[CML 003005] 【普天間問題】九州北部の人びとの社民党への申し入れ 2・16

加賀谷いそみ QZF01055 at nifty.ne.jp
2010年 2月 17日 (水) 00:29:33 JST


(転載歓迎)

みなさんへ

 福岡県の航空自衛隊築城基地正門近くで毎月「2の日」に座り込みをしている
渡辺ひろ子さん(平和といのちをみつめる会)や梶原得三郎さん(草の根の会、
大分県中津市)などが呼びかけて、九州北部で活動する市民運動や労働組合が2
月16日、社民党に急きょ以下の申し入れを行ないました。全文を紹介します。
             井上澄夫(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック) 


◆社会民主党党首 福島みずほ 様
 社会民主党国会議員各位   

              申し入れ書

 2月15日、いくつかのメディアが普天間問題に関し、社民党が17日の沖
縄基地問題検討委員会に提示しようとしている内容について発信しました。そ
れによれば、社民党は海自大村航空基地や佐賀空港などを念頭に、九州北部へ
の移転を考えているとのことです。米領グアムなども移転先の候補としてあげ
るようですが、私たちはそれを知って驚き、失望と怒りを禁じ得ません。社民
党がなぜそんなことをするのでしょうか。宜野湾市民の耐え難い苦難を別のど
こかに押し付けて、それで何が解決するというのでしょうか。政権の一角にあ
って普天間基地の移転先を探すありようは、社民党が反戦平和を願う私たちか
ら遠く離れて 、米政権に追随することを決めたかのように見えます。
 普天間問題の真の解決は基地撤去の外にあり得ません。社民党にはそのこと
を忘れないでいただきたいと思います。民主党や国民新党に歩調を合わせて米
政権の意向に応えることをやめて、基地機能の大幅縮小を強く求めつつ、可能
な限り早期に撤去させるべきです。困難ではあっても、それに向けて力を注ぐ
政党であってほしいものです。

              申し入れの趣旨
              
一、私たちは普天間基地の国内移転など断じて認めるわけにはいきません。
二、社民党は国の内外を問わず、普天間基地の移転先を探すようなことをすべ
きではありません。
三、2月17日の沖縄基地問題検討委員会に移転先案を提示するようなことを
絶対にしないでください。
四、身近に基地や軍隊が存在すれば、私たちの危険は増すばかりです。一つず
つ撤去していって下さい。社民党はそうした仕事をする政党であって下さい。

以上、趣旨に賛同する団体の連名で申し入れます。
                                                 2010.2.16

賛同団体
★「週刊金曜日」大分読者会★ローカルネット大分・日出生台★ピースサイク
ル・おおいた★平和といのちをみつめる会★憲法・教育基本法の改悪に反対す
る市民連絡会・大分★天皇問題を考える市民ネットワーク★天皇の即位20周
年「奉祝」を許さない九州行動★草の根の会★赤とんぼの会★沖縄と結ぶ市民
行動福岡★ユニオン北九州★平和未来懇★沖縄大使・宮村みつお★反戦反核反
原発を考える会★写真の会パトローネ★新日鉄の元徴用工問題を考える会★狭
山事件をかんがえる北九州市民の会★軍国主義に反対する会★強制連行を考え
る会北九州★アフガン・イラク戦争を阻止する実行委員会★NGO人権・正義
と平和連帯フォーラム福岡★ネットワークコスモポリタン★福岡地区合同労組
★天皇制に問題あり!福岡連絡会★念仏者九条の会・福岡★平和をあきらめな
い人々のネットワーク★北九州学校ユニオン・うい★学校現場に内心の自由を
求め君が代強制を憲法に問う裁判・ココロ裁判原告団★築城基地への訓練移転
・日米共有化・海兵隊基地化に反対する会★仏教徒非戦の会・福岡★靖国参拝
違憲「福岡判決」を活かす会★平和をつくる筑紫住民の会★筑紫地区「こども
たちの未来を拓く会」(順不同)

                                   文責 梶原得三郎(草の根の会)


CML メーリングリストの案内