[CML 004843] 林田力「大阪社会運動顕彰塔で社会運動の意義を再確認」

Hayariki hedomura2 at hotmail.co.jp
2010年 7月 6日 (火) 07:57:19 JST


大阪城公園(大阪市中央区)の北東の片隅に大阪社会運動物故者顕彰塔がある。JR西日本・環状線大阪城公園駅のすぐ西側である。塔とは言うものの、細長い訳でも高い訳でもない。公園内の設備のための建物と思ってしまうような形態である。しかし、紛れもなく戦前戦後の社会・労働運動に業績のあった先達を顕彰する塔である。建物に近付くと説明板によって顕彰塔であることが確認できる。
http://www.janjanblog.com/archives/8076
顕彰塔は大阪の労働者、農民、民主団体、有識者有志の協力により、1970年10月に竣工した。大阪を表現した基盤(大阪市電の敷石)の上に理想を表象した20メートル四方の上屋が大衆の腕をイメージした4柱の梁で支えられた構造である。塔の内部には物故者の尊命を記した芳名板が掲示されている。顕彰塔を管理運営する財団法人大阪社会運動協会では毎年10月15日に「社会運動物故者顕彰追悼式」を行っている。毎年、新たな顕彰者を追加しており、既に千名以上が顕彰されている。
http://news.livedoor.com/article/detail/4866310/
http://www.pjnews.net/news/794/20100626_12
顕彰塔の周囲は広場になっており、バーベキューなどを楽しむ人々で賑わっている。この平和な賑わいも、時の権力に弾圧されながらも窮乏に耐え命を賭して、生涯を捧げた社会運動家の活動があったからである。一方で大阪城公園ではホームレスのテント村が行政代執行で撤去されたことを忘れてはならない。社会運動の現代的意義を再確認する大阪城公園であった。



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