[CML 002895] アホな大阪府民は、アホな知事を選んだ責任として普天間移設を引き受けてみては?ーこの間の移設論議を踏まえて

南雲 和夫 kazuonagumo at msn.com
2010年 2月 6日 (土) 17:51:23 JST


南雲です。この間の議論を受けて。

 

戦後、65年間に渡り、沖縄県民は自らの意志でも決して歓迎してなかった米軍基地を引き受けることを余儀なくされてきた。もちろん、祖国復帰闘争そのほかで「核抜き・本土並み(の基地の整理縮小・撤去)」を要求してきたし、米軍基地の撤去を施政権返還後も絶えず国政・地方選挙の場や、県民投票などで主張してきた。

しかし、日本本土の国民は其の声をどこまで理解してきただろうか。所詮、自分のことではないからということで、絶えず繰り返されてきた沖縄の悲劇を、見殺しにしてきたというのが実情ではないだろうか。

早い話。国政選挙で候補者を選ぶとき、沖縄をはじめとした米軍基地問題への態度をどこまで「斟酌した」上で、本土の国民は投票してきたのだろうか?沖縄では、たえず問題になることであっただろうに。

当方は1年ほど沖縄で働きながら生活した経験がある。

たえず爆音にさらされる住宅地、実弾砲撃演習で無残に焼け爛れた恩納岳、傍若無人に走る米軍車両、多発する米兵犯罪・・・。地元のメディアも絶えずこれらの問題を取り上げ、県民も労働組合も政党も超党派で抗議しても、安保体制の壁に阻まれる・・・。

日本国民の多数派が安保体制を肯定している以上、沖縄の被害は所詮人事としか思われていない。「ヤマト(本土)政府主敵論」が一部の知識人から出てくるのも、こうした現状と無関係ではない。

ならば。

「普天間移設」を引き受けてもいいとおっしゃる大阪府知事・橋下徹を支持している大阪(府民)が、いっそのこと引き受けるのも一つの提案ではないか。ちなみにある調査では、支持率は80%だそうだが。

http://www.shinchosha.co.jp/foresight/200904/person_04.html

普天間基地の移設が大阪府民の間で様々な問題を引き起こし、「米軍移転冗談じゃない!」と府民が真剣に府民が考えるようになれば、答えは簡単。橋下をあらゆる合法的な手段で知事の座から引きおろせばよろしい。そういうことだ。

現時点で受入を表明し、かつ其の首長に高い支持率を有権者が与えているのであれば、普天間移設を大阪が引き受けるのも一つの『提案』として、大阪府民及び本土の国民は真剣に検討すべきだろう。それが広い意味で「安保のバーチャル可視化」にもつながるだろう。 安保体制の「現実」を生活の中で実感するためにも。

 
 		 	   		  


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