[CML 003119] 4/30 〜 5/2 光州民衆抗争 30 周年、特別シンポジウム「抵抗と平和」 @光州市(転載)
skurbys at yahoo.co.jp
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2010年 2月 25日 (木) 01:52:09 JST
紅林進です。
下記シンポジウムのご案内を転載させていただきます。
全南大学校民主・人権・平和センター主催
日本平和学会共催
光州民衆抗争30周年
2010年特別シンポジウム「抵抗と平和」への参加呼びかけ(仮)
日本平和学会「2010年特別シンポジウム」実行委員会
シンポジウム・プログラム
■テーマ:光州民衆抗争30周年、特別シンポジウム「抵抗と平和」
■主 催:全南大学校5・18研究所
■共 催:日本平和学会
■協 力:聖公会大学校民主主義研究所、韓国ジェノサイド学会、立命館大学
コリア研究センター(RiCKS)、早稲田大学アジア平和研究所、
恵泉女学園大学平和文化研究所
■内 容: ※ 以下敬称略。
◇第1日:4月30日(金)
基調講演:ハン・セウン(咸世雄)神父(民主化記念事業会理事長)
清水澄子(元参議院議員)
(1)部会I「国家暴力の犠牲者と追悼のあり方」(午前:2時間30分)
部会責任者=内海愛子(早稲田大学)
部会企画趣旨:死者の祀りを国家権力ではなく、民衆の手に。
1)辻子実(NCC)
2)高橋哲哉(東京大学)
3)チョン・ホギ (韓国現代社会研究所)
4)オ・ユソク (聖公会大学校)
――分科会 A――(12:00〜14:00)
(2)部会II「抵抗と民衆文化の表現」(午後:2時間30分)
部会責任者=ホン・ソンダム(洪成潭)(民衆美術家)
部会企画趣旨:平和を創造する抵抗の文化とは何か?
1)佐喜真道夫(佐喜真美術館長)
2)古川美佳・富山妙子「「倒れた者たちへの祈祷・光州」について」(仮)
3)林哲宇 (小説家)
4)ユン・ボンモ (瓊園大学校・美術評論家)
■ 夜:レセプション
◇第2日:5月1日(土)
(3)部会III「光州民衆抗争と日本」(午前:2時間30分)
部会責任者=徐 勝
部会企画趣旨:光州民衆抗争が日本の社会と運動に与えた影響をふりかえる。
1)黒川創(小説家)
2)武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)
3)パク・ソンウォン (延世大学校)
4)ホン・ソンウプ (全南大学校)
――分科会 B――(12:00〜14:00)
(4)部会IV「東北アジア国際政治の中の光州民衆抗争」(午後:2時間30分)
部会責任者=佐々木寛(新潟国際情報大学)
部会企画趣旨:現代の世界政治の中における「光州」の意味を考える。
1)李鍾元(立教大学)「中曽根政権の対韓外交と光州民衆抗争」(仮)
2)John Price (カナダ・ヴィトリア大学) 「カナダからみた光州」(仮)
3)キム・ジェグァン (全南大学校)
4)キム・ハン(金杭)(高麗大学校民族文化研究院)
■ 夜(5時から)
ホン・ソンダム(洪成潭)「5月光州美術展」オープニング・レセプション
@光州市美術館第2別館
◇第3日:5月2日(日)
光州民主化運動遺跡地 フィールドスタディ& 洪成潭美術展参加
午前:光州学生運動記念塔、錦南路・全南道庁、5・18自由公園、軍事法廷・
収容所
午後:望月洞墓地、5・18国立墓地など。
日本平和学会共催
2010年光州民衆抗争30周年
日韓合同シンポジウム参加募集案内
開催時期 :2010年4月30 日(土)〜5月2日(日)*全日程参加は29日の到着です。
場 所 :韓国・全南大学校(光州市)
1.参加費:3万円(宿泊費=二人一室、食費、レセプション参加費、現地での移動
費用、入館料、資料代、翻訳・通訳費、事務費など、行事中全費用を
含む)
*1日8千円×4日分(参加日数によって払ってください)。学生は2万円、ただし
学生の宿泊は4人1部屋。
*参加費は現地で受け付けます。
*レートの変動で現地費用が変動する場合があります。多少の変動は全南大学校
側と話し合って、費用範囲内に吸収しますが、極端な円の暴落や、ウォンの急騰
のような場合には、追加料金をいただく場合もあります。また、費用が一人あたり
1千円単位で余った場合には、お返しします。
2.旅費・交通手段:光州までの交通、旅行保険は各自手配・各自負担してください。
日本⇔光州間の交通手段は、日本からの直行便はございません。飛行便は、
ソウル、釜山、済州経由の光州行き韓国国内便を乗り継いでください。仁川・
金浦(ソウル)空港、金海(釜山)空港からのバス、鉄道便があり、空港からの
高速バス便が便利です(いずれも4〜5時間)。また、大阪、福岡、下関などから
釜山への船便もあります。
この時期は連休ですので、できるだけ早く便を確保してください。
*ご参加の方には、後日、詳しい交通ガイドをお知らせします。
*4月29日関西空港発、ソウル経由、光州着、5月3日往路の10席を確保して
おります。この便を利用される方は事務局に申し出てください。
3.宿泊に関して:29日到着になると思いますので、全行程参加の方は4/29〜5/3
の4泊5日となります。
*基本的に2人1室
*1人部屋(ツインルームのシングルユース)を希望される方は、別途料金(1泊、
2000円程度)が必要です。ご希望の方は、申請書にお書きください。
*宿泊をご自分で別途ご用意される方は、参加費一日当たり6000円をお支払い
ください。
4.参加申請:下の参加申込申請をメールで送っていただくか、申請書を下記
連絡先に2010年2月26日(2次締め切り)までにファックス、郵送、またはメール
にてお送りください。
ご連絡いただければ、メール、ファックスにて上記プログラム及び申込申請
用紙をお送りいたします。
※お早めにお願いいたします。
5.連絡先:立命館大学コリア研究センター(パク・ジョンヒ)
〒603‐8577 京都市北区等持院北町 立命館大学修学館2F
TEL:075-466-3264 FAX:075-466-3247 E-mail: korea at st.ritsumei.ac.jp
★参加申込申請★
姓名:
ローマ字表記:
生年月日: 年 月 日
性別:
住所:
tel/fax:
Email:
所属・専門分野:
話せる外国語:
同伴者のお名前(申請は各自お願いします):
その他、配慮事項、ご要望など:(一人部屋希望等)
緊急連絡先(電話番号、お名前、差し支えなければご本人との関係):
参加日程の確認(「不必要」な項目を削除してください)
4月29日:夕食、宿泊
4月30日:食事(朝・昼・夕)、宿泊
5月 1日:食事(朝・昼・夕)、宿泊
5月 2日:食事(朝・昼・夕)、宿泊
5月 3日:朝食
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呼びかけ文
2010年は、韓国の光州民衆抗争(光州事件)30周年を迎える年です。
1979年10月、朴正熙大統領は中央情報部長により暗殺され、19年にわたる
軍事政権が崩壊し、民主化への熱望が1980年の「ソウルの春」として噴出します。
しかし当時、全斗煥将軍が率いる新軍部はクーデターによって政権を掌握し、
民主化運動に対する全面弾圧に乗り出しました。韓国南西部の全羅南道・光州市
では、1980年5月18日-27日の10日間にわたって民主化を求める市民、学生、
労働者たちと戒厳軍との壮絶な闘いが繰り広げられ、数百名の市民が虐殺される
「光州民衆抗争」が発生しました(03年基準、死亡及び負傷登録者3586名)。
その様子は当時、日本をはじめ海外に広く伝えられ、韓国民衆の闘いへの世界的
な連帯が形成されました。
「光州虐殺」の記憶を抹殺しようとした軍事政権に対して、生き残った人々は「真相
究明、謝罪、責任者処罰、補償」を訴えながら、80年代の韓国民主化運動を展開し
ました。韓国政府は、95年に特別法を制定し、アジアでは初めて前職2大統領を
国家暴力の責任者として訴追し、有罪を宣告しました。また被害者への名誉回復・
補償を実施し、当時の軍事法廷や軍収容所(当時の拘束及び連行者1394名の
収容施設)などを保存・公開して、歴史として記憶しています。
日本の植民地支配からの解放後、冷戦最前線となった朝鮮半島では、民族の
分断と米軍の支配、独裁政権・国家保安法体制の下で、1948年の「済州4・3事件」
から、朝鮮戦争をへて1980年の「光州虐殺」まで、米軍と韓国軍・警察・右翼団体
などによる大量の「民間人虐殺」が行われ、その犠牲者は100万人にのぼるとも
言われています。ところが、その背景には、アジア・太平洋戦争、朝鮮の植民地
支配以後も、朝鮮戦争への参加(旧日本軍らによる偵察、掃海、輸送、補給など
の支援)・軍事基地提供、日米の韓国独裁政権庇護など、日本の影がつきまとって
います。
2010年、日本の朝鮮併合100年、4・19学生革命50年、光州民衆抗争30周年
の節目を迎えるにあたり、全南大学校5・18研究所が光州市で特別シンポジウムを
開催するに際して、日本平和学会では特別に実行委員会を設立し、このシンポ
ジウムの企画・実現のために積極的に参画することにいたしました。これは、
日本平和学会としては、2007年に済州島で秋季研究集会として開催した日韓
共同シンポジウムに続く日韓共同企画ともいえます。
光州民衆抗争は、朝鮮の分断、朝鮮戦争以来の抑圧者と被抑圧民衆の一大決戦
であり、光州民衆の血であがなった光州の究極的勝利は、朝鮮現代史と東アジア
現代史の再評価と、闇にほうむり去られたアジア民衆の闘いの復権への突破口を
開くものでした
。光州民衆抗争は30年前に終わった事件ではなく、いまだに続くアジア諸国の
権威主義体制と軍事同盟体制を克服し、東アジアで平和・人権を実現するための
重大な契機です。また、光州民衆抗争によって、多くの日本人は韓国民主化運動
と「闘う主体」としての「民衆」の存在を発見し、歴史において始めて、広範な日韓
市民連帯運動が形成されます。
今回のシンポジウムでは、光州民衆抗争が日本にいかなる影響を及ぼしたのか、
日本の市民たちは光州にどのように応答したのか、そこで形成された日韓連帯は
その後、どのように発展したのか、その反面、中曽根政権をはじめとする日本政府
の対韓政策は韓国独裁政権をどのように支えたのか、などを論点としたいと考え
ます。
今回の光州シンポのテーマ「抵抗と平和」は、光州民衆の抵抗を東アジア全体の
ものにし、光州に結集した力を朝鮮半島の平和と統一へと発展させ、軍事主義と
軍事同盟を超えて21世紀の「東アジア不戦・平和共同体」実現させようと全力を
尽くしている方々への呼びかけでもあります。
多数の方々の光州シンポジウムへのご参加、ご支援を心からお願いいたします。
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亀村 涼子(KAMEMURA RYOKO)
hrv26021 at fc.ritsumei.ac.jp
立命館大学コリア研究センター 事務局員
〒603-8577
京都市北区等持院北町56-1 修学館2F
TEL 075-466-3264 FAX 075-466-3247
http://www.ricks2005.com
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Ritsumeikan Center for Korean Studies
Ritsumeikan University Shugakukan 2F
56-1 Toji-in Kitamachi, Kita-ku, Kyoto JAPAN
TEL:+81-75-466-3264
FAX:+81-75-466-3247
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