[CML 002941] Fwd: [muennews:00116] 無煙ニュース

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2010年 2月 10日 (水) 06:27:24 JST


野村修身です。

無煙ニュース116号を転送します。
転載を歓迎します。ダブって見ていられる方には申し訳ありません。

原子力発電所内でタバコの吸殻が見つかったと公表されています。関連した情
報をご存知の方は、投稿をお願いします。

この行為は多量の体内放射能被曝につながり、さらに、原子力発電の危険性を
大きくする、重大な事件ではないでしょうか。原子力発電に関係する監督官庁
の厚生労働省や経済産業省に事実関係を質し、どのような処置をしているかを
確かめる必要があるかもしれません。
                   _________________________________________________
                   NOMURA; Osami, Dr. Eng. : peace-st at jca.apc.org
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Forwarded by NOMURA; Osami <peace-st at jca.apc.org>
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From: 土森 武友  <tsuchi_tk at ybb.ne.jp>
To: muennews at tsuchi-ml.net, uen at nosmoke.jp
Date: Tue, 09 Feb 2010 01:39:01 +0900
Subject: [muennews:00116] 無煙ニュース
Cc:  
---
【風】売り上げ打撃、たばこ店の悲哀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100203-00000067-san-bus_all
 たばこ税増税の影響は、喫煙者だけにとどまらないようだ。たばこ
店を経営しているという65歳の方から、悲哀のこもったメールをい
ただいた。
 《国民年金とたばこ屋のもうけだけでは、今でも余裕のある生活は
到底できていません。孫におもちゃも、ろくに買ってやれません。成
人識別カード「タスポ」が導入になってからは、売り上げがそれまで
の半分にまで減少しました》
 こうつづった上で、増税について《この上、1箱400円になった
としたら、吸う本数を減らしたり、たばこをやめたりする人の数は、
今までの値上げの時と違って想像するのが怖いくらい増えるでしょう》
と心配している。
 たばこの販売数量が減少傾向にあることは以前も少し触れたが、増
税で最も打撃を受けるのは、たばこ専業の小売販売店かもしれない。
 たばこを所管する財務省近畿財務局によると、近畿でたばこ専業や
コンビニ、スーパーなど、たばこ小売販売店が廃止届を出したのは、
平成11年度は1055件だったが、20年度には2230件と倍増。
新規の許可申請もあるが、近畿の小売販売店の総数は、16年度の約
4万7千店から20年度は約4万5千件と、4年で約2千件も減った。
 近畿財務局では「タスポの導入や喫煙に対する厳しい風潮、経営者
の高齢化など複合的な要因でたばこ店が減っているのではないか」と
している。
 実家がたばこ店という65歳の別の男性も、ファクスで《小売店は
高齢化で後継者もなく、閉店を余儀なくされています》と窮状を記し
ていた。実際、20年度に新たに販売許可を得た業種は、コンビニが
全体の約39%を占めたのに対し、専業小売店は約4%しかなく、苦
境が見て取れる。
 この男性は増税でさらに売り上げが減るとして、こう訴えている。
 《健康に悪いことは認識しています。しかし、今まで政府として販
売してきた責任からも、今は喫煙者と禁煙者が共存できる環境づくり
が必要ではないかと思います》(真)


志賀原発:たばこの吸い殻、見つかる /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100203-00000263-mailo-l17
 労働安全衛生法で飲食や喫煙が禁止されている原発の放射線管理区
域内で、たばこの吸い殻が相次ぎ見つかった問題で、北陸電力志賀原
発(志賀町)でも2本見つかっていたことがわかった。見つかったの
は全国で5事業者になった。
 北陸電は毎日新聞の取材に「調査中」と回答していたが、2日に結
果を明らかにした。志賀原発2号機のタービン建屋で07年12月に
1本、1号機の廃棄物処理建屋で08年1月に1本が見つかった。い
ずれも実際に喫煙があったかどうかは確認できなかった、としている。
【酒造唯】


【風】たばこはストレス解消する?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100204-00000082-san-soci
 「あの話聞いた?」「聞いていないよ。教えて」。特別親しい同僚
だったわけではないが、情報交換し合う仲になっていた−。会社など
の喫煙スペースでは、喫煙者同士のよしみから意気投合し、独自のネ
ットワークが広がることも珍しくない。
 20代女性から、こんなメールが寄せられた。
 《禁煙分煙の時代。どんどん吸う場所がなくなっていきましたが、
それでもコミュニケーションツールとして、お酒のお供とともに、大
好きでした。楽しみの存在です》
 また、54歳の女性は《たばこの煙を深く、ゆっくり吸う。まるで
ゆったりとした深呼吸のようで、精神的にとても落ち着く。たばこを
吸うことで、どれほどのイライラを解消できたことでしょう》と、た
ばこのありがたみを述べている。
 喫煙者にとって、たばこは生活の潤滑油のようだが、国立保健医療
科学院の吉見逸郎・たばこ政策情報室長は「『たばこでストレス解消』
は、混同している面がある」と話す。
 吉見室長は「イライラが解消されると感じることはあるでしょうが、
たばこにストレス解消物質が入っているわけではない」とし、「ニコ
チン切れのイライラが、補充により、ほかのストレスも解消したと感
じてしまう」と説明する。
 では、仕事が行き詰まったときや気分転換のための喫煙はどうなの
だろうか。
 「たばこで気分転換されるのではなく、気分転換のタイミングでた
ばこを吸うのが習慣になっているため」と指摘。
 さらに「たばこをくわえ、火を付けて一息ふかす、という一連の行
為は、深呼吸やため息にも似ており、行動的にも心理的にもなじみや
すい。文字通り『息抜き』の行動として混同されやすいのでしょう」
と分析する。
 偶然だろうが、たばこの“利点”を寄せてくれた女性2人は、いず
れも今はたばこを吸っていないという。20代女性は元喫煙者として、
こうも書いている。
 《もうたばこは見たくもない。でも「この一服がうまい」と思いだ
すときもある。このまま禁煙できればいいけれど、楽しみの存在でも
あってほしいという矛盾した気持ちがあるのです》(真)


世界対がんデー、がん予防を訴え専門家らが講演
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100204-00000016-cbn-soci
 国際対がん連合(UICC)日本委員会は世界対がんデーの2月4日、東京
都内で「がん予防は子どもから」をテーマに公開シンポジウムを開い
た。たばこをやめる、肥満を避ける、がんの原因となる感染を防ぐこ
となどで「がんは予防できる」との観点から、がんや学校教育の専門
家ら6人が講演。会場では医療従事者や教育関係者、一般市民など約
120人が熱心に耳を傾けていた。
 「ワクチンで予防する子宮頸がんと肝がん」のテーマで講演した愛
知県がんセンター研究所疫学・予防部部長の田中英夫氏は、子宮頸が
んの原因物質ヒトパピローマウイルスや、日本で昨年12月に発売され
た子宮頸がん予防ワクチンなどについて説明した。
 また、高校生などが生物の授業で、細胞、各臓器の位置や働き、ウ
イルスなどについて学ぶことを指摘。ワクチンで予防できるがんがあ
ることを中高生が理解するために、「これらの情報をお互い関連付け
ることで、頭に入って行くのではないかと思う」とし、生物などの授
業を通じてがん予防への理解が広がることへの期待感を示した。
 大阪府立健康科学センター部長の中村正和氏は「タバコとがん-子
どもの未来の健康を守れ」のテーマで、未成年者の喫煙の問題点やた
ばこ依存症となる仕組みを説明し、喫煙などが「深刻な薬物乱用に進
展する入門薬物、『ゲートウエードラッグ』になることが分かってい
る」と指摘。喫煙防止対策として、「たばこの値上げ」など、たばこ
を入手しやすい環境の改善を行うことなどを挙げた。
 国立成育医療センター成育政策科学研究部室長の原田正平氏は講演
「子どもの生活習慣とがん予防」の中で、年齢ごとの健康対策啓発の
必要性を指摘。その上で、「(がん対策などを)やってはいるが、縦割
り行政である」「分かりやすい形での啓発が少ないのではないか」と
問題点を指摘し、シンポジウムを通じて「がん予防に肥満対策や運動
の促進が関係し、それが子ども時代から重要な意味を持つということ
を知ってもらえたら」と述べた。
 東大大学院教育学研究科教授の衞藤隆氏は「日本の学校教育にみる、
がん予防」のテーマで、子どもたちががんについて「学習し得る機会」
について言及し、学校教育の中で「がん予防」学習を行うための現実
的な策として、学習指導要領に対応した内容の副教材の開発を提案し
た。
 兵庫教育大大学院教授の鬼頭英明氏は「世界の学校教育にみる、が
ん予防」のテーマで、米英の健康教育などについて講演した。
 最後に講演した財団法人札幌がんセミナー理事の小林博氏は、「子
どもが親を変える-スリランカ10年の経験から」と題して、同法人の
スリランカでの活動を紹介。現地の学校で子どもたちが、▽健康のた
めに何ができるかなどを自由に話し合うワークショップ▽ワークショ
ップの結論をニュースレターにして発行-などに取り組んだ結果、子ど
もたちに共鳴する形で親らの行動変容が起こり、喫煙率の低下、飲酒
量の減少などが見られたことを説明した。

【写真】公開シンポジウム「がん予防は子どもから」(2月4日、東京
都中央区) 


井原市立全32校を全面禁煙/岡山
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201002050039.html
 井原市教委は4月から市立の幼稚園、小中高校の全32校で校庭や駐
車場を含め敷地内を全面禁煙にする。教職員に加え、保護者や休日、
夜間の地域行事の参加者にも協力を求める。
 佐藤勝也教育長らが「喫煙者の教職員、保護者、地域の方の啓発な
どに努め、新年度から実施に踏み切りたい」と明らかにした。
 市教委は昨年4月の校園長会で、健康教育の観点から保護者や住民
らに理解を呼び掛けながら全面禁煙を試行するよう各校に要請した。
 11月時点で13幼稚園、13小学校、5中学校、市立高のうち、12幼稚
園と3小学校が敷地内禁煙を、1幼稚園と6小学校、2中学校、市立
高が施設内禁煙をそれぞれ実施。その他の学校は喫煙スペースを設け
るなど分煙で対応していた。
 

職場の禁煙義務付けへ 厚労省、飲食店・交通機関も規制
http://www.asahi.com/health/news/TKY201002060391.html
 他人のたばこの煙を吸わされる「受動喫煙」から労働者を守るため、
厚生労働省が職場の原則禁煙化に乗り出す。事業者に受動喫煙を防ぐ
よう義務づける労働安全衛生法の改正案を、早ければ来年の通常国会
にも出す方針だ。 
 法改正が実現すれば、通常の事務所や工場では、仕事をする空間で
の喫煙はできなくなる。ただ、男性の喫煙率が3割を超える中で、建
物をすべて禁煙にするのは非現実的だという意見も多く、当面は喫煙
室の設置を認めることになりそうだ。 
 焦点になりそうなのは、飲食店や交通機関、宿泊施設など、接客す
る従業員が煙を吸わされる職場の扱い。従業員の受動喫煙を防ぐには
客席などを全面禁煙にする必要があるが、厚労省がもうけた有識者検
討会では「たばこを吸いたいという顧客がある程度はいる。全面禁煙
は行き過ぎ」という指摘があった。 
 このため、顧客との関係で禁煙が難しい場合に限り、煙が含む有害
物質の空気中の濃度に基準を設け、換気などの対策を徹底させる規制
を検討する。この場合でも、排煙設備に多額の投資が必要になる店が
多いとみられ、事実上は禁煙を迫られるケースが出そうだ。 
 法改正の方向について検討会が近く報告書をまとめ、その後、労働
政策審議会(厚労相の諮問機関)で具体的な内容を固める。罰則規定
は見送られる公算が大きいが、労働基準監督署が事業者を指導するこ
とが可能になる。 
 ただ、職場の禁煙化には、喫煙者だけでなく、喫煙室をつくるため
の投資が必要になる中小企業、売り上げ減を懸念する外食・たばこ産
業の強い反発が予想され、どこまで規制できるのか、不透明さが残る。
4月に施行される神奈川県の受動喫煙防止条例は、小規模飲食店の禁
煙・分煙を努力義務にとどめるなど、当初案から大きく緩和された経
緯がある。 
 欧米では、公共の場での喫煙は厳しく規制される例が多い。日本で
は、路上喫煙を罰則付きで禁じる自治体条例が広がる一方、職場の受
動喫煙防止を義務づける法律はない。公共施設での受動喫煙防止を定
めた03年施行の健康増進法も努力義務にとどまる。 
 厚労省はガイドラインで、完全禁煙か、喫煙室の設置を勧めている
が、強制力はない。(江渕崇) 


大豆製品で肺がんリスク減=非喫煙男性の場合−厚労省研究班
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100205-00000083-jij-soci
 大豆に多く含まれるイソフラボンの摂取量が多い非喫煙男性は、肺
がんになりにくいことが5日、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分
かった。女性の場合も同様の傾向がみられた。研究成果は米国の栄養
学専門誌に発表された。
 研究班は1995年と98年、全国9地域の45〜74歳の男女約7万6000人に
食習慣などのアンケート調査を実施し、2005年まで追跡。この間に男
性約3万6000人中481人、女性約4万人中178人が肺がんになった。
 調査時の食習慣から算出した1日当たりのイソフラボン摂取量で4グ
ループに分け、肺がん発生率を比較した。
 肺がんは喫煙の影響が大きいため、喫煙の有無で解析すると、非喫
煙男性では摂取量が多いほど発生率が低く、最も多いグループは最も
少ないグループの半分以下だった。 


大豆製品に肺がん予防効果 ただし非喫煙男性のみ
http://www.asahi.com/science/update/0205/TKY201002050328.html
 たばこを吸った経験が無く、豆腐や納豆など大豆製品を多く食べる
男性は、あまり食べない男性に比べ、肺がんになるリスクが低くなる
可能性があることが厚生労働省研究班の大規模調査でわかった。大豆
に多く含まれる「イソフラボン」が関係しているらしい。 
 研究班は、45〜74歳の男女計約7万6千人を最長11年間追跡。
一日に食べる大豆製品の量により四つの集団に分け肺がんの発症率を
比較した。 
 その結果、たばこを一度も吸ったことがない男性に限って比べると、
大豆製品を一番よく食べる集団(イソフラボン換算すると豆腐約20
0グラム)は、最も少ない集団(同約40グラム)より肺がんになる
リスクが57%低かった。豆腐40グラムはイソフラボン換算で納豆
3分の1パック相当という。 
 喫煙しているか、過去にたばこをやめた男性では、大豆製品の消費
量による差はなかった。女性も大豆製品を食べる人の方が肺がんリス
クは低い傾向が出たが、統計的に有意な差は出なかった。 
 イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをし、乳がんや前立腺がん
を予防する効果があるとされる。 
 研究を担当した国立がんセンター予防研究部の島津太一さんは「た
ばこをやめても効果がないのは、喫煙による遺伝子レベルのダメージ
が残っているからではないか」と説明している。(岡崎明子) 


豆腐・納豆食べる人 肺がんリスク減ります たばこ吸わない男性 厚労省調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100205-00000062-san-soci
 たばこを吸わない男性では、豆腐や納豆などの大豆食品に含まれる
イソフラボンの摂取量が多い人が肺がんになるリスクは、摂取量が少
ない人の半分以下だとの研究結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・
津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)がまとめ、5日公表した。
 研究班は岩手、秋田など8県に住む45〜74歳の男女約7万6千
人を平均約11年間、追跡調査。男性481人、女性178人が肺が
んになった。食事内容のアンケートからイソフラボンの摂取量を算出
し、男女をそれぞれ4グループに分け、肺がんの発症率を比較した。
 男性のうち、非喫煙者では、イソフラボン摂取量が最も多いグルー
プ(豆腐換算で1日約203グラム)の発症率は、最も少ないグルー
プ(同約37グラム)の43%だった。男性全体では関連は出なかっ
た。喫煙の影響があまりに大きいためとみられる。豆腐1丁は300
〜400グラム程度とされる。女性でも、統計学的に意味のある差は
なかったが、同様の傾向だった。
 研究班によると、肺がんと女性ホルモンの関係を指摘する報告があ
り、女性ホルモンと構造が似ているイソフラボンの摂取が肺がん発症
に影響するか注目され、今回と同じようにイソフラボンの摂取で肺が
んリスクが下がることを示唆する海外の報告があるという。
 ただ同センター予防研究部の島津太一研究員は「肺がんの最大の原
因はやはりたばこだ」と話している。


たばこ吸わず大豆よく食べ「肺がんリスク減」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100207-00000210-yom-sci
 豆腐や納豆をよく食べて、たばこを吸ったことのない男性は、肺が
んを発症する危険性が低いことが、厚生労働省研究班の大規模追跡調
査でわかった。
 国立がんセンターの島津太一研究員らは、岩手、長野、沖縄など8
県の45〜74歳の男女約7万6000人を8〜11年間追跡調査。
大豆などに含まれるイソフラボンの摂取量と肺がん発症との関連を調
べた。
 たばこを吸ったことのない男性では、イソフラボンの摂取が多い人
ほど肺がんのリスクが低く、豆腐に換算して毎日3分の2丁分を摂取
する人は、摂取量がその5分の1の人に比べて、リスクが43%だっ
た。たばこを吸う人は、たばこの影響が大きく差が見られなかった。
女性では肺がんの症例が少なく、有意な差はなかった。島津研究員は
「大豆食品が肺がんを予防する可能性はあるが、まずは禁煙が大切」
と話している。 


イソフラボンで肺がんリスク低下 非喫煙男性で最大57%、厚労省調査
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100205ATDG0500V05022010.html
 厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予
防研究部長)は5日、喫煙の経験がない男性が大豆食品に含まれる
「イソフラボン」を多く摂取すると、肺がんにかかるリスクが最大で
57%下がるとする疫学調査の結果を発表した。
 研究班の島津太一・国立がんセンター研究員は45〜74歳の約7万60
00人を平均11年間追跡。みそ汁や豆腐を食べる頻度をもとにイソフラ
ボンの一種「ゲニステイン」摂取量を推定し、多い順に4グループに
分類して摂取量と肺がんリスクの関連を調べた。追跡中に男性3万60
00人のうち481人、女性4万人中だと178人が肺がんにかかった。
 男性全体ではイソフラボン摂取と肺がんリスクの間に関連はみられ
なかったが、喫煙したことのない男性に限ると、最も摂取量の多いグ
ループ(1日平均61ミリグラム)は最少グループ(同11ミリグラム)
と比べて肺がんにかかるリスクが57%低かった。女性も摂取量が多い
ほどリスクが下がる傾向がみられたが、統計学的に意味があるほどの
差は確認できなかった。


飲食店などで禁煙・分煙トライアル週間スタート、受動喫煙防止周知へ/神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100204-00000038-kana-l14
 県公共的施設受動喫煙防止条例の4月施行を前に、条例に定められ
た禁煙・分煙を試行的に実施する「『スモークフリー』トライアル週
間」が4日から始まった。条例の周知を目的に、飲食店など374店
舗で行われる。10日まで。
 チェーン店の参加が多いが、藤沢市の湘南台駅東西にある「湘南台
東口商店街協同組合」「湘南台商店連合会」や横浜市旭区若葉台の
「ショッピングタウンわかば」は、商店街一体で協力している。
 湘南台駅西口のレストラン「プチパピヨン」も商店街の店舗の一つ。
2年以上前から店内禁煙とし、室外に喫煙場所を設けているというが、
条例の趣旨に賛同して参加した。店主の伊沢富士雄さん(61)は「店
内はきれいになり、受動喫煙への苦情もなくなった。禁煙のおかげ。
行政が条例で音頭を取るのはいいこと」と話す。
 同駅周辺のある店主は「飲食店は苦労が多い」とも。時間帯禁煙に
したが、結局喫煙に戻さざるを得なかった居酒屋もあるという。県が
煙から解放されて自由になるという意味で使う「スモークフリー」と
いう標語も、「喫煙OKと誤解する人も多い。広めないといけない」
とも話した。
 県は初日のこの日、県内3カ所で周知を図るチラシを配った。今後
も続ける予定で、6日には藤沢市湘南台文化センターで条例に関した
フォーラムも開く。問い合わせは、県健康増進課たばこ対策室電話0
45(210)5015。

【写真】条例の周知に協力する商店街も=藤沢市湘南台のユザワ青果
店 


受動喫煙防止条例:県、10日まで周知週間 /神奈川
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20100205ddlk14010308000c.html
 民間施設を含む屋内の喫煙を規制する受動喫煙防止条例の4月施行
を控え、県は4日、規制内容を周知する「『スモークフリー』トライ
アル週間」を始めた。県の募集に応じた飲食店など374店が参加し、
期間中の禁煙や分煙の先行実施を試みる。10日まで。週間は、慶応
大学生の提案を受けて県が具体化した。
 県によると、条例に基づいて分煙設備の設置工事を済ませた店も出
てきており、規制対象外でありながら自発的に参加する小規模店もあ
るという。【木村健二】


4日から禁煙週間…神奈川
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=20364
県の新条例周知、374店舗が参加
 全国で初めて公共的施設での屋内喫煙を規制する受動喫煙防止条例
が4月から施行されるのを前に、県は4日から1週間、県内の飲食店
などで、同条例を周知する「スモークフリー」トライアル週間を実施
する。
 参加するのは、湘南地域や横浜市内などの計374店舗。「スモー
クフリートライアル店」というポスターを掲示し、条例に定められた
禁煙や分煙を実施する。
 商店街ぐるみで参加する藤沢市・湘南台駅東西の2団体と横浜市旭
区若葉台の「ショッピングタウンわかば」では、飲食店や鮮魚店など
が、室外に喫煙所を設けるなどして店内を禁煙にする。
 また、ルミネ横浜店などのテナントビルや「天丼てんや」などのチ
ェーン店も参加。終了後も禁煙を継続する店舗が多いという。
 同条例について調査した慶応大生らから昨年10月、「条例の認知
度が低い」と指摘を受けたため、トライアル週間を実施することにし
たという。松沢知事は「多くの人にスモークフリーの環境を実感して
頂きたい」と話している。

(2010年2月4日 読売新聞)


受動喫煙防止 評価と悩み/神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20100207-OYT8T00097.htm
「客来なくなるかも」 「迷惑かけず吸える」 トライアル3日目
  公共施設で喫煙を規制する全国初の県受動喫煙防止条例が4月か
ら施行されるのを前に、4日から、禁煙や分煙を導入してもらう
「トライアル週間」が県内各地で行われている。3日目となった週
末の6日、飲食店からは「禁煙で安心してお客さんに来てもらえる」
などの声が上がる一方、「分煙装置が導入できない」との悩みの声
も。また、客からは「迷惑をかけずに吸える」「禁煙の店が増えて
気が重い」などの賛否の声が聞かれた。(河野越男、金子靖志)
◆PRが目的  
 トライアル週間は、県が条例のPRを目的に10日まで実施。藤
沢市の湘南台駅東口・西口と横浜市旭区若葉台の3商店街を中心に、
「天丼てんや」「吉野家」などの大手チェーン店、「ルミネ横浜店」
「茅ヶ崎ラスカ」などの駅テナントビルを含む計374店舗が参加
した。連続3日以上禁煙や分煙が条件で「スモークフリートライア
ル店」のポスターが掲示されている。
 きっかけは、昨年10月。条例の影響について、飲食店調査を行
った慶応大生らが松沢知事に「条例の認知度が低い」と指摘したこ
とだった。メンバーの同大1年村杉汐音さん(19)は「飲食店が
お客さんの反応を見て、禁煙や分煙にする踏み台にしてもらえれば」
とトライアル実施に期待する。
◆排煙装置も 
 湘南台西口のイタリア料理店「サイゼリア湘南台ウエストプラザ
店」では、実施2日前、約300万円かけて、風で煙の拡散を防ぐ
「エアカーテン」や仕切り、排煙装置を設置した。サイゼリアでは
同時に、相模原市など7店でも禁煙か分煙を導入。残る県内店に拡
大するか今後、検討する。
 また、近くのアイスクリーム店「ブルーシールカフェ藤沢湘南台
店」は店頭に喫煙所を設け、店内を全面禁煙に。店長の瀬川美夏さ
ん(24)は「子供連れのお客さんが多いため、安心して来てもら
える」。また、「そば処 よ志竹」店主の北村繁さん(60)も
「分煙にしたが、お客さんのクレームはない。いずれは全面禁煙に」
と話した。
 参加しなかったすし店の男性店主(66)は「分煙にするスペー
スがなく、どうしたらいいのか、困っている。禁煙にしたら、客が
来なくなってしまうのではないか」と悩む。
◆賛否両論
 客側では、喫煙・嫌煙派ともに分煙歓迎の声が少なくない。喫煙
女性(44)は「ほかの人に迷惑をかけずにたばこを吸える」と評
価した。また、妊娠5か月の主婦(32)も「今は禁煙の店にしか
入らないので」とうれしそう。
 一方、喫煙歴20年以上の男性会社員(47)は「酒を飲むと、
たばこが吸いたくなる。禁煙の店が増えると思うと、気が重い」と
の声もあった。
 同条例は罰則規定もあり、施行後は、学校や病院など、公共性の
高い施設は禁煙が義務付けられ、大規模飲食店などは2011年4
月に禁煙か分煙を選択することになっているが、小規模飲食店など
は努力義務にとどまる。6日午後、湘南台地区でトライアル参加店
を訪れた松沢知事は「きちっとたばこ対策をした方が、店に対する
客の評価も上がるはず」と語った。

【写真】分煙化されたサイゼリア湘南台ウエストプラザ店では、ガ
ラス張りの喫煙スペースの入り口にエアカーテンが設置されている
=金子靖志撮影 

(2010年2月7日  読売新聞)


全国初の「受動喫煙防止条例」が間もなくスタート=神奈川県
http://www.pjnews.net/news/535/20100207_1
【PJニュース 2010年2月8日】全国初となる、『神奈川県公共施設等
における受動喫煙防止条例』の施行を前に県民フォーラム「スモーク
フリー」が2月6日(土)、湘南台文化センターで催されました。
スモークフリーとは、煙から開放されて自由になるという意味で、間
違っても煙草が自由という意味ではありません。2009年3月31日公布
(平成21年条例第27号)された同条例は、平成22年4月1日から施行され
ます。この日のフォーラムは、条例の周知の促進及び受動喫煙防止に
向けての県民機運のさらなる醸成のために開催されたものです。
神奈川県では第1種施設(学校、病院、劇場、映画館、観覧場、集会場、
運動施設など)においては禁煙が義務付けられ、第2種施設(飲食店、
宿泊施設、ゲームセンター、カラオケボックスなど)では、禁煙か分
煙を選択することが義務付けられることになりました。
当初の計画から大幅な譲歩となったこの条例ですが、官公庁はもとよ
り民間経営の飲食店まで幅広く受動喫煙の防止を展開することになり
ます。ますます受動喫煙防止が強化される中、県民はどう取り組むの
でしょうか。その成果が期待されます。飲食店などではお客さんの減
少やトラブルを心配する声もあります。しかしながら受動喫煙の害に
対する認識の高まりから、今後とも強化されることになるでしょう。
がん撲滅を図ろうとする神奈川県民の総意として全国に先駆け取り組
むことになりました。
冒頭挨拶に立った松沢神奈川県知事は、集まった約200人を前に条例化
の経緯を簡単に紹介しました。
1)神奈川県では3人に1人が「がん」で亡くなっていること
2)がんは治る病気になってきたこと
3)がん予防には煙草対策が最も重要であること
条例の制定には強い反対意見があり、激しい議論があったそうです。
飲食店やゲームセンターからは突き上げが、医師会や医療関係者から
は賛同の意見と喧々諤々(けんけんがくがく)の様子を語っていました。
それらの議論を経て、条件付ながら全国に先駆けて施行するこの条令
を推進したいとの抱負を述べていました。また今後、海水浴場にも展
開を進めていくので、皆さんのご協力をお願いしたいとの要望があり
ました。
スモークフリーポスターコンクール表彰式では、コンクール入賞者の
小・中学生に松沢知事から表彰状が、副賞をゲストの長谷川理恵さん
(モデル・タレント)から贈られ感激を新たにしていました。
次に県の取り組みが紹介された後、「民間との協働によるスモークフ
リーの進展に向けて」と題するパネルディスカッションが行われまし
た。強力な推進者である神奈川県知事松沢成文氏を交えて学生や民間
人が今後の取り組みに関して討議を行いました。最後の締めくくりに
【神奈川力=先進力+協働力】であり、スモークフリーの推進に自信を
深めているとの発言がありました。
4月1日、神奈川から全国に先駆け新たな条例が施行されます。【了】

【写真】会場前の玄関でスモークフリーを呼びかけるキャラクター
(撮影:宮本聰 2010年2月6日 湘南台文化センターにて)  


年200万人増加するがん患者、死者は年150万人―中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100207-00000007-rcdc-cn
2010年2月4日、中国新聞社によると、中国本土で毎年200万人近くもの
がん患者が新たに生まれている。死者の数は年150万人に上り、発病率
は年2.5%の速さで増加している。最も増加しているのは肺がん患者
だという。
世界対がんデーにあたる2月4日に中国抗癌協会が明らかにしたところ
では、がんの多くは生活習慣によるところが多いとされ、禁煙、飲酒
抑制や健康的な食事に切り換えることで、がんにかかるリスクは30〜
40%低くなるという。
同協会の資料によると、中国では毎日約3000人が肺がんなどたばこを
原因とした病気で命を落としており、死者数は年100万人に上る。過去
10年間で肺がんの死亡率は56%増加しており、男性の悪性腫瘍による
死亡の4分の1を占めている。(翻訳・編集/岡田)


五輪=バンクーバー市、大会での全面禁煙計画を断念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100208-00000784-reu-spo
 2月12日(日本時間13日)に開幕するバンクーバー冬季五輪で、
バンクーバー市は全面禁煙を目指していたが、特に欧州からの来訪者
やマスコミ関係者など、愛煙家に配慮するよう国際オリンピック委員
会(IOC)から指示があり、断念することがことが明らかになった。
 健康的な生活を誇りにする同市で、移動に自転車を利用しているロ
バートソン市長は、厳しい喫煙規制を滞在者にも強いることはできな
いと認め、「世界中の人々を歓迎し、規制や自分たちの生活習慣を押
し付けすぎないようにする必要がある」と述べた。
 バンクーバー五輪組織委員会(VANOC)のコミュニケーション
担当責任者は、「観客や選手、関係者などすべての人々のために、健
康的な環境を提供したいという強い意向」を反映するためにも、VA
NOCは禁煙を希望していたと説明した。屋内の競技会場は全面禁煙
になる予定だが、IOCから競技場の外には喫煙場所を設けるよう指
示があったという。 
 同市では、バーやレストランでの喫煙は禁じられており、たばこを
吸う場合は外に出て入り口から数メートル離れなければならないと定
められている。入り口に近い場所で喫煙した場合、市民から注意され
ることもよく知られている。


喫煙率半減へ、パッケージは白い箱・自販機廃止…英検討
http://www.asahi.com/international/update/0204/TKY201002040416.html
 【ロンドン=土佐茂生】英保健省が、大胆な禁煙政策によって現在
人口の21%の喫煙率を今後10年間で10%に半減させる方針を打
ち出した。年間約8万人にもなるたばこの害による死者と、医療費約
27億ポンド(約3900億円)を大幅に減らすのがねらいだ。 
 英国は、2006〜07年に屋内の公共空間を全面禁煙にするなど、
過去10年間で喫煙者を約25%減らしてきた。 
 1日発表された方針は、若者の喫煙防止に力を入れている。自動販
売機の廃止や安い外国産たばこの密輸取り締まり強化のほか、たばこ
のパッケージを若者の目を引くブランド名のロゴのない白い箱にする
ことも検討され、一部地域で試験実施する案も出ている。個人宅や自
家用車での禁煙も推進するという。 
 また、禁煙を屋内から建物の入り口付近まで拡大することも検討。
パブ(大衆酒場)などで、たばこを吸う客が店の前の通りをふさぐ状
況が起きているためだ。 
 たばこ業界の抵抗も予想され、具体化に難関も待ち構える。 


「タバコをくれなきゃ暴れちゃうぞ!」 ヘビースモーカーの毒ヘビを発見
http://rocketnews24.com/?p=24320

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