[CML 005369] Re: 高知 9.11検証会ご案内

Debu Spectator debu.spectator at gmail.com
2010年 8月 23日 (月) 01:33:32 JST


デブ・スペクテータです。

[CML 005334] 高知 9.11検証会ご案内
http://list.jca.apc.org/public/cml/2010-August/005233.html

9.11事件の検証会が開かれること自体は大変結構なのですが、資料 
として『ボーイングを
捜せ』(原題 "In Plane Site")が使われることについては 
重大な懸念があります。
というのは、この作品は長らく、いわゆるディバンカー 
(Debunker)と呼ばれる公式説明
擁護&非公式説攻撃に熱心な人々だけでなく、真相解明・再調 
査を支持する側(Truther)
からも激しく批判されてきたように、問題点が多すぎるからです。

この作品に固有の問題は多々あるのですが[1]、真相解明を要 
求する側の中に無視できないほど
根強くいる(日本ではどうも優勢らしい)人々とも共通するのは、 
ペンタゴンにボーイング757
は衝突しなかったという説(ペンタゴン"No Plane"説)を推 
していることです。
ここでその問題点に立ち入ることはせず、いくつかの批判的資料 
[2]を挙げるにとどめますが、
ご案内の文中で若干触れられた点については下でコメントさせてい 
ただきます。

WTC崩壊の問題については、『真実への青写真』("9/11: Blueprint for  
Truth")で
主要な論点はほぼ尽くされていると思いますが、9.11事件で 
検証すべき問題がWTC崩壊と
ペンタゴン攻撃に限らないことは言うまでもありません。

 > ペンタゴンに空いた穴は、翼の両翼の幅よりもずっと小さく、現 
場のどこにも
 > 飛行機の残骸は見当たりません。

貫通した穴の大きさについては、WTCタワーの中空箱型鋼の柱 
からなる外周部に翼の部分まで
型抜きされたように穴が開いた場合と、大理石と鉄筋コンクリート 
で出来たペンタゴンとでは
同じように考えることはできません。
飛行機の翼の部分はアルミ合金の骨組みと薄皮から成る中身がスカ 
スカの構造であり、固く詰まっ
た石やコンクリートが相手では貫通しないと考える方が自然です。

残骸については、ペンタゴンの外側には一見して飛行機の残骸とわ 
かるものはほとんど見当たり
ませんが、細かく砕けた破片が辺り一面に広がっていることがわか 
る写真があり[3]、主に
ペンタゴン内部での飛行機のいくつかの部品の写真もあります 
[4]。
残骸の大きさや原型の留め方については、時速800km以上の巡 
航速度近くで石やコンクリート
の壁に深い角度で衝突したペンタゴンと、多くの場合にパイロット 
が不時着を目指して低速度
かつ地面に対して浅めの角度で衝突すると考えられる墜落事故とで 
は、単純な比較はできません。

現実に、サンディア国立研究所におけるF4戦闘機による原子 
炉防護用強化コンクリートへの
衝突実験での機体の木っ端微塵な度合や、イランでのC-130輸 
送機の10階建てビルへの衝突
事故現場での原型を留める残骸の見当たらなさを見れば、ペンタゴ 
ンで飛行機の原型を留めた
残骸がほとんどなくてもおかしくないと考えられます。[5]

 > 貿易センタービルへの飛行機の突入は、側面からであったにもか 
かわらず、
 > その崩壊は水平に左右対称の形を保ったまま、わずか10秒ほど 
の自由落下
 > に近い時間でした。

タワー、WTC 7での損傷や火災の分布の非対称性と、真下への 
崩壊という対称性(等方性)
との間の対比は重要な論点ですが、崩落の一部始終や任意の区間の 
落下に要した時間よりも
重要なのは瞬間ごとの落下加速度です。
なぜなら、落下する部分の各瞬間の落下加速度から、その下側の破 
壊されつつある部分の抵抗力
(= 下側が受けている荷重)がわかるからです。

そこで、デイビッド・チャンドラーという物理学士・数学修士の物 
理学教師[6]が、報道された
映像を解析したところ、WTC 1(ノースタワー)の落下し始め 
たビル上部が噴煙に隠されずに
見えている間の加速度が、重力加速度の2/3程度でほぼ一定 
だったことが示されました。[7]
これが意味することは、破壊される直前まで、ビルの上側の自重を 
フロア全体として余裕
(数倍の安全率)を持って支えていた下部が、いきなり上側の自重の1/3 
程度以下の抵抗力
しか示さずに破壊されていったということです。[7]

旅客機の衝突なしに崩壊したWTC 7の場合はさらに問題が深刻 
で、チャンドラー氏による解析で
先に落下し始めた屋上のペントハウス(機械室)を除いて、ビルの 
上部が落下初期の2秒間余り
(約30m)誤差数%以内の重力加速度で文字通りに自由 
落下したことがわかりました。[8]
つまりビル上部の自重を支えていた部分がいきなり自重の数% 
以下の抵抗力しか示さずに破壊
されていったことになります。
いずれのビルの崩落でも、公式説明を含む俗説で当然予想される、 
落下し始めたビル上部が受け、
同時に下側に与えたはずの衝撃は全く観察されていません。[9]

2008年8月に発表されたNIST(国立標準技術研究所)のWTC 7 
報告書ドラフトの説明会では、
WTC研究チームのシャイアム・サンダー博士が自由落下は不可能だと 
明言していたにも関わらず、
パブリックコメントで自由落下したことが指摘されると、同年11 
月の報告書正式版ではその観察
事実だけが、そのメカニズムや意味の説明なく記載されました。[10]

 > 午後は、高知の建築士からの説明もあります。

上記のようにビルの上部が重力加速度またはほぼ一定加速度で落下 
したということだけでも、
建築関係者のみならず、高校レベルの初等的な古典力学を知る人間 
なら戦慄すべき事実だと
思いますが、[10]のビデオでチャンドラー氏が指摘するよう 
な、NISTの杜撰というよりも意図的
な不正を強く疑わせる振る舞いと合わせて、いつでも誰でも検証で 
きる映像と証拠が永久に残る
ので、これらの問題を放置すれば関連する学会・業界の歴史に残る 
一大汚点になるのではという
心配も合わせて、建築士の方のご見解を窺いたいところです。


[1] "911 - In Plane Site: A Critical Review"
http://911research.wtc7.net/essays/baker1.html

[2] The Pentagon No-757-Crash Theory: Booby Trap for 9/11 Skeptics
http://911research.wtc7.net/essays/pentagontrap.html
The Pentagon Attack: What the Physical Evidence Shows
http://911research.wtc7.net/essays/pentagon/index.html
What Hit the Pentagon? Misinformation and its Effect on the  
Credibility of 9/11 Truth
http://journalof911studies.com/volume/2009/WhatHitPentagonDrLeggeAug.pdf

[3] http://911research.wtc7.net/pentagon/evidence/photos/docs/blue11.jpg
http://911research.wtc7.net/pentagon/evidence/photos/closedebris.html
http://911research.wtc7.net/pentagon/evidence/photos/yarddebris.html

[4] http://911research.wtc7.net/pentagon/evidence/photos/index.html#parts
([3][4]の写真へは次から辿ることができます。
Pentagon Attack Photos
http://911research.wtc7.net/pentagon/evidence/photos/index.html )

[5] Pentagon Aircraft Debris
http://911research.wtc7.net/pentagon/analysis/conclusions/debris.html

[6] http://www.ae911truth.org/profile.php?uid=999083
9/11: Speak Out
http://www.911speakout.org/
9/11 Videos by David Chandler
http://www.youtube.com/user/DavidChandler911

[7] Downward Acceleration of the North Tower
http://www.youtube.com/user/DavidChandler911#p/c/3705E482383CCA91/2/ 
ZjSd9wB55zk
Destruction of the World Trade Center North Tower and Fundamental  
Physics
http://journalof911studies.com/volume/2010/ChandlerDownwardAccelerationOfWTC1.pdf
Acceleration + Serendipity
http://www.youtube.com/user/DavidChandler911#p/c/3705E482383CCA91/7/ 
AJf7pWVyvIw

[8] WTC7 in Freefall: No Longer Controversial
http://www.youtube.com/user/DavidChandler911#p/c/3705E482383CCA91/1/ 
rVCDpL4Ax7I

[9] The Missing Jolt: A Simple Refutation of the NIST-Bazant Collapse  
Hypothesis
http://journalof911studies.com/volume/2008/TheMissingJolt7.pdf
What a Gravity-Driven Demolition Looks Like
http://www.youtube.com/watch?v=NiHeCjZlkr8

[10] NIST Admits Freefall Part I, II, III
http://www.youtube.com/user/DavidChandler911#p/c/206C1F5EDFC83824/0/ 
eDvNS9iMjzA
http://www.youtube.com/user/DavidChandler911#p/c/206C1F5EDFC83824/1/ 
iXTlaqXsm4k
http://www.youtube.com/user/DavidChandler911#p/p/206C1F5EDFC83824/2/ 
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