[CML 003554] J-Flash146:これ以上軍隊はいらない:グアムの「住民感情」表明した決議が日本の国会議員へ

ピープルズ・プラン研究所 muto at jca.apc.org
2010年 4月 1日 (木) 12:44:24 JST


ーー【APA‐Jフラッシュ No.146】ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
これ以上軍隊はいらない、世界のどこにも! 移転ではなく縮小をという議論
が「あらゆる可能性のひとつ」として、提起されないのは何故?  (M)
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これ以上軍隊はいらない:グアムの「住民感情」表明した決議が日本の国会議員へ
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2月11日、グアム議会は満場一致で、米軍によって起草された環境影響評価書
素案にたいするグアム島住民の心情を明らかにする決議を可決した。グアムの住
民はこの文書には大きな誤りがあると考えているのだ。これにたいして、訪問中
の日本の衆議院議員たちは、日米間で合意された当初の枠を超えた数の米軍兵力
がグアムに移駐することはないとグアム議会の議員たちに確約した。

決議275の起草者、ローリ・レスピシオ議員は、上記の決議は、グアム市民に
とっては大勝利を意味すると評した。また、この決議には環境影響評価書にたい
する数ヶ月にわたる検討結果が反映されていると語った。

「駐留兵力増強についての議会の方針は、この問題への住民の感情を代表するこ
とにある」と彼は言った。

レスピシオによれば、マデレーン・Z・ボダーリョ連邦下院議員(グアム選出)
は住民感情を反映したグアム議会の立場に立つと約束したという。

レスピシオは、フェリックス・カマチョ知事(グアム)もこの決議に賛同して、
それに沿って行動してほしいと述べた。

当地を訪問中の下地幹郎(国民新党)、阿部知子(社民党)の二人の国会議員
は、昨日の委員会の最中に短時間議会に立ち寄り、その場で決議が二人の議員に
伝えられた。

「本日視察したところでは、グアムのインフラ事情からしてこれ以上の軍隊の受
け入れは難しいことがわかりました」と、下地氏は通訳を介して語り、「グアム
市民の感情や動機を考えると、現時点では日本から米軍の追加移駐はむずかしい
でしょう」と述べた。

下地氏は、また、移駐にあたっては米国と日本が均等に責任をもたなくてはなら
ないと語った。下地氏は、帰国後、今回の代表団は、駐留米軍増強に対するグア
ム住民の感情をそれぞれの党に伝えると語った。

グアムの駐留米軍兵力増強問題委員会の委員長ジュディ・ガサーツ議員は、「議
会が、市民のために立ち上がり、移駐の恩恵が一方に偏ることなく、確実に、今
も将来もグアムを故郷と呼ぶすべての人々のためになるようしようと努めている
ことを、グアム市民は誇りに思うべきだ」と語った。

ガサーツは、それこそが、この決議を起草した議員たちの目標だったと述べた。
「グアムの人々に、ぜひこの決議を読んでほしい、そして議会がなにを主張した
か、私たちが何を目指しているかをわかってほしい」と彼女は言った。

グアム議会のジュディ・ウォン・パット議長は、決議は、きわめて重要な文書で
あり、それは駐留兵力増強をめぐるグアムの立場への日本側の印象を変えること
になろうと語った。

日本の国会議員たちは、ウォン・パットに、数年前までは、グアム住民の8〜9
割が駐留兵力増強に好意的だという印象を持っていたと話した。「彼らはそう聞
かされていたのです」とウォン・パットは述べた。

しかし、日本の国会議員は、グアム住民の本当の気持ちはどうであるのか知りた
く思っていたので、移駐に関する決議275が検討されると知って、わざわざグ
アム議会を訪れたのである。

「われわれはこの決議が住民感情を反映するものであると伝えたが、日本の国会
議員にとっては、それこそが非常に重要なことだった。彼らは、軍サイドの話は
わかっていたから、グアム住民側の話を知りたかったのだ」とウォン・パットは
語った。

ウォン・パットは、日本の国会議員たちはとても謙虚で、日米の合意に述べられ
た海兵隊の移駐については、日本は米国と同様に責任のあることを認めたと話した。

「われわれにはこれは非常に意味あることだ。未だかつて責任を分ち合うことに
同意した国はなかったのだから」とウォン・パットは言った。

代表団は翌日2月13日午後グアムを発った。

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出典:アジア太平洋反基地MLより(2010年2月12日)
翻訳協力:四季(APA‐J翻訳チーム)
翻訳チェック:HSナオコ 監修:APA‐Jデスクチーム
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