[CML 002745] イラクで深刻な放射能・ダイオキシン汚染/汚染地域ではガンや先天性障害が多発 「ガーディアン」記事 (1/22)

Kazashi nkazashi at gmail.com
2010年 1月 23日 (土) 17:51:29 JST


[転送・転載歓迎。重複受信される方、ご容赦下さ 
い]

 皆様
 イギリスの『ガーディアン』オンライン版に1月 
22日付けで掲載された記事です。
 きわめて重要なニュースですので、抄訳してご紹 
介いたします。
            嘉指信雄
            NO DU ヒロシマ・オフィス 
/ICBUWヒロシマ・オフィス
            http://www.nodu-hirohsima.org/
                                                 『ウラン兵器 
なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』(合同出版、 
2008)
***
イラクに散在する深刻な放射能・ダイオキシン汚 
染:調査結果公表
汚染地域周辺では、がんや先天性障害が多発
汚染物質の中には劣化ウランも
 [Martin Chulov:バグダッド/『ガーディアン』オ 
ンライン版、2010年1月22日]

  イラクでは、30年にわたる戦争と無対策の結果、 
環境破壊が広がっており、40カ所以上の地域が高度 
の放射能やダイオキシンによって汚染されているこ 
とが、公式調査の結果明らかとなった。
 汚染地域の約25パーセントが、ナジャフ、バス 
ラ、ファルージャなどの大きな都市や町を含む地域 
となっている。これらの汚染地域は、過去5年間、 
がんや先天性障害の増加が認められる地域と重なっ 
ているように思われる。環境省・保健省・科学省に 
よる共同調査によれば、バグダッドやバスラ周辺の 
スクラップ金属置き場では、高度の電離放射線が検 
出されるが、これは、第一次湾岸戦争や2003年のイ 
ラク戦争で使用された砲弾に含まれていた劣化ウラ 
ンによるものと考えられる。
 ナルミン・オスマン環境相によれば、「特にイラ 
ク南部の農地に含まれる高レベルのダイオキシン 
は、イラクの最も貧しい地域に住む人々の健康の全 
般的低下を引き起こしている主たる要因の一つとし 
て、はっきりと考えられるようになってきている。 
バスラを見ると、非常に汚染された地域がいくつか 
あり、多くの要因が関係している。まず、バスラ地 
域は湾岸戦争やイラン・イラク戦争で戦場となった 
が、これらの戦争では様々な種類の砲弾が使用され 
た。また、オイル・ラインも爆撃され、汚染物質の 
ほとんどがバスラ及びその周辺地域に堆積されてい 
る。土壌は、最終的には人々の肺に入り込むし、 
人々が口にする食物に付着している。これらの地域 
では、とても高濃度のダイオキシンが見出される。 
これら全ての要因が、環境と人々の健康全般に関わ 
る大規模な問題を引き起こしている」。
 政府の調査グループは、最近、バグダッドの西に 
位置するファルージャに焦点をあてた。ファルー 
ジャは、戦争で破壊し尽くされているが、2004年に 
米軍と武装勢力との間で激しい戦闘があった後、不 
安定な治安状況のため、科学者が近づけないでい 
た。オスマン環境相は、「ファルージャで調査した 
のはまだ一地域にすぎないが、国際的協力も得て、 
近いうちに調査したい地域が他にもある」と述べた。
 (以下略:原文は下記サイトを参照ください——
 http://www.guardian.co.uk/world/2010/jan/22/iraq-nuclear- 
contaminated-sites)



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