元日本弁護士連合会副会長の山本剛嗣(たけじ)氏(66)が国家公安委員に任命されたことは手放しで絶賛できるものではありません。
山本剛嗣氏は先の日弁連会長選挙に立候補して、主流派閥の支持を得ながらも、改革を唱える宇都宮健児に敗北した人物です。言わば「市民のための日弁連」を掲げた宇都宮氏の対極に位置し、派閥や反日弁連改革の象徴的存在となりました。
マスメディア幹部の指定席であった国家公安委員に弁護士が任命されることは大きな一歩です。しかし、山本剛嗣氏がどのような立場の人物であるか分析することなく、マスメディア幹部以外であることをもって絶賛することは軽率です。
「マスメディアを現役幹部のまま、そのような国家権力、むき出しの権力である警察権力に直結したポストに遇して、自民党と一体化させる」ことが問題であることは当然ですが、同じことは弁護士にも一層当てはまります。その国家公安委員に反日弁連改革の象徴的存在を抜擢する政治的意図には警戒が必要です。とても「本気で日本を民主主義国家としようとしている」とは楽観視できません。

林田力「【オムニバス】宇都宮健児氏、日弁連会長選挙当選の要因」JANJAN 2010年3月11日
http://www.janjannews.jp/archives/2856556.html
林田力「宇都宮健児日弁連新会長の課題はモンスター弁護士の排除」PJニュース2010年3月27日
http://www.pjnews.net/news/794/20100326_2
http://news.livedoor.com/article/detail/4683237/

林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
http://hayariki.weebly.com/
http://www51.tok2.com/home/hayariki/
市民メディアHAYARIKI
http://hayariki-d2.r-cms.jp/



CML メーリングリストの案内