[CML 003783] JR採用差別での雇用問題の解決支援と公共交通を人間のために。と米原さんの文ほか

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2010年 4月 21日 (水) 19:50:19 JST


「JR採用差別での雇用問題の解決支援と公共交通を人間のために。と米原さんの文ほか」


転送・転載歓迎


京都の菊池です。


米原万里さんの著書

「ロシアは今日も荒れ模様」(講談社文庫)
第6章ロシア人との交渉術
4ジパングの寒々とした風景
という文の中で

ソビエト崩壊以降、知的支援という名目で、日本の官庁や民間企業が多数の旧ソ連人の研修生を受け入れ、市場経済の方法と技術を伝授してきていた頃、
米原さんが、通訳として同席したその研修の一つ
(1990年代前半のことではないかと思います)
でのこと。
をまじえた書いた
次のような部分があります。
引用します。


「国鉄を民営化し、作業現場の効率化、合理化をはかる中でこの保線区の人員を二名から一名に縮小することができました」
と自慢で自慢でしかたがないという風情で説明するJR幹部は、
それをさえぎった研修生に、
「ちょっと待って下さい。どんなに機械化が徹底しようと人間の注意力には限界があります。ですから保線区のような鉄路の安全と人命に関わる部署は、決して一人にするべきではありません。第一、削減されて一人で働くようになった労働者の負担もストレスも増え、結局労働条件が悪化しているのではありませんか。それを改革と呼べるのでしょうか」
そう問われて
二の句がつげず、苦笑いするばかりであった。

 研修の費用も滞在費も全て日本側が負担しているので、研修生にも遠慮がある。だから表立って言いはしないが、繁栄を極める日本経済の背後に、寒々とした風景を感じ取っているのではないだろうか。
繁栄と引き換えに日本が切り捨て、失ってきたものの累々たる屍の風景を。
少なくともその場で通訳するわたしには、
そんな風景がいやおうなく垣間見えてしまうのである。
経済の発展も技術革新も、その主体である人間のためにこそあるはずだ。
このごく当たり前の、しかし大切な真実を、豊かなはずの日本が貧しいはずの旧ソ連を支援する現場で、ことあるごとに思い知らされる今日この頃である。


引用終わり

2010年の
現在はどうでしょうか。




政府が、
労働組合をつぶそうとするためにも行った、
1987年の国鉄分割民営化において
労働組合に加入していることで新会社JRへの採用で差別を行ったことをはじめとする不当労働行為、
政府は、最高裁判所関係者の力を借り、この不当労働行為を行っても、合法となるよう責任を問われないように法律をつくり実行しました。


しかし、
この不当労働行為をなかったことにすることはできませんでした。


この不当労働行為で
人間性を踏みつけられた
人間として扱われなかった
人たちが、

こんな不当なことは許せない、人間の尊厳を踏みにじったことへ、解雇撤回、職場復帰と補償を求め闘い続けたからです。

国鉄改革1047名問題の政治解決案
により

これまでの23年を償いきることはできないですが、被害が一定補償されることになりました。

そして、いよいよ、
不当なことにより拒まれてきた、未来も、取り戻さないといけないと思います。

政府はJRへの雇用について努力する。ただし、JRによる採用を強制することはできないことから、人数等が希望どおり採用されることを保証できない。
とのこと。
及び腰だと思います。

不当に採用差別されたこと
を正すためには
雇用が行われないといけないと思います。

政府が責任をもってJR各社へはたらきかけていくことを
求める、
JR各社へ雇用を
求める
雇用問題を含む全面 的な解決にいたるまでの活動への支援・協力する

ことが
より多く人に広がりつながっていくでどんどん行われていくことをのぞみます。


それととともに
同じく次のことも私たち自身の大切な問題だと思います。

安全で当たり前と思っていた公共交通の安全性への思いは、
2005年の兵庫県尼崎市でのJR福知山線脱線事故により、つきくずされました。
(事故究明と再発防止への取り組みが続けられています)


公共交通を利用する市民も公共交通が人々のためにあるようにとりくみ、
公共交通で働くの人の人権も実現され、
市民とつながっていくことをのぞみます。



ぜひ、
がんばれ闘争団ともにGO!!
http://www7b.biglobe.ne.jp/~tomonigo/
もご覧ください。



「国鉄改革1047名問題」政治解決案
をめぐってのことについて、

ビデオプレス
(http://www.vpress.jp/)
松原さんに
次のことを教えていただきました。


[hito-net 4927] ユニオンチューブ新着情報〜4者4団体、政府案受諾記者会見ノーカット版
※4/15受信。

松原です。レイバーネット・ひとネットに投稿します。

ユニオンチューブ新着情報です。

9日のJR不採用問題・政府案受諾の4者・4団体 
の記者会見については
当日、3分の短い映像をアップしました。すでに約 
500件のアクセスがあり、
強い関心が示されています。
その後、「記者会見の全部をみたい」という要望が寄せられましたので、
今回、24分のノーカット版をアップすることにしました。


●ノーカット版:4月9日の4者4団体記者会見
   24分34秒 撮影=ビデオプレス

4月9日、JR不採用事件・1047名解雇問題の最終的政治解決案がまとまり、国労など被解雇者側の4者4団体が受諾し記者会見を行った。
これは、質疑を含めたノーカット版である。

↓
http://video.labornetjp.org/Members/akira/videos/0409all.wmv/view



[hito-net 4921] 4者・4団体が見解を発表〜解決手続きすすむ
※4/12受信。


松原です。レイバーネット・ひとネットに投稿。

本日(12日)、JR不採用事件政府解決案に対して 
「4者4団体」が正式に見解(以下)を発表しました。
このあとの段取りとしては、12日午後、4者・4団体は受け入れを確認する代表者の署名・押印した「国鉄改革1047名問題の政治解決案について」を四党の幹事長に宛て正式に提出する。
四党からは、四党と政府が解決案を了解したことを確認する署名を4者・4団体に手交する手はずになる。その後、それぞれが確認内容を履行し、裁判上の和解調印という流れになって行く。


とのことです。


●JR不採用問題解決に向けた「政府の解決案」に対する4者・ 
4団体の見解
(がんばれ闘争団ともにGO!!
http://www7b.biglobe.ne.jp/~tomonigo/
の新着ニュース欄

JR不採用問題解決に向けた「政府の解決案」に対する 4者・4団体の見解(10/4/12)

を参照ください。)


[hito-net 4922] JR不採用問題解決〜国労闘争団員の受け止め方
※4/13受信

松原です。レイバーネット・ひとネットに投稿します。

JR不採用問題の解決にあたり、13日の北海道新聞が闘争団員のインタビューを掲載しています。
闘争団の「複雑な心境」がにじみ出ています。
共闘会議のホームページで記事現物が見られます。なお4者・4団体は雇用問題の解決まで解散しないことを決めている、そうです。
↓
http://www7b.biglobe.ne.jp/~tomonigo/news2010/100413-jimotonokoe.htm


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  松原 明

 http://www.vpress.jp/ ビデオプレス
 http://www.labornetjp.org/ レイバーネット


また、

安全問題研究会サイト
(当サイトは、鉄道の安全問題を中心にJR・公共交通を考えるサイトです。 
JR・公共交通のあり方はこれでいいのか? と疑問をお持ちの方はぜひ一緒に考えましょう。
というサイトだそうです)

http://www.geocities.jp/aichi200410/

が

声明、見解・コメント
の欄
に

●「国鉄改革1047名問題」政治解決案の決定及び受け入れに関する声明(2010.4.20)
●尼崎事故を巡るJR西日本歴代3社長への「起訴議決」に関する声明(2010.3.26)
●JR不採用問題解決案に関する声明(2010.3.21)
●日本航空の「会社更生法適用」に関する声明(2010.1.25)

など

この問題と向き合って書いておられます。
ぜひお読みください。




菊池
ekmizu8791アットezweb.ne.jp
(菊池へ送信の場合、アットの部分を@に直して送信してください。菊池)



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