[CML 005429] Re: 8月26日 平等党 立候補者募集説明会

田口 hantenno at m10.alpha-net.ne.jp
2010年 8月 28日 (土) 16:53:42 JST


 何でもお見通しの東本さんからこんな返信があるとは夢にも思いませんでした。平等党への応援と思ってあけたら糠喜びでした。そしてなんですか、この長さわっ! こんなに長い文章を書けば私なら一週間は潰れます。池に石を一個 放った 
ら鉄砲玉が百発 返ってきたような感じです。
 畏れ多いことではありますが申し上げます、貴兄の文章はわかりにくい。単語一つ一つの意味は分かるのですが、一つの文全体の意味をとるのに苦労します。その理由は多分 複文がさらに複雑に絡み合っている 
からだと私は思います。この郵件列表(ML)に参加なさっている皆さん。皆さんには東本さんの思いがすうっと頭に入りますか。砂地に水がしみこむように。私の脳は油粘土状です。 「内容の深さと文章のわかりに 
くさは比例しない」 と私は考えています。東本さん、文はなるべく単純構造でお願いします。
 せっかく書いていただいた御投稿にはお応えします。単純構造への変換がまず必要なので時間がかかりますが。
 東本さんより私はたしかふたつ年下だったと思います。年をとるにつれて一日の長さがどんどん短くなってきました。返答の時機を逸してしまうこともしょっちゅうです。加えて私のあらゆる動きが遅いのです。連れ合いと比べて五分の一以下です。気長にお待ちください。
 これだけ書くのに5時間かかりました。  田口
 
----- Original Message ----- 
From: "higashimoto takashi" <taka.h77 at basil.ocn.ne.jp>
To: "市民のML" <cml at list.jca.apc.org>
Sent: Friday, August 27, 2010 2:50 PM
Subject: [CML 005414] Re: 8月26日 平等党 立候補者募集説明会


> 田口さんのメール(CML 005391)へのレスポンスです。むろんメーリングリスト上でのレスポンスです
> からみなさん宛のものでもあります。
>
> 田口さん。「野口宏之さんの無念さには私も共感します」とはどういう意味でしょう?
>
> 「共感します」ということばの前に「無念さに」という前提のことばが附されていますから、野口氏が自称
> 労働者政党(「共産」党・社民党)と論難する「安保を容認している社民党・事実上容認している『共産』
> 党」(CML 005256)という「批判」に対して、その批判の前提としての「無念さに」共感する、という意味
> なのだろうと思いますが、それとも、野口氏は一方で(第一次世界大戦以後の)代議制=議会制民主
> 主義の制度を全面否定する論も繰り返し述べてもいますので(CML 005212など)、その論に共感する、
> という意味でしょうか?
>
> 前者であるとすれば、野口氏の論は「事実」を著しく歪曲する論というべきであり、また後者であると
> すれば人びとの思想は多様ですからひとりふたりの(少数の、という意)共感を得ることはありえても、
> 民主主義という理念をこれまでに歴史上試みられてきた政治形態(古代直接民主制(奴隷制)、封建
> 制、共同体主義(無政府主義)、全体主義、軍国主義、ファシズム、民主主義)のうちで相対的最良の
> 理念として尊重、擁護する現代市民社会の総体、また、国際社会の総体からは決して受容されること
> のない「反民主主義」思想の論といわなければならないだろう、と私は思います。
>
> ところで、田口さんの上記の「共感」するという発言は、田口さんがこれまで本MLに発信してきたいく
> つかのコメントとも矛盾するように私は思います。なにがどのように矛盾するのか。そのことを前者の
> 論と後者の論に即して以下述べてみます。
>
> まず後者の論に即して。田口さんが「共感します」という論が仮に後者の野口氏が偏執する代議制
> =議会制民主主義を全面否定する論だとすれば、これまで田口さんが発信してきた「原告募集 川
> 内原発訴訟」(CML 004353)の要請や「プルサーマルの進行をくい止めるため、経産大臣宛の質問
> ・要請書の提出団体募集!」(CML 005097)の要請などとの整合性はどのようなものになるのでしょ
> う? 田口さんの上記の要請は、わが国の議会制民主主義制度にその存立の基盤を置く司法制度
> 及び行政制度を前提にして成立する組織に関わっての要請です。しかし、議会制民主主義を全面
> 否定するのであれば上記の要請はナンセンスなものとならざるをえません。全面否定とはある対象
> になんらの効果も希望も見出せないから全面否定するの謂であり、その全面否定の対象になんらか
> の効果や希望を期待するというのは矛盾というほかないからです。
>
> 田口さんはむろん、現在のままの裁判組織や行政組織のあり方には否定的ではあっても同組織を
> 全面否定の対象とは見ておられないから上記の要請をされているわけでしょう。そうであれば、田口
> さんの指向性と野口氏の議会制民主主義全面否定の論(上記で述べたとおり、議会制民主主義制
> 度を全面否定するのであれば、その制度に存立の基盤を置く司法制度や行政制度の効用について
> も全面否定するという論になるほかありません)とには千里万里以上の乖離があるといわなければ
> ならないように思います。それを「共感します」とはどういうことでしょう? それが私の指摘したい田
> 口さんの論理の第1の矛盾です。
>
> 議会制民主主義制度のそもそも論についてもひとこと述べておきます。マルクスやエンゲルスが予
> 見した「国家の死滅」する日がいつ来るのかはいまのところ誰にも予見できませんが、そういう日が
> いつか来ることがあったとしても、少なくとも現代社会は「国家」(社会主義国家体制であれ資本主
> 義国家体制であれ)の存立を前提にして成立しています。その「国家」の存立を前提にして市民の
> ための(むろん労働者階級もその一員です)国家の統治形態のありようを考えようとするとき、私た
> ち現代の市民はいまのところチャーチルが言うように代議制=議会制民主主義制度以上の統治
> 形態を見出し得ていません。チャーチルは言います。「(議会制)民主主義が完全で賢明であると
> 見せかけることは誰にもできない。実際のところ、民主主義は最悪の政治形態と言うことができる。
> これまでに試みられてきた(議会制)民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば」(英国下院演説、
> 1947年11月11日)。このチャーチルの下院演説における言説は「民主主義」の本質を見事に言表し
> た言説として世界の国家群と人びとに広く支持されています。
>
> なお、ほぼ時代は1世紀ほど遡りますが、マルクスやエンゲルスも1848年の革命(フランス2月革
> 命、ドイツ3月革命など)前夜には「選挙と議会での多数を得て労働者階級の政治支配を実現する」
> という議会制民主主義による政治革命の構想を確立していたことはいまではよく知られた事実です。
> たとえば民主的共和制の問題について1892年にエンゲルスは次のように述べています。「マルク
> スと私とは、四〇年も前から、われわれにとって民主的共和制は、労働者階級と資本家階級との闘
> 争が、まず一般化し、ついでプロレタリアートの決定的な勝利によって、その終末に到達することの
> できる唯一の政治形態であるということを、あきあきするほど繰りかえしてきているのである」(マル・
> エン全集22巻、p287)。
>
> また、現実に「国家」形態をとっている現在のほとんど100パーセントの国々は政治形態としてす
> べて代議制=議会制民主主義の制度を採用しています(唯一スイスのみが国民発議(イニシアテ
> ィヴ)と国民投票(レファレンダム)という直接民主制の制度を憲法上採用している、といわれます
> が、そのスイスも総体としては議会制民主主義の政治制度を採用しています)。この事実も代議
> 制=議会制民主主義に優れる政治形態は、一部の左翼共産主義やアナーキストの諸潮流の執
> 拗な反対論にもかかわらずいまだ確立していないことの証明のひとつになりうるでしょう。
>
> 第二。前者の論に即して。田口さんが「共感します」という論が仮に野口氏の「安保を容認してい
> る社民党・事実上容認している『共産』党」(CML 005256)という論だとすれば、その論は著しく事
> 実を歪めた論だといわなければならないように思います。
>
> まず野口氏の共産党批判について。野口氏がいう「安保を事実上容認している『共産』党」という
> 論は「1998年の不破政権論で、(共産党は)安保・基地を容認して入閣することを決定」したとい
> う「事実」を指しているようですが、野口氏は事実そのものを歪めています。
>
> 実際は不破氏の「政権論」は次のようなものです。
>
> 「日米安保条約の廃棄というのは、革新三目標の一つであり、民主連合政府の政策では不可欠
> のものとなってきます。民主連合政府をつくる国民的な条件としては、日米安保条約反対が国民
> 多数の世論になり、安保条約をやめ、軍事同盟からぬけだすという国民的合意ができることが、
> 大事な条件の一つになります。(略)では、そういう条件をつくりあげ、民主連合政府をつくりあげ
> る条件が成熟するまで、私たちは、政権問題にノータッチでいいのか(略)ということが、つぎの問
> 題になります。それでは、国民に責任を負う立場で、実際の政治に前向きにとりくむことはできま
> せん。そこで、暫定政権あるいは「よりまし政権」という、以前から私たちがとってきた立場が、重
> 要になってくるのです」(「日本共産党の政権論について ――不破哲三委員長に緊急インタビュ
> ー」しんぶん赤旗 1998年8月25日付)。
> http://space.geocities.jp/sazanami_tusin/executive/fuwa/f19980825.htm
>
> 「三木内閣のもとで、ロッキード事件が暴露され、また小選挙区制の問題で日本の民主主義が
> おびやかされるという情勢がすすんだとき(76年4月)、私たちは、小選挙区制粉砕、ロッキード
> 疑獄の徹底究明、当面の国民生活擁護という三つの緊急課題で『よりまし政権』をつくろうでは
> ないか、という暫定政権構想を、当時の宮本委員長の提唱で提起しました。これは、緊急の三
> つの課題で実際の改革的な措置をやろうという提起ですから、選挙管理内閣よりも、さらにすす
> んだ問題提起でした。この時、広範な勢力の合意をはかる前提の条件として、安保条約の問題
> などでの見解の相違は保留するという立場を明らかにしました」(同上)。
>
> 上記に見たとおり、不破氏のいう「政権論」は、当面の緊急課題を実現するための「暫定政権」
> の性質を持つものですから、「広範な勢力の合意をはかる前提の条件として、安保条約の問題
> などでの見解の相違は保留」されます。しかし、日米安保条約の廃棄という政策課題は政治革
> 新の不可欠の課題として放棄されているわけではありません。野口氏の「安保を事実上容認し
> ている『共産』党」という「事実」評価はまったく事実を歪曲した「事実」評価というほかありません。
> また、野口氏は、「1998年の不破政権論で、安保・基地を容認して入閣することを決定」した、と
> 共産党を批判していますが、「暫定政権」であっても政権であることに変わりないわけですから、
> その「暫定政権」構想を世に問うている以上、暫定政権が成立したあかつきには「入閣すること
> を決定」し、その暫定政権の掲げる政策課題を実現しようとすることは当然のことです。野口氏
> の論はためにする論以外のなにものでもありません。
>
> 次に野口氏の社民党批判について。野口氏のいう「社民党はすでに1993年いらい、安保・基地
> を容認してきた政党であり、つい最近まで与党でした」という社民党評価も、過去の事実を捉え
> てその事実を固定化し断罪するだけで、いまの社民党の政策の変化を見ようとしない、総体を
> 見る視点に著しく欠けた表層的かつ一面的な皮相的評価にすぎません。
>
> たしかに社民党には同党の前身である当時の社会党委員長で首相だった村山富市氏が199
> 4年7月の第130回国会で「自衛隊合憲、日米安保堅持」と発言し、日本社会党のそれまでの
> 政策を180度転換し、かつ同年9月の同党第61回臨時全国大会ではその村山首相の国会
> 答弁による基本政策変更を党として追認したという重大な汚点があります。
> http://www.kantei.go.jp/jp/murayamasouri/speech/murayama.html
> http://www5f.biglobe.ne.jp/~rounou/myweb1_159.htm
>
> しかし、これは南雲さんがCML 005277で指摘していることでもありますが、社民党は2006年
> の同党第10回定期全国大会で同党綱領である「社会民主党宣言」を採択し、その綱領には
> 「日米安全保障条約は、最終的に平和友好条約へと転換させ、在日米軍基地の整理・縮小・
> 撤去を進めます」と規定し、党として安保条約廃棄の方向性を示しています。この同党の方向
> 性を「安保を容認している社民党」と評価することは、これもまた事実を歪曲した「事実」評価と
> いわなければならないでしょう。
> http://www5.sdp.or.jp/central/02sengen.html
>
> また野口氏は上記の社民党の日米安全保障条約の平和友好条約転換政策について、「アメ 
> 
> リカ帝国主義との友好などありえません」(CML 005377)と一蹴していますが、上記でも述べた
> ように現代社会が「国家」を前提にして存立している以上、各国家間が平和友好条約を締結し、
> 国際平和を追求することは、民主主義国家のありようとしてきわめて当然な営為といわなけれ
> ばなりませんし、それを政策課題として自党の綱領に文書化する営為もこれも平和追求政党
> としてきわめて当然な営為といわなければならないでしょう。「米日両帝国主義を打倒する以外
> にアメリカ帝国主義との友好などありえ」ないなどというのは、ごくごく一部の左翼共産主義や
> アナーキスト諸潮流の大多数市民の同意を得ることのできない偏狭すぎる主張でしかない、と
> いうのが私の見方であり、見解です。
>
> 私たちの市民運動、草の根運動は、議会制民主主義を前提とし、その制度の中で民主主義的
> な要求を実現しようというものです。そのためには共産党や社民党などの政党との連携も欠か
> せません。現実にこれまでCMLに発信されているメールの多くは明言はないものの議会制民
> 主主義の存在を前提にした呼びかけであり、つまるところ同政党などとの連携を前提にした呼
> びかけです。野口氏の論はそうした呼びかけの類をすべて否定するものにならざるをえません。
>
> 最後に。田口さん、ここでは私は野口氏と私の主張の違いを問題にしているのではありません。
> 野口氏の主張の事実把握の誤りについて指摘しています。そして、ひいてはその野口氏の事実
> 把握の誤りに「共感します」というあなたの認識の誤りの指摘ということにもなります。
>
> ご理解いただければ幸いです。
>
>
> 東本高志@大分
> taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
> http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi
>
> ----- Original Message ----- 
> From: "田口" <hantenno at m10.alpha-net.ne.jp>
> To: "CML 投稿" <cml at list.jca.apc.org>
> Sent: Wednesday, August 25, 2010 3:43 PM
> Subject: [CML 005391] 8月26日 平等党 立候補者募集説明会
>
>
>> 佐賀の田口です。
>>  野口 宏之さんの無念さには私も共感します。
>>  組織にも個人にも期待を裏切られてばかり。同じ目的を持っているはず
>> なのになぜか敵対してしまう。いったい人間って何なんですかね。幕府軍の
>> 弾丸に倒れた志士たち、特高の拷問で殺された人たち、二二六の青年
>> 将校たち、特攻隊員となって出撃した人たち、その後の日本を見たら皆
>> 無念でしょうよ。
>>  八百長だらけの世の中でどうしたらよいのでしょう。
>>  99点以上をとり続けることは誰にでも難しい。他人の批判は簡単にできる
>> けど、いざ自分がやってみると思うようにうまくいかない。 誰が言ったか、
>> 「批判だけならサルでもできる」。
>>  具体的に 「皆でこうしよう」 と提案できる政治家の出現を待つしかない
>> のでしょうか。
>>
>> 『平等党 立候補者募集説明会』
>> 8月26日(木曜) 午後7時から9時
>> 「どぅたっち」 にて
>>    東京都 豊島区 駒込 2−14−7
>> 会費 1000円
>>
> 



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