[CML 004891] やはり池田氏に疑問

南雲 和夫 kazuonagumo at msn.com
2010年 7月 10日 (土) 18:29:50 JST


 法政大学の南雲です。

 下記の池田氏の書き込みは、やはり当方も納得できません。

 http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51438616.html

 「どのみちサハッ的な理念が開花結実することは当分見込めないのなら、サハッ的な考えの人は、自分にとって優先順位上位にある政策について民主・自民の中のサハッ的候補者を見極めたり、サハッ小党を応援することで、混ざりものカレーのカレー本来の味を取り戻すためのトッピングをせっせとふりかけるしかない、というわけです。それが、争点がないなどと性急に擲(なげう)ってしまうのではない、成熟社会にふさわしい気長さというものだと、私も思います。」

 当方は池田氏のいう「成熟社会」などという見方には賛同しませんが(だいたい、米ソ冷戦時代に中国や旧ソ連を理想国家などと「左派」の誰が本気で言ったのでしょうか?)、仮にそれを前提にするにしても、「サハっ的な理念が開花結実することは」「当分見込めないのなら」という仮定は少々問題でしょう。

 もともと現行の衆参両院の選挙制度が、少数意見あるいは第三政党にきわめて不利なシステムであり、であるならばその是正を掲げている少数政党を積極的に支援すればいいのであって、なぜそういう視点が出せないのか、そちらのほうが問題でしょう。今の日本が抱えている、憲法9条改悪の問題にせよ、格差・貧困問題にせよ、その根源は一つのはずです。

 明日の生活を何とかしてほしい(年収130万円の当方も切実な生活をしていますが)ーこういう切実な願いを持ってネットカフェや河川敷で寝泊まりしている人にとって、今回の選挙がいかに重要か、お分かりにならないのでしょうか?(気長さを持つゆとりがない人間たちにしてみれば、ゆとりのある人たちの「言葉遊び」にしか見えないでしょう)

 失礼ながら、社会的に発言するだけの「ゆとり」を持つ方であれば、少数政党を締め出すような現行の選挙制度を、もっと是正するよう世論に働きかけることが必要ではないですか?また、たとえ少数政党であれ、それが現状の改善へ向けた政策を掲げているのであれば、そうした政治勢力への支援と、その結集を呼び掛けることも、場合によっては必要かと存じます。

 取り急ぎ私見を述べました。なお高本さんではなくて、「東本高志」さんです。
 
> From: 0146945001 at jcom.home.ne.jp
> To: cml at list.jca.apc.org
> Date: Sat, 10 Jul 2010 17:24:11 +0900
> Subject: [CML 004890] Re: 森永卓郎論文について そして池田香代子さんへ 参院選投票日の前日の私の意見
> 
> 池田香代子です。
> 
> 「その民主党内の『左派』(小沢派)に期待して一票を投じよう、とあなたの意志
> をせん明していることにほかなりません。」(高本さん)
> 
> そんなこと言ってませんよ〜!!
> 民主に投票しようなんて、そんなことストレートに言う人がいたら、ゲゲーッですよ。
> きょうの記事は、どう書けば誤解が避けられるかと、珍しく何度も更新のやりなお
> しをしています。
> 
> どの党にも評価できることと評価できないことがある、だから自分にとって重要と思え
> るイシューで判断するしかないかも、とは言っています。その見返りになにか深刻な
> 事態が「おまけ」として生じてしまうかもと考えると、それもねえ、とも言っています。
> だから、なやんでる、と書きました。
> 
> また、政治には先輩後輩はないと思います(^_^)v
> 誰もが自分の意見をもつことがたいせつだと思います。
> CMLも、そのための切磋琢磨の場だと思います。 
> 
> 
> 
> ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
>   おかげさまで1年と1カ月目
>    できるだけ毎日更新
>    「池田香代子ブログ」
> http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/
> 
 		 	   		  


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