[CML 005093] 林田力「居酒屋で東急不動産だまし売り裁判出版記念オフ」

Hayariki hedomura2 at hotmail.co.jp
2010年 7月 27日 (火) 07:54:23 JST


記者は大手不動産会社との裁判闘争を記録したノンフィクション『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』をロゴス社から2009年7月に出版した。その出版を記念して7月11日にSNSサイトのmixiユーザーを中心とするオフ会が居酒屋「江戸っ子」で開催された。

「江戸っ子」という名前の居酒屋は京成立石など下町に複数存在するが、オフ会の会場は江東区東陽3丁目にある「江戸っ子」である。永代通りと大門通りが交差する東陽3丁目交差点のそばにある。地名は東陽だが、最寄り駅は東京メトロ東西線木場になる。裁判の舞台となった分譲マンション・アルスのある東陽1丁目の近所でもある。
http://www.janjanblog.com/archives/10444
「江戸っ子」では、もつ焼き、焼き鳥、魚介料理などを提供する。「江戸っ子」は、いかにも居酒屋という雑然さがある。店の前には「やきとり」と書かれた赤提灯があり、店内には色褪せた「お品書き」がベタベタと貼られている。焼き鳥やレバ刺しが主力である。レバ刺しは新鮮で透明感があり、臭みが全くない。変り種は「ぎょうざウインナー」で、餃子をウインナーにしたものである。外観はウインナーだが、食べると餃子の味がする。

オフ会では拙著『東急不動産だまし売り裁判』について参考となる意見が出された。本記事では2点紹介する。

第一に写真の威力である。記者の裁判は販売時に売主の東急不動産(販売代理:東急リバブル)が不利益事実(隣地建て替え)を説明しなかったことが原因である。隣地との距離は五〇センチメートルくらいで(本書21頁)、窓を開ければ壁があるという状態になった。しかし、隣地という言葉から道路を挟んだ隣の敷地をイメージしてしまうことが分かった。拙著にはマンションの写真が掲載されており、それを見ることで隣地との近接ぶりが理解された。文字通り「百聞は一見に如かず」であり、写真の有効性を実感した。

第二に裁判前のやり取りへの関心の高さである。本書では裁判手続を中心としたため、提訴から始まっている。しかし、実際には提訴に至る前に東急リバブルや東急不動産と協議している。後から振り返れば、この協議は不動産会社の時間稼ぎに使われただけで、全く実りのないものであった。それ故に本書では割愛したが、この部分を詳述することで不動産会社の不誠実さが強く浮かび上がり、著者の怒りが伝わりやすくなると指摘を受けた。この点は続編などで検討したい。

二次会は東陽1丁目の尚司亭(じょーじてい)を利用した。尚司亭は東陽3丁目の交差点を南下したところにある。「名物 もんじゃグラタン」と書かれた大きな看板があり、地元では「もんじゃグラタン」の店で通用する。

尚司亭とはカウンター席の他に奥座敷がある。奥座敷はカウンターの雑然さとは隔離された空間で、ゆったりとしている。器やメニューにもこだわりがあり、雰囲気はいい。特筆すべき料理は馬刺しである。ここの馬刺しはカルビの馬刺しである。カルビはバラ肉(肋骨周辺の肉)を指すが、一般にカルビと言えば牛バラ肉である。そのため、最初はカルビの馬刺しという表現に戸惑ってしまった。通常の馬刺しは赤黒いが、出てきた馬刺しは淡いピンク色であった。

馬刺しは好き嫌いが分かれる食べ物である。たとえば山下智久(NEWS)の嫌いなものは馬刺しであった。「馬刺しの白い所がイヤ」と言う。これは2009年7月9日に放送されたテレビ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の人気コーナー「新・食わず嫌い王決定戦」で倖田來未と対決した際に明らかにされた。

しかし、尚司亭の馬刺しは脂っこくなく、美味しく食べられるのではないかと思われる。口に一口入れるとトロリととろけるような柔らかさが触感となり、旨みがジュワーと広がる。この旨みは少し甘めのニンニク醤油に漬けることで一層引き立つ。

自宅で食べる際は、冷凍物を解凍して食べるため、新鮮な店の馬刺しは肉の柔らかさの違いを実感する。馬だけに美味い馬刺しである。雰囲気の良い居酒屋で美味しい料理やお酒を飲みながら自著を振り返るという楽しい時間を過ごすことができた。『東急不動産だまし売り裁判』への様々な意見や感想も聞け、有意義なオフ会であった。



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