[CML 003093] 2.24 都庁前アクション & 3.13 規制に反対する新宿繁華街デモ!(転載)

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2010年 2月 23日 (火) 01:47:01 JST


紅林進です。
  下記アクションのご案内を転載させていただきます。
   
   警視庁は17日、インターネットカフェに入店する際に本人確認を義務づける
  など規制する全国初の条例案を発表した。今月24日からの都議会に提出され、
  可決されれば7月1日に施行されるとのこと。 
   
     これは個人のプライバシーを侵し、通信の秘密さえ侵す恐れのある、また
  警察国家化、超管理社会化、「ネット難民」排除・治安対策対象化のこの規制、
  条例化に断固反対します。
   東京でこれを許せば、都教委の日の丸・君が代強制とそれに反対する教員
  に対する処分が全国波及した二の舞になることを恐れます。
   
   

  □■□■□■□■□(以下、転送・転載大歓迎)□■□■□■□■□
   
  ネットカフェ規制反対!!
警察主導の不穏で不安な治安対策に異議あり! 緊急アクションのお知らせ

★都庁前情報宣伝アクション
2010年2月24日(水)都議会開会日 11時半〜12時半
場所:東京都庁議会棟前

★規制に反対する新宿繁華街デモ!
2010年3月13日(土)13時 新宿・柏木公園集合 14時出発
地図:http://www.tokyohomeless.com/body2-47.html
  (※デモコースの詳細は「ディストピアTOKYO」にアップしていきます。
http://street.chikadaigaku.net/ )

★「インターネットカフェ(漫画喫茶)規制に反対する共同声明」への賛同も募集しています。
http://street.chikadaigaku.net/town
   
  主催:「東京都安全安心まちづくり条例改悪に反対する共同声明」
連絡先:東京都千代田区三崎町3−10−15 富士ビル405
「地域共闘交流会」気付 TEL/FAX:03−3262−3088
Eメール:dystopia.tokyo at gmail.com(ディストピア東京)

●身分証を求めるのはプライバシーの侵害だ!
●ネットカフェ利用者を犯罪者扱いするな!
●ネットカフェで寝泊まりする人を排除するな!
●警察の職権乱用はもういらない!
●全ての生存を保障しろ! 全ての街頭に自由を!

昨年11月下旬、警視庁はインターネットカフェ(パソコンを置いている漫画喫茶)に
  おける、ハイテク犯罪防止を柱とする全国初の規制条例案を、今年春の東京都
  議会に提出する予定であると発表しました。そして2月には正式に報道されました。
●利用客の本人確認義務化=ネットカフェ条例案提出へ−全国初、罰則も規定・
  警視庁http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100217-00000068-jij-soci

この条例案は問題が多すぎます。私たちは、ネットカフェを利用したりそこで働いて
  いる全てのみなさんに呼びかけます。反対の声を上げればまだ止められます、
  ネットカフェのたくさんある新宿にて、ぜひ、街宣とデモにご参加ください!

新聞報道によると、条例案の内容は「店側に、利用者の本人確認を行うこと
  や利用記録の3年間保存などを義務付け、違反した場合は罰則を科す。
利用者が名前や住所を偽る行為も罰則の対象にする」というものです。

警視庁はこの件に関する「有識者会議」(警察の意見に同調する学者等で構成)を
  開き「インターネットカフェ等を利用した犯罪等の防止対策の在り方に関する報告書」
  を作成していますが、それを見る限り、今回の規制には以下に指摘する通り多くの
  問題点があります。

1.利用者への配慮がなく、プライバシー侵害の危険性が高まる。

「本人確認」が運転免許証など顔写真付きの身分証に限定されれば、利用者は
  大幅に限られ、そもそも身分証を持たない人は利用できなくなる。
店側に3年間も利用記録を保存させる方法も明示されず、情報流出の危険性も
  ある。本人の同意のない利用記録の開示はプライバシーの侵害になり、店側にも
  過剰な負担を強いることになる。

2.「ネットカフェは犯罪の温床」とする警視庁・有識者会議の意見は作為的である。

「今回の条例はネットカフェでのハイテク犯罪防止が目的」とされるが、ネットカフェ
  でのハイテク犯罪の件数は明らかにされていない。
警視庁のデータによれば、都内のネットカフェでの犯罪認知件数は半年に1件程度
  なのに、他の24時間営業の業種との比較データもなく、条例制定の根拠に乏しい。
「犯罪」というなら最も多いはずの「置き引き」等に対してはロッカーの整備などで
  対応できるはず。

3.ネットカフェを利用せざるを得ない人たちの排除が目的ではないか。

身分証提示の義務付けにより、野宿労働者や派遣切りにあった労働者が一時的
  に体を休めたり宿泊に利用してきたネットカフェ(都の資料によれば「官製派遣村」
  を利用した人860名中、30%、259名が主な宿泊場所としていた)から事実上締め
  出されることになり、本来なら福祉の問題として考えるべきことが治安・管理の問題
  にすりかえられていく。

4.警察の職権乱用を増やすだけ。

「ネットカフェ規制条例」により、監視カメラの増加、情報提供の強要、警官の立ち
  入り、従業員の監視など、ネットカフェ利用者や店で働く労働者の人権を無視した
  警察の職権乱用がひどくなることが予想される。
「営業の開始・変更・廃止」についての「公安委員会への届出義務」は、これらの
  危険を増幅する。

私たちは今回の「ネットカフェ規制」が警視庁主導により昨年改悪・施行された
  「東京都安全安心まちづくり条例」の一環であり、ますます警察による市民生活
  の監視・管理体制を強めるものとして、条例制定に強く反対します。

都議会では慎重審議のうえ、否決されるよう求めます。


 

 
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