[CML 005082] Re: 阿久根市長が仙波敏郎氏を選任のニュース

higashimoto takashi taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
2010年 7月 26日 (月) 12:41:05 JST


中田氏 wrote:
> (阿久根市長と仙波敏郎氏の)お二人共、意思貫徹が、すごい人物です。さらにこれから議会と火花
> が散る。全国から、どうなるのかと、さらに熱い注目となります。

上記の認識はきわめて底の浅いかつ危険な認識といわなければなりません。

仙波敏郎氏はともかくとして、竹原阿久根市長はもっとも典型的なポピュリストというべき人であり、もっと
端的に言えば「狂恣」の人です。このような「狂恣」の人をどのような意味でも評価することはできません。
というよりも危険です。その危険度も度を外れています。下記のエントリ群にそのことは明らかです。

阿久根市長問題リスト:
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/folder/268124.html?m=l

仙波敏郎氏は「正義」の人とはいえますが(彼と彼の刎頚の友であったジャーナリストの故・東玲治さんと
はオンブズマンの会席で一献傾けたことがありますが)、その「正義」は任侠道のそれと大差なく、著しく
民主主義の認識に欠けるところがあります。

仙波氏は副市長受諾の前提として専決処分での選任について「違法とは断定できない」との認識を述べ
ていますが(読売新聞 2010年7月26日付)、この認識は誤りです。

専決処分は、「議会を招集する時間的余裕がない」(自治法第179条)ときなどに認められている特例的
な措置ですが、竹原阿久根市長の一連の専決処分は「議会を招集する時間的余裕がない」わけではな
く、「仕事は迅速にやるべきで、議会にかけたら時間がかかる」(毎日新聞 2010年5月7日付)という理
由であえて議会を召集せずに行う専決処分ですから明らかに地方自治法の趣旨に違反してます。すで
にご紹介していることですが、こうした事態における専決処分は無効である旨、裁判においても判決が
出ています。
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/3305996.html

「本件専決処分は時間的余裕がないためにやむなく行われたものではなく、市議会の議決を免れること
を意図してされたものと評価されても致し方ないというべきである。したがって、本件専決処分について
は、『普通地方公共団体の長において議会を招集する暇がないと認めるとき』という要件を充足しないか
ら、これによって制定された本件改正条例は,効力を有しないというべきである」(銚子市職員調整手当
請求事件 平成19年3月9日 千葉地裁 民事3部)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070704095740.pdf

今回の仙波氏の決断は明らかに民主主義に反する決断といわなければなりません。

なお、地方自治法は、副市長の選任には議会の同意が必要と定めており、同専決処分を議会が同意
する可能性はゼロといってよいでしょう。仙波氏は自らの決断の誤りを「正義」の人らしく潔く認めて、副
市長受諾を撤回するべきでしょう。


東本高志@大分
taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi

----- Original Message ----- 
From: "中田妙佳" <gukoh_nt at yahoo.co.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;"@m-cb382p.ocn.ne.jp>
Sent: Monday, July 26, 2010 12:53 AM
Subject: [CML 005076] 阿久根市長が仙波敏郎氏を選任のニュース

中田です。

いつもメールを送らせていただきありがとうございます。

(重複おゆるしください。)

◆阿久根市長が、まさに驚く判断を下しました。

もうご存じの方もあるかもしれませんが、、、

「仙波敏郎氏を副市長に選任」



お二人共、意思貫徹が、すごい人物です。さらにこれから議会と火花が散る。

全国から、どうなるのかと、さらに熱い注目となります。



本当にもし、仙波敏郎氏が副市長に任用されたら、もし実現したら? 

愛媛県警は? 阿久根市議会は? どんな展開に?



激動の日本そのものを、よくもわるくも、ここでも体現しているという感じを私は受けます。



<貼り付け開始>

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東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010072501000161.html



内部告発の仙波氏を副市長に 阿久根市長が専決処分

2010年7月25日 15時48分

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が25日付で、愛媛県警の裏金づくりを内部告発した元巡査部長の仙波敏郎氏(61)を、専決処分で副市長に選任した。

 仙波氏によると、市長から電話を受けて会うようになり、11日に副市長就任の要請が正式にあったという。地方自治法では、副市長は議会の同意を得て選任するとしている。



 竹原市長は議会を開かないまま専決処分を乱発するなどして問題となっているが、仙波氏は共同通信の取材に対し「わたしは議会を開くべきだと考えているし、司法判断も順守すると市長には伝えてあるので、最初から衝突すると思う。批判も出るだろうが、働きぶりで評価してほしい」と話した。

 

仙波氏は愛媛県警地域課鉄道警察隊の巡査部長だった2005年、県警の裏金づくりを内部告発。その報復で不当な人事異動をされたとして提訴し、県に100万円を支払うよう命じた判決が確定した。

 同市では08年、竹原市長が初当選した直後に提案した副市長人事が議会に不同意とされてから、副市長が欠員となっていた。



(共同)

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<貼り付け終わり>



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