[CML 003637] Re: 4/18(日)“4.19革命から50年”シンポジウム『戦争と国家暴力〜韓国民衆の100年の歩みをふりかえる〜』

Keyko Sato j-y-k-s at mx3.nns.ne.jp
2010年 4月 10日 (土) 17:48:31 JST


KIM Boongzng様

はじめまして、佐藤袿子と申します。日本と朝鮮の歴史について、こんなに近くにあ
りながら、あまりにも知らない自分に驚いています。

小淵沢9条の会の学習会ではじめて、パク・チョンヒ元韓国大統領が、日本軍の兵隊
であったことを知りました。、また、大日本帝国の大韓民国併合時における日本要人
が何をしたかについて、具体的にはこれも初めて知りました。日本と韓国が歴史問題
で共通の認識を持つのには、努力が必要と感じました。

18日のシンポジウムには参加できません。悪しからず。

私は、最近紹介されて、「パリデギ」という本を図書館から借りて読みました。内容
は、脱北者の少女の過酷な人生が現代史と並行させて描かれていて最後には理由も分
からず夫がキューバのモンタナモ収容所に捕らえられます。一気に読まされました。
黄さんという作者が女性ということもあり身近に感じたのかもしれません。韓国では
今も有名な作家だそうです。

彼女は1943年生まれで、「北朝鮮」から逃れて韓国に住み、朝鮮戦争の時には韓国
南部を右往左往したそうです。無断で朝鮮に渡った罪で7年間も服役したり、ベトナ
ム戦争の時には前線に従軍もしたりしている経歴の人です。

私がこの本を読んで、一番ショックを受けたのは、朝鮮戦争の前から飢餓が続いてい
て今も同じ状態だということです。時には何百万人もの餓死者が出ているということ
です。朝鮮が分断のままあるということは、家族も分断されたまま、心の中も分断さ
れたままということでしょう。

この本を読んで心に残ったことは、作者があとがきで、「朝鮮戦争はベトナム戦争だ」
と悟ったところです。もうひとつは。物語の中で、アブドレ爺さんがパリに「力の強
い者が傲慢になり、力の弱いものが絶望に陥った時に戦争は起きる」と話していると
ころです。「どんなに辛い過酷な人生でも、希望を失ってはいけない」
というアブドレ爺さんの言葉は、そのまま作者の読者へのメッセージと受け取りまし
た。

もし読んでいませんでしたら、ぜひ読んでみてください。普天間基地の問題も朝鮮の
統一の問題も、根っこのところではつながっていると感じました。







----- Original Message ----- 
From: "KIM Boongang" <boong-ml at jcom.home.ne.jp>
To: <cml at list.jca.apc.org>
Sent: Friday, April 09, 2010 11:32 PM
Subject: [CML 003630] 4/18(日)“4.19革命から50年”シンポジウム『戦争と国家暴
力〜韓国民衆の100年の歩みをふりかえる〜』


> こんにちは/アンニョンハセヨ。金朋央です。
>
> 4月18日(日)に東京にて、“韓国・四月革命から50年”という節目を迎えての行事
> (シンポジウム)が行なわれます。
> ぜひ多くの方のご関心とご参加をお願い致します。
>
>
> 【以下、転送歓迎】
> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>  4.19革命から50年
>
>  シンポジウム『戦争と国家暴力〜韓国民衆の100年の歩みをふりかえる〜』
>
> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
> ■概要■
>  ・主催 :4.19革命50周年事業準備委員会
>  ・日時 :2010年 4月18日(日) 13:00〜18:00 (開場 12:30)
>  ・場所 :在日本韓国YMCA 9階国際ホール (東京都千代田区猿楽町2-5-5)
>       http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/
>     −JR水道橋駅徒歩6分/御茶ノ水駅徒歩9分/地下鉄神保町駅徒歩7分
>  ・参加費:1000円(学生500円)
>
> ■講演者■
>
> 1)金東椿氏(韓国聖公会大学教授)『1950年朝鮮戦争とは何であったのか』
>
> 1959年、慶尚北道栄州生まれ。『歴史批評』編集委員、『経済と社会』編集委
> 員長、参加連帯政策委員長、参与社会研究所長などを歴任した後、1997年より
> 聖公会大学校社会科学部および同大学NGO大学院教授として在籍。2005年より
> 「真実・和解のための過去事整理委員会」の常任委員を務める。
> 著書に、『朝鮮戦争の社会史 避難・占領・虐殺』、『韓国社会労働者研究』、
> 『分断と韓国社会』、『近代の影―韓国の近代性と民族主義』、『NGOとは何
> か』など。
>
> 2)慎蒼宇氏(都留文科大学講師)『抗日義兵闘争から始まる韓日100年史』
>
> 1970年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。朝鮮近代史専攻。
> 著書に、『植民地朝鮮の警察と民衆世界』、『アジアの国民国家構想』、など。
>
> 3)林哲氏(津田塾大学教授)『4・19革命50年をふりかえる』
>
> 1946年生まれ。専門は、国際関係学、東アジア近現代史、朝鮮現代史。
> 朝鮮戦争中、ソウルから釜山に避難して避難民学校に通う。1952年末に渡日。
> 早大の学生時代は韓文研・韓学同に参加、日韓会談・条約闘争直後の時期にあ
> たる。その後、東京大学大学院の国際関係論専攻課程で学ぶ。
> 著書に、『東アジア近現代史』、『20世紀を生きた朝鮮人』など。
> 訳書(共訳)として、B.カミングス著『朝鮮戦争の起源』、徐仲錫著『現代
> 朝鮮の悲劇の政治指導者たち』(解説も執筆)、など。
>
>
> ■お問い合わせ・連絡先■
>   4.19革命50周年事業準備委員会
>    kangakudo419 at yahoo.co.jp
>    〒332-0022 埼玉県川口市仲町10-31文化センター・アリラン気付
>
>
> ■開催趣旨文■
>
>  1960年4月、李承晩独裁政権は崩壊しました。永きにわたって韓国を支配し
> た利己的な専横は、4月革命によって駆逐されました。その4月革命(4・19)か
> ら50周年を迎えています。
>
>  19世紀末から20世紀初頭にかけて、日清・日露の両戦争を通じ朝鮮半島にお
> ける軍事的影響力を高めた日本、それは一方で韓国の民衆レベルにおける広範
> な民族主義の高揚と独立運動への傾斜をうながす過程でもありました。しかし
> 、日帝から解放されたにもかかわらず、東西冷戦構造の最前線基地として、朝
> 鮮半島は分断を余儀なくされます。4月革命は、その冷戦構造の最前線で、抑
> 圧の軛を自らの手で断ち切ろうとしてわき起こった民衆運動の系譜に他なりま
> せん。しかし、4月革命がもたらしたつかの間の政治的自由と民主化への期待
> は、朴正煕の5・16軍事クーデターによって踏みつぶされました。
>
>  2000年代にはいって、韓国社会では「親日派」問題が噴出しています。その
> 「親日派」の典型として語られるのが「高木正雄」改め「岡本実」こと帝国陸
> 軍少尉朴正煕。彼を産み育てたのは日本であり、そして彼の権力者としての地
> 位に信認と正統性を授与し,引き換えに韓国の軍事外交を支配してきたのが米
> 国です。アジア外交における米国の基本路線は「民主主義と反共」であり、二
> つが矛盾・対立するときは必ず「反共」が優先され、「民主主義」が弾圧され
> ました。韓国における「民主化」闘争は常にこの「反共」を看板とする政策と
> の闘争であったといっても過言ではありません。
>
>  4月革命を踏みにじって出帆した苛烈な朴正煕の独裁体制は、李承晩政権が
> 4月革命によって崩壊したのと同様、1979年の民主化闘争の高揚、その結果と
> しての朴正煕大統領射殺をもって幕を閉じました。今度こそと思われた「ソウ
> ルの春」がまたしても銃剣によって蹂躙されようとしたその時、光州民衆抗争
> が起きます。米軍が前線に配備されていた空挺部隊を光州へ展開する鎮圧作戦
> に出動する承認を出したがゆえに、同族が血で血を洗う悲惨な抗争へと発展し
> ました。当時韓国軍に対する作戦指揮権を持っていた米国が、作戦を承認する
> 事で直接韓国の内政に介入,干渉したのです。この時、光州の民衆は「民主主
> 義」より「反共」を看板とする米国の対韓政策の犠牲となりました。
>
>  1980年代後半からの「自由化」「民主化」の流れは、90年代に広がる世界的
> 脱冷戦構造への変容過程で、「反共」という軛を取り外したかにみえます。し
> かし、韓国近現代史の骨格を形成している「民主主義と反共」の相克を打ち破
> ったのは、韓国民衆による粘り強い民主化闘争の結果である事はいうまでもあ
> りません。
>
>  本年は4月革命50周年であるのと同時に、1910年の韓国併合(日帝強占)か
> ら100年を迎える年でもあり、より峻烈で苦痛に満ちた記憶と体験−1980年の
> 光州抗争−から30年となる年でもあります。韓国の近現代史を考える上で、最
> も重要な分水嶺となった出来事が4月革命を中心としながら、再びここで巡り
> 会います。それに合わせ、この催しを企画いたしました。
>  どうぞご参加下さい。お待ちしております。
>
>



CML メーリングリストの案内