[CML 003667] 関西救援連絡センター2010年4月

松葉 祥一 mauricemerleau at yahoo.co.jp
2010年 4月 13日 (火) 18:07:54 JST


第290号2010年4月
関西救援連絡センター
〒530‐0022大阪市北区浪花町11‐14
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発  行  隔月刊(原則として) 
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警察・検察・裁判所はえん罪を断つ努力をせよ!
国会では、えん罪を増やす時効撤廃の審議が継続中

 足利事件では菅家氏の無実が確認され、裁判官から謝罪の言葉が述べられた。自白により有罪となって服役した富山氷見事件では、現在、国賠訴訟が闘われている。
 また、警察庁は四月一日、「足利事件における警察捜査の問題点について」という報告書を発表した。報告書が出されたこと自体は、評価できるが、捜査の現場で何が起こっていたのかは、この報告書では明らかにならない。現場の警察官の意識とは懸け離れた、官僚の作文だという感は払拭できない。
 取調べ時の暴行については、否定されている。これは、警察官が嘘をついている可能性が高いが、自分の行為を暴行だと認識していない可能性もある。
 足利事件の再鑑定決定直前に、同じDNA鑑定で有罪とされた久間氏(飯塚事件)に死刑が執行された。久間氏は自白もなく、無実を主張し続けていた。昨年十月二八日、再審請求が出された。訴えが認められれば、国は無実の人を殺したことになる。証拠の隠蔽など、再審請求への妨害が懸念される。
 現在、国会では殺人罪などの時効撤廃や延長が審議中であり、成立も近いと思われる。しかし、時効の撤廃は、証拠の散逸など無罪の立証を困難し、えん罪が増える可能性が高い。
 【事件以降の改善点】【再発防止策】では、自白に頼らない捜査を掲げているが、警察官の取調べが、事実の究明ではなく、「事実」を認めさせて謝らせることを求めている限り、改善されるとは考えにくい。

報告書「足利事件における警察捜査の問題点について」の要旨
【捜査経過】
 一九九〇年五月、栃木県足利市のパチンコ店付近で女児(当時四歳)が行方不明となり、近くの渡良瀬川河川敷で遺体で発見。栃木県警捜査本部は、パチンコ好きで、アリバイがはっきりしないことなどから、幼稚園の送迎バス運転手菅家利和氏の行動を確認。女児の下着に付着した体液と菅家氏のDNA型が合致するとの鑑定結果(千人に一・二人程度の精度)を出し、翌九一年十二月、菅家氏を任意同行の上、殺人などの容疑で逮捕。
【取調べ】
 DNA鑑定の個人識別力の理解が不十分なまま、捜査員は結果を過大評価し、ほぼ間違いなく菅家氏が犯人との誤った認識を持った。その結果、自白のみを求める姿勢で任意同行や取り調べを行った。
 任意同行の際、捜査員は菅家氏に女児の写真を示し、「やったことは悪いんだ。この写真に謝りなさい」などと発言。足利署で犯行を否認する菅家さんに、捜査員は「まじめにならなければだめだ。本当のことを言ってくれ」と繰り返し、証
拠があることを告げ、取調べを続けた。
 自白に至るまでの取調べ時間は合計約十時間、ポリグラフ検査の時間を合わせれば約十二時間だった。
 内向的で、強く言われるとなかなか反論できない性格の菅家氏に対し、迎合している可能性に留意せず、誤った先入観で取調べを行った。期待する供述が得られるまで、具体的な犯行状況について説明を求める捜査員に対し、菅家氏は、やむを得ず虚偽の供述を続けたと判断される。
 捜査員は自白後の取調べで、菅家氏の性格に考慮して、押しつけや誘導にならないように心掛け、矛盾があっても核心部分でなければ、あえて供述内容を調書にした。客観的事実に合致する供述を押しつけた状況は見受けられない。菅家氏に対する暴行についても、捜査関係者は強く否定している。
 一方で、一部重要な部分については供述が困難になった菅家氏に、捜査員が期待している供述が得られるまで繰り返し質問して、虚偽の自白につながった可能性は否定できない。
 逮捕後、殺害場所や状況、わいせつ目的が生じた時期などで供述が変遷。犯人でなければ重要凶悪事件を自供するはずがないとの思い込みから、客観的事実と矛盾する供述をしても、事件後約一年半が経過したための忘却や記憶違いと安易に判断した。
【捜査指揮】
 現場レベルでは、栃木県警捜査1課警部の捜査主任官が捜査指揮し、取調官も兼務した。その結果、捜査結果の総合的な検討、供述の信用性の厳格なチェックが十分に機能しなかった。さらに、捜査主任官の取調べで自白を得たことから、捜査会議などで、ほかの捜査員がその信用性に疑問を呈することが難しくなった。
 殺害状況などについて供述の変遷があったが、その理由の検討が十分でなかった。供述に秘密の暴露は見当たらなかった。
【DNA鑑定】
 DNA鑑定は、当時定められた手順で実施されたが、当然保管しておくべき鑑定記録を一部欠いていたことから、残された鑑定記録とは矛盾しないという以上の検証結果は得られなかった。当時、鑑定書は、日本人一九〇人のデータから算出した参考程度のものであることを明確に示すべきであった。
 また、鑑定記録の保管が適切でなかったため、原鑑定の十分な検証ができなかった。一方、鑑定資料である体液が付いた下着を資料用ロッカーに室温で保存していたが、検査結果の信頼性に影響を与えるものではなかった。
【事件以降の改善点】
 DNA鑑定の技術向上と適正な運用、防犯カメラの増加と画像解析技術の向上、(指紋と掌紋を同時に検索できる)指掌紋自動識別システムの導入など、客観的証拠の収集を拡充している。
 取調室の外部から取調べ状況を確認する監督制度の導入、時間管理の厳格化などの適正化のほか、取調べの録音・録画の試行など自白の任意性の効果的な立証などに取り組んでいる。
【再発防止策】
 相手方の年齢、性別、境遇、生活などに応じた取調べ方法を用いるよう努め、迎合する可能性が高いと判断されれば、事前に心理学などの専門家からアドバイスを求めるなど虚偽自白を生まない取調べを徹底する。
 供述について、客観的事実と符合するかどうか十分な検討を徹底、自白の信用性をチェックする専従の担当班を設置し、供述および証拠を吟味。初動捜査の高度化、DNAデータベースの充実を図る。DNA鑑定資料を長期間有効に保存するため全国の警察署に冷凍庫を配備する。
【結論】
 栃木県警だけでなく、警察全体として重く受け止めなければならない。捜査の適正化、高度化に向けた取り組みを積み重ね、国民の警察捜査に対する信頼回復を図らなければならない。


布川事件の再審決定に続いて
名張毒ぶどう酒事件も再審開始か

 四月五日、最高裁は「科学的な検討をしたとは言えず、推論に誤りがある疑いがある」と、名古屋高裁の再審開始取消決定を再度取消し、高裁に差し戻す決定をした。
 昨年十二月十四日には、最高裁は検察側の特別抗告を棄却し、布川事件の再審開始が決定している。
 氷見事件では、捜査官の処分は考えていないと、長勢法相が発言し、捜査の問題点に関する調査はなされなかったが、足利事件では調査報告書が出された(一面参照)。
 最近、違法な証拠収集を理由に、幾つかの無罪判決が出ており、裁判員裁判の影響が大きいかと思われたが、再審決定の流れをみると、政権交替に起因している要素が大きいように思われる。
 現在、関西で無実を訴えて再審請求が出されている事件は、「東住吉えん罪事件」「和歌山カレー事件」がある。全国では、東電OL殺人事件(ゴビンダ事件)、福井女子中学生殺人事件、袴田事件、日野町事件、大崎事件、福岡事件、飯塚事件、道庁爆破事件等々がある。再審準備中のえん罪事件も、仙台筋弛緩剤事件など数多くある。
 しかし、再審のための新証拠を集めることは、困難を極める。例えば仙台筋弛緩剤事件では、再鑑定をしたくても筋弛緩剤が全量消費されている。無罪の根拠にはなっても、有罪の根拠にはならない科学的鑑定への疑義も、やっと検討され始めたばかりである。
 また、執行後の再審請求である「福岡事件」「飯塚事件」では、当事者が証言できない。再審の可能性を閉ざさないためには、死刑の執行停止は欠かせない。

最高裁決定の要旨
(新証拠番号は決定書原文のまま)
【新証拠1】本件ぶどう酒と同じ形状の栓や瓶を使って開栓したことが分からないような偽装的開栓が可能とする実験結果の報告書など。
 偽装的な開栓があったことをうかがわせる証拠はなく、抽象的可能性を示すにとどまる。現場状況などから、奥西勝元被告がぶどう酒を公民館に持ち込んで以降、人が集まり始めた午後五時三十分ころより前の段階で公民館内で封かん紙を破って耳付き冠頭(外栓)を外し、傷を残すような方法で四つ足替栓(内栓)の開栓も行われ、替栓が再び閉栓されたと推認できる。
 特異な開栓方法や、宴会の準備で開栓する必要性がなかったことを考えると、この機会に毒物混入が行われたとみるのが相当だ。
【新証拠2】確定判決でぶどう酒の瓶に装着されていたものと認定された四つ足替栓の足の1本にある極端な折れ曲がりが人の歯で生じさせることは不可能とする鑑定書など。
 しかし折れ曲がりが、歯または歯とほかの力の複合的な作用によって生じた可能性を否定するまでの証明力はなく、歯で開けたとする自白の信用性の判断に影響を及ぼさない。
【新証拠4】火挟みで耳付き冠頭を突き上げて開栓する方法では、封かん紙の破片のような形状が生じることはないとする鑑定書など。
 元被告は封かん紙をどうしたのか覚えていないとも供述しており、自白の信用性は損なわれない。
【新証拠5】農薬のニッカリンTには着色料が含まれ、混入後のぶどう酒は赤色になったはずとする報告書など。
 現場に残っていたぶどう酒にその形跡がなく、本件の毒物は元被告所持のニッカリンTではない、とする主張だが、自白に基づく量を注入しても色に変化がないことは、一審の実験結果回答書などで立証済みだ。毒物がニッカリンTでないことを証明しない。
【新証拠3】毒物にはトリエチルピロホスフェートが含まれていないことを明らかにし、本件の毒物が同物質を含むニッカリンTでなく、同物質を含まない別のものだった疑いがあるとする2通の鑑定書など。
 毒物が元被告所持のニッカリンTではなく、犯行に使ったとする自白が信用できないことを立証しようとするものだ。
 異議審は、当時の三重県衛生研究所のペーパークロマトグラフ試験でトリエチルピロホスフェートを検出できなかったと考えることも可能としたが疑問だ。各成分の重量比などを考えれば、別成分は検出され、トリエチルピロホスフェートだけ検出限界を下回った理由を合理的に説明できない。異議審が科学的知見に基づき検討をしたとはいえず、推論過程に誤りがある疑いがある。事実は解明されておらず、審理は尽くされていない。県衛生研究所の試験で検出されなかったのは、事件検体にニッカリンTが含まれていなかったためか、検察側が主張するように事件検体にニッカリンTが含まれていたとしても濃度が低く、発色反応が非常に弱いことが原因なのかを解明するため、事件検体と近似条件で試験を実
施するなど審理を尽くす必要がある。
【田原睦夫裁判官の補足意見】事件発生から五十年近くたち、再審申し立てから八年近く経過した。差し戻し審での証拠調べは必要最小限の範囲に限定して効率良くなされることが肝要だ。化学反応への見解が学者によって対立することは理解に苦しむ。効率的な証拠調べで対立点の早期究明が求められる。


各地の政教分離訴訟
北海道「砂川・空知太神社政教分離裁判」は札幌高裁に

◆大阪合祀イヤです!訴訟
   《大阪地裁 二〇二号法廷》
 四月二七日十五時 弁論
 終了後、弁護士会館で報告集会
九階九二〇号室
 前回は、法学者および宗教学者の意見書などを提出。今回は国と靖国神社の共同不法行為についての準備書面などを陳述予定。
 毎回裁判官が代わるという事態になっている。
◆東京ノー!ハプサ訴訟
   《東京地裁 一〇三号法廷》
 六月七日 十四時 弁論
 裁判官が代わり、原告が意見陳述の予定。
◆沖縄靖国合祀ガッティンナラン訴訟
   《那覇地裁》
 進行協議継続中(次回未定)
 十二月に原告ら全員の証言、一月十九日に学者証人(石原昌家氏)、の証言が既に終了している。
 現在は、原告側主張の「靖国神社の現場検証」を含め、裁判所との進行協議が続いている。
◆砂川「空知太神社」差戻審
   《札幌高裁》
 七月九日 十三時半 第一回
 三月十五日の裁判官との進行協議で、初公判が決定。
 最高裁は、違憲状態の解消の方策を示せと、札幌高裁に差戻した。これは、高裁に和解の斡旋を促しているように思える。原告側は、既に空知太神社については違憲が認められており、これ以上の主張はない。
 原告は和解を求めてはいない。土地の使用者である町内会に資力はない。裁判所はどんな和解案を示してくるのだろうか。



公判日程
4月14日	10時	京都サミット弾圧(失業保険不正受給)	大阪高裁(刑)判決
4月27日	15時	合祀イヤです訴訟	大阪高裁(民)第4回
5月	7日	15時40分	ユニオンぼちぼち弾圧(職務強要)	大阪地裁〔堺〕(刑)
5月15日	15時	関生弾圧(関西宇部)	大阪高裁(刑)判決
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【弾圧情報】
★10月27日に職務強要罪で令状逮捕されたユニオンぼちぼちの組合員X氏は、前回3月23日に福祉事務所の職員の証言が終わり、保釈請求の結果、3月31日に保釈されました。5月7日は被告本人が証言台に立つ。是非、傍聴を!
詳細はユニオンぼちぼちのブログで! http://unionbotiboti.blog26.fc2.com/
★西成公園での情宣活動に対する市職員のビデオ撮影に抗議して、1月12日に逮捕されたI氏は現在、公判前整理手続中で初公判は未定。(前回「釜ヶ崎三角公園」は「西成公園」の間違いです。訂正します)
★釜ヶ崎日雇労組委員長は、3月10日に下獄。
★11月18日逮捕の詐欺罪(失業保険不正受給)の被告は、3月19日に執行猶予の判決があり、判決当日、釈放。


催し物の案内

◆下記の集会のライブ中継が、京都弁護士会館で行われます!!
2010年4月16日(金)6時〜8時 (無料/事前申込不要)
【緊急集会「いま、あえて訴える−公訴時効廃止に反対する−」】
内容(予定)
 経過報告;山下 幸夫氏(日弁連刑事法制委員会事務局長代行) 
 問題提起:三島  聡氏(大阪市立大学大学院法学研究科教授) 
パネルディスカッション	三島 聡 氏/桐山 桂一 氏(中日新聞論説委員)
	神 洋明 氏(日弁連刑事法制委員会委員長)

◆大阪弁護士会主催/貧困問題連続市民講座第9講
犯罪と貧困〜厳罰化社会から相互扶助社会へ〜 
講 師:浜井 浩一さん(龍谷大学法務研究科教授)
日 時:4月19日(月)18時30分〜20時30分
会 場:大阪弁護士会館
参加費&事前予約 不要

◆京都・当番弁護士を支える市民の会/新歓セミナーへのお誘い
「なぜ刑事弁護をするのか」一生き直しの場としての法廷−
お話:高野 嘉雄さん(弁護士/奈良弁護士会)
日 時:2010年4月24日(土)午後2時〜(開場1時30分)
場 所:京都弁護士会館(京都市中京区富小路竹屋町北西角)
参加費&事前申込みは不要です
 高野さんは、甲山事件や東淀川小学生老婆強盗殺人事件(少年審判)、愛隣センター爆破事件をはじめとするの冤罪事件の弁護人をしてこられました。また、被告人や少年の更生に資する刑事弁護を主張して、弁護活動をされてきました。
 今回は、そんな高野さんに登場いただき、どんな思いを持って、刑事弁護をされているのか、おもいっきり話していただきます。
 皆さん、是非、ご参加ください。
《高野嘉雄さんのプロフィール》
昭和21年11月23日生。1974年4月弁護士登録(大阪弁護士会/26期)。1993年4月から奈良弁護士会。日本弁護士連合会可視化実現本部副本部長。
上記の他、労働公安事件や奈良小学生誘拐殺人事件・月ヶ瀬事件等の重大事件を数多く担当。


◆あなたはウソの自白を見抜けるか?〜布川再審事件から考える〜
日 時:5月15日(土)13時開場 13時半〜17時
場 所:キャンパスプラザ(JR京都駅、北へ徒歩2分)
参加費:無料(事前申込み不要)
主 催:京都弁護士会 
    詳細はホームページでご確認ください
http://www.kyotoben.or.jp/
第1部 講演「布川事件の捜査・裁判を語る」桜井昌司氏 杉山卓男氏
第2部 パネルディスカッション
  「どうすれば、えん罪を防ぐことができるのか?」
 指宿 信氏(成城大学法学部/刑事訴訟法)
 杉山卓男氏(立命館大学文学部/「法と心理学」研究拠点の創成プロジェクトリーダー)

◆大阪弁護士会主催/可視化実現関連の市民集会
5月22日(土)午後 大阪弁護士会館2F
参加費:無料(事前申込み不要)
内容は未確定、 詳細はホームページでご確認を
http://www.kyotoben.or.jp/

◇「『日の丸・君が代」強制反対 良心の自由を支える法解釈一問一答」の改訂版が4年ぶりに出版されました。既に入卒業式のシーズンは終わりましたが、来年に向けて学習会を。
センターでも取扱っています。
大量に必要な方は、下記連絡先へ申込んでください。

定 価 100円
発行日 2010年2月
発 行 大阪社会文化法律センター
連絡先 大阪市北区西天満6-1-2 千代田ビル別館2階
    大阪アドボカシー法律事務所
     TEL. 06‐6365‐8777譟FAX. 06‐6365‐8770

《目 次》
はじめに
第1、「国旗・国歌法」の性格
 Q1、日の丸、君が代の法制化によって、私達に何か義務が生じたのでしょうか。
第2、生徒個人・保護者の良心的拒否
 Q2、生徒や保護者が国歌斉唱のため起立を命ぜられてこれを拒否し、斉唱しない権利は認められますか。 
 Q3、君が代の斉唱を強制するのなら、式に出席しない(退席する)という権利はあるのでしょうか。 
 Q4、生徒や保護者は、国歌斉唱を拒む権利があることを学校や教員に対し説明し教えることを要求することができるでしょうか。   
第3、教員―公務員としての対応        
 Q5、「入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえて、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする」という学習指導要領に法的拘束力があるのでしょうか。
 Q6、校長が「職務命令ではないが、公務員として当然の義務だ」「公務就任に際して法律を遵守し公務に専念する旨の宣誓をした」ことを理由に「国旗掲揚と国歌斉唱の指導」を命ぜられたら従わねばなりませんか。 
 Q7、校長が「職務命令」として「国旗掲揚・国歌斉唱の指導」を命じた場合はどうでしょうか。 
 Q8、音楽教員が、卒業式の前日に職務命令で君が代を弾くように校長から言われました。それを断ることができるのでしょうか。
 Q9、担当教員として、生徒や親に「卒業式で君が代を歌う義務がないこと」を告げようと思います。 
  ‥日校門の外(公道)で、平穏に、父母や生徒に対し、「歌わないでいいですよ」と声をかけていたら、校長から、卒業式に出席するなと言われました。命令を拒否して平穏に出席したら処分されるのでしょうか。
 ◆‖感伴芦饐譴如⊆阿始まる前(着席しているとき)に告知したところ、校長から「やめろ」と言われました。やめなければならないのでしょうか。 
  卒業式が始まって、開会の辞の後に、教頭が「ただ今から国歌斉唱を行います。全員後起立お願いします」と発言した際に、「君が代を歌う、歌わないは皆さんの良心に従って判断してください」といったところ、後日教育委員会から「処分する」と言ってきました。大丈夫でしょうか。 
第4、事例紹介
 (1)10・23通達に対する予防訴訟/(2)東豊中高校事件
 (3)再雇用で戒告処分を受けた者の不採用
 (4)大阪では、「不起立」だけでは処分は出ていません
第5、子どもの権利条約と日の丸、君が代問題について

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