[CML 002723] 映画上映と講演 「資本主義は戦争を必要としている」

ohata ohata-yu at r5.dion.ne.jp
2010年 1月 21日 (木) 16:27:23 JST


大畑豊です。  【転載歓迎】


 映画『教えられなかった戦争』シリーズを製作された高岩仁監督が2008年1月
に亡くなられました。高岩さんのメッセージを継承していく、追悼上映会が昨年
に引続き開催されます。

『教えられなかった戦争』シリーズは、悲惨な戦争、侵略行為を明らかにするこ
とにととまらず、現在のアジアにおける日本の経済侵略や人権侵害、環境破壊、
そして何より戦争が起こる原因を追求し、皆が豊かに暮らせる社会の実現を目指
すものでした。

今回は以下のとおり、2作品を上映します。監督、作品紹介は末尾にあります。

みなさん、ぜひご参加ください。

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  2010年 高岩仁監督作品上映会

     「資本主義は戦争を必要としている」

* プログラム(開始時刻)
          o 『「日の丸」と「君が代」』上映(13:35〜)
          o  石田甚太郎さん講演      (14:10〜)
          o 『教えられなかった戦争・フィリピン編』上映(14:50〜)

* 日 時:2010年1月31日(日) 13:30〜16:45 (13:00開場)

* 場 所:東京ウイメンズプラザホール
          o 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67
          o JR山手線・東急東横線・京王井の頭線:渋谷駅下車徒歩12分
          o 地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線:表参道駅下車徒歩7分
          o 都バス(渋88系統):渋谷駅からバス4分青山学院前バス停下車徒歩2分

* マップ: 
   http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html

* 入場料:前売1300円(当日1500円)、
      60歳以上と高校生は1000円(前売・当日共)

* 主 催:教えられなかった戦争製作上映実行委員会

* 連絡先:琉球センターどぅたっち
           電話・ファックス 03-5974-1333(電話は月曜除き11:00〜18:00)
           電子メール dotouch2009★@ybb.ne.jp (★を削除してください)


【監督略歴・作品紹介】
●高岩仁(記録映像作家)
 1935年福岡県生まれ。東映勤務を経て、1969年にフリーカメラマンとなる。
 1980年代、ベルトルト・ブレヒトの『戦争の存在を人々に伝えることも重要だ
が、なぜ起こるのか、誰が戦争を必要としているのか、根絶するにはどうしたら
よいのか、それがないと真実を伝えたことにならない』という戦争の見方を知り、
それ以来、日本の侵略戦争をこの観点で描くことをテーマとする。
 1992年『教えられなかった戦争』シリーズ第1作・マレー編。その後、フィリ
ピン編、沖縄編、第二の侵略、中国編を製作。
 2008年1月29日急逝。72歳。『教えられなかった戦争・朝鮮編』を準備中だっ
た。
 撮影・監督作品の主なものとして、「どぶ川学級」「公害原論」「水俣一揆」
「解放の日まで」「アジアとの友好のために」「土地の日」「ユンカーさん」
「日の丸・君が代」「戦争案内」他。


●『「日の丸」と「君が代」』(一九八九年製作、32分)
 「日の丸・君が代」とは何なのか?これらが過去の侵略戦争に果たした役割と、
いま再び教育現場に強制されている真意を、二人の教育学者、海老原善治さんと
山住正巳さんに解説していただきました。

● 石田甚太郎
 1922年生れ。フィリピンでの日本軍による住民虐殺の実態を調査し、体験者の
証言を集め、「殺した殺された」「ワラン・ヒヤ」を執筆。「教えられなかった
戦争・フィリピン編」製作に協力。アジア、沖縄などを取材した著書多数あり。
近著は「暁の大地」(2009.10刊)、戦争中の中国民衆の戦いを描く。現在も次
作に向けて取材調査中

●『教えられなかった戦争・フィリピン編』(1996年製作、1時間52分)
 日本によるフィリピンへの侵略は1945年で終わってはいない。アジア太平洋戦
争中に110万人ものフィリピン人を殺害し、産業・資源を略奪した日本が、今も
開発・援助の名目でフィリピン民衆を犠牲にしている。

●実行委員会からのメッセージ
 「教えられなかった戦争・マレー編」によって、アジア太平洋戦争は、真珠湾
攻撃より早くマレー半島で始まったことを私たちは学びました。さらに、日本が
アジアを侵略した本当の目的は、アジアをヨーロッパの植民地から解放し、大東
亜共栄圏を樹立することではなく、戦争を遂行するための資源をアジアから奪う
ためであったことも学びました。
 この映画は、そうした軍事侵略と資源の略奪が、フィリピンでも行なわれてい
たことを、証言を掘り起こしながら、丹念に描いています。さらに映画は、戦争
の反省がないままに、戦後日本が経済活動という侵略を始めたことを告発してい
ます。
 熱帯木材の伐採は、日本の経済成長を支え、日系企業は、若い女性を低賃金労
働力で働かせました。野菜や果物、魚などを大量に日本に輸出させるために、日
本のODAを使って、漁民らを武力により強制的に立ち退きさせて漁港を建設させ
ました。
 我々が払わされている日本の税金が、フィリピンの民衆の命と生活を奪ってい
ることに、私たちはもっと関心を持たなくてはいけないことを、強く感じました。


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