[CML 003606] TBSニュース探究ラジオ「DIG」新番組

中田 妙佳 gukoh_nt at yahoo.co.jp
2010年 4月 6日 (火) 21:58:45 JST


中田です。

”お知らせ!”

 (重複おゆるしください)

迫ったお知らせで、すみません。
今夜10時から(3時間放送)です。もしお時間が取れましたら、
一部でもよろしければご視聴をどうぞ。

既成ラジオと、最新の動画配信(Ustreamとニコニコ動画)との、取り組み。
日本での新しいニュース・メディアが模索されます。

マル激とビデオニュースの神保哲生氏がパーソナリティ(司会)で、
今夜6日からスタート。始まります。

今夜4月6日(火)TBSラジオで夜10時から、ニュース探究ラジオ「DIG」が、
Ustreamとニコニコ動画のダブルで放送企画、新しい取り組みが始まります。

<貼り付け>
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明日4月6日(火)から、TBSラジオで夜10時からニュース探究ラジオ「DIG」のパーソナリティ、というか、早い話が司会をすることになりました。(番組終わりは午前1時!そう、3時間番組なんです。)

番組自体は今日が初日ですが、私の担当は毎週火曜です。フリーに成り立ての頃に、ニッポン放送の番組で週1回のコメンテーターを1年間レギュラーでやったのと、(その時の司会は峰竜太さんでした)、ビデオジャーナリストとしてテレビ朝日のニュースステーションでレギュラーをやったことはありましたが、それ以降しばらく第三世界取材に奔走したり、その後インターネット放送局を立ち上げて、自ら毎週番組の司会をやることになったため、レギュラーの仕事は一切受けていなかったこともあり、外部の仕事をレギュラーで受けるのは本当に久しぶりです。

ぼく的には既に自分の取材とマル激とビデオニュースの経営(とやっと立命館は終わったけど早稲田の大学院の客員がまだ残っているので)だけで十分に手一杯なところもあったのだけど、一つは懇意にしていたTBSラジオの若いプロデューサーが、ぼくと組んでラジオとインターネットを融合して何ができるかを一緒にやってみたいと言ってきたので、ならばと老体に鞭打って、いや万難を排して、やってみることにしました。もちろんそれがマル激にもプラスに作用することが大前提です。

ただ、全く真っ新な番組ももう一つゼロから作るだけの余裕がないので、マル激やビデオニュースの内容とかなり連動したものになることも了解してもらっています。だから、マル激で使った素材なども、フル活用することになると思います。

ぼくとしては、マル激がややハイブローで飛ばし過ぎ(有料放送はそうでなければやっていけないので)なところがあるので、ラジオという媒体の特性を活かして、もう少し入門的な部分や補足説明なども織り交ぜながらやっていければと思っています。

とは言え、一番の関心事は放送とネットの融合の形です。まず、今回はラジオ放送をTBSラジオ自身がネットでストリーミング放送します。これは関東限定のradikoとは別に、純粋なストリーミングなので、ネットアクセスさえあれば日本中、というか世界中、誰でも聞くことができます。これはTBSラジオが独自にやるものですが、今回12時までは広範にネットするとはいえ全国ネットではないし、12時以降は関東ローカルになるそうなので、ネット配信の意味は大きいと思います。


と同時に、今回はぼく自身のペットプロジェクトとして、ラジオのスタジオからビデオのストリーミング放送もやってみることにしました。TBSラジオ側からも、宣伝になるのならということでOKをもらっています。(ただし、音楽とCMは流せません。音楽は著作権の問題があり、TBSラジオのストリーミングでも流れません。CMはスポンサーが著作権を持っているので、今回はTBSラジオのストリーミングでは流れるはずですが、私が配信するビデオにはCMも入りません。)

まあラジオのスタジオは、相方の竹内香苗アナの尊顔を拝する以外これといって見るべきものはありませんが、カメラが入ることで、視聴者側もさることながら、放送する側のマインドが徐々に変わってくれば面白いかもしれません。まあ、政治家を呼んで議論が白熱した時などは、どんな顔で喋っているかを見たいと思われる方もいるかもしれませんし。

これまでほんの一握りの放送事業者に独占されてい伝送路が、もう無限にあるのですから、その面白い利用方法を見つけたもん勝ちです。ラジオ制作者のマインドもさることながら、局の編成や営業がこの試みから何かヒントを得れば、文字通り放送と通信を融合させた新しいメディアが生まれるかもしれません。個人的にはそれをいかに良質な報道につなげるかにしか関心はないのですが、同時に個人的にはTBSラジオは応援しています。

TBSラジオはもう2003年からTBSテレビとは別会社で、編集権も独立しています。だから、記者クラブだのクロスオーナーシップだのを扱えたわけです。しかし、同時に別会社なのでラジオだけで食っていかなければならないから、大変そうです。もちろんビデオニュースよりは全然裕福ですが、それでもこれまでの基準で考えれば、かなりネット基準(と言うか、ネットには裕福な事業者もいるようなので、ビデオニュース基準ですね)に近づいてきているようです。制作費を極限まで絞る一方で、内容で勝負できるようにならないと大変だよということは、毎回話していますが、ぼくから見ればラジオと言えども、これまで有り余るリソースを享受してきた業界なので、まだまだ切り替えには苦労しそうです。

ぼくとしては、TBSラジオは数年のうちにラジオ局を卒業し、ラジオもやっている会社を目ざすべきだと思うのですが、どこまでラジオを伝送路のワン・ノブ・ゼムと思えるかですね。そう考えればラジオの周波数やノウハウを持っていることが大きな財産というか武器になるのですが、逆にそれに引っ張られると、新しいものを生む妨げになるかもしれません。まあ、ぼくだってまだ新しいメディアの具体的なイメージはできていないのだから、当然と言えば当然だけど。

また、映像配信といっても、まずは固定カメラで撮影するだけなので、大した画は出ません。また、インフラもUstreamとニコニコ動画のダブルで出しますが、どちらも無料放送に対する帯域の割り当てには限界があるので、途中で落ちてしまう可能性も十分にあります。そこのあたりは予めご了解ください。(初回だけはニコ動は公式放送にしてもらえるようなので、最大で1万人までいけるそうですが、通常の個人チャンネルは1000人までです。USTは5000くらいから不安定になってきて、8000くらいで落ちる場合が多いようです。)

まあ、どうなることやらという感じですが、もしお時間があればおつきあいください。これまでビデオニュースを見ていただくためには会員になって頂かなければなりませんでしたが、ラジオは無料なので気軽い誘えていいですね。もちろんこれはマル激でも何度か指摘している外部コスト(回り回って自分が負担をしているが、それが見えないようになっているもの)の典型ですが、この際そういう硬い話はまた別の機会に。

April 5, 2010

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