[CML 004945] 速報 ガザ自由船団ニュース号外

sakaguchi koichi ekinkoichi at hotmail.com
2010年 7月 15日 (木) 07:26:34 JST




 

速報ガザ自由船団ニュース 号外

 

<転載・転送大歓迎> よろしくお願いします。

 

※ですが、記事になさろうとする方、特に物を書く人として活動なさられている方は、部分をつなぎ合わせて、自分の主観で味付けをするといった書き物ではなく、最低限、ソースを明示し、自分で確認してから書いてください。正直、僕は、こんな事を初めに書くのも後味が悪くて、つらいです。

 

ロイターアフリカ版の報道によれば、リビアのガダフィ国際慈善開発財団(以下、ガダフィ財団)主催のガザ支援船Amalthea(日本語で希望の意味)号がエジプトのイスラエル国境近くのEl-Arish港に入港し日本時間15日午前4時までに停泊を完了した模様です。

http://af.reuters.com/article/libyaNews/idAFLDE66D1TL20100714

 

このニュースの文中で注意しなければならないのは、支援物資と乗船者が共に陸路でガザへ入るであろうとの記述です。5月31日のイスラエルによるガザ自由船団のトルコ船マヴィ・マルマラ号への9名の死者を出した攻撃の直後にも、國際非難の高まりを受けてエジプト政府は、ガザとのラファ国境を開放するとの声明を出しましたが、実際は単なるデマでした。この問題に関心のある方は、本日午後以降の、ラファ国境の動向にも注意してみてください。

 なお、一部のMLでフランス語紙の記事としてガザではなくエジプトのEl-Arishへ今回の航海の初期に決定していたかのような記事が流れましたが、ガダフィ財団の公式発表や今回の船に特派員を派遣していたアル・ジャジーラ紙その他を参照すると、確かにギリシャ出発時の航海記録にはEl-Arishと記入がしたようですが、目的地は当初からガザであり、途中からイスラエル海軍の追跡と妨害があり、政府間のやり取りとしては、リビア政府に対するアメリカの警告などもあった後に、針路をエジプト・El-Arishに決定した模様です。

 

イスラエル軍がAmalthea号を追跡してからの経過については、ロスアンジェルスタイムのブログがニュースソースを含めてよく整理されています。

 

http://latimesblogs.latimes.com/babylonbeyond/2010/07/israel-navy-contacts-libyan-ship.html

 

但し、イスラエル軍による追尾と妨害に関しての記述が使用される単語を含めて出てきません。あたかも問題を回避する選択として自然な流れのような記述に終始しているところが問題ですが。

 

イスラエルによるガザ搬入物資リストの公開を受けて、イギリスのブレアーを仲介役としてイスラエル・アメリカ政府は、あたかも、すでにガザ封鎖など存在しないかのようなプロパガンダを続けていますが、根本の問題点は簡単で、いかなる意味においても(国際法を含む)イスラエルにガザの物資の搬入、ガザの人々の移動の制限、空路および海路に対する制限を設定できる権利など存在しないということです。彼らが演出しようとしているのは、あたかも現在のイスラエルと言う合法的な国家内の領土で、ハマスという過激派が支配する無法な地域を平穏にするために管理しているという構図です。

 

ネットで検索すれば簡単に見つけられると思いますが、48年のイスラエル独立国連承認以前から現在までのイスラエル占領の実体の変化尾を、五感を働かせながら素直な気持ちで追体験してみてください。そうすれば、イスラエル政府の拡張政策の狂気、シオニズムの人道踏み外した狂気と、第二次大戦以降にこれだけの傍若無人を継続してやってきながらも、西側の国々には、あたかも普通の民主国家のようなイメージを植えつけてきたメディア戦略、プロパガンダの歴史が垣間見えるはずです。

 

 それにしても今回の乗船者が無事の様子でまずはほっとしました。世界を航海している船の動向がわかるサイトがあって昨日14日の午前中には針路が確認できていたにも関わらず、数時間後、別な場所でそのサイトを開いたところ、きれいさっぱり、跡形もなく消えていたからです。一瞬、ひやりと嫌な予感が来ました。無事で本当によかったです。
                     2010年7月15日 午前7時半                                                 Free Gaza Japan 
                                              阪口 エキン
 

 

 		 	   		  
_________________________________________________________________



CML メーリングリストの案内