[CML 001452] ラテン・アメリカ議会が「劣化ウラン兵器決議」採択!  9月10日

Kazashi nkazashi at gmail.com
2009年 9月 23日 (水) 21:18:26 JST


[転送・転載歓迎。重複受信される方、ご容赦くだ 
さい」

ラテン・アメリカ議会が「DU兵器モラトリアム決 
議」採択! 9月10日

 皆様

 9月10日、南米諸国によって構成される「ラテン・ 
アメリカ会議」(Latin American Parliament)の「人権委 
員会」で、「劣化ウラン(DU)兵器決議」が採択さ 
れました。この決議は、南米諸国に対し、DU兵器の 
使用・生産・調達などのモラトリアム(一時停止) 
に加え、DU兵器の世界的な禁止条約の実現に向け取 
り組むよう求めています。
 決議原文および英訳は、下記サイト参照——
      http://www.bandepleteduranium.org/en/a/289.html

 [今回の決議は、ラテン・アメリカ議会人権委員 
会の委員長をつとめるコスタリカのアレクサンデ 
ル・モラ=モラ議員によって提案されたもので、す 
でにお知らせしておりますように、モラ=モラ議員 
は、今年3月、コスタリカ議会にDU兵器禁止法案を提 
出しています。
 コスタリカの国内法として、DU兵器の使用・貯蔵 
などを禁止するこの法案は、3月5-6日、コスタリカ 
のサンホセで開かれた第5回ICBUW(ウラン兵器禁止を 
求める国際連合)国際大会の前日に提出されたもの 
ですが、数ヶ月のうちに成立する見通しで、2007年3 
月にDU兵器禁止法を可決したベルギーにコスタリカ 
が続くことになります。
 モラ=モラ議員は、ICBUWコスタリカ大会に参加した 
際、国際的なDU兵器禁止条約を実現するために 
は、“できる限り速やかに”動くことの必要性を強 
調しており、今回のラテン・アメリカ会議の決議採 
択は、その具体的な一歩といえます。[今回の決議 
採択に向け、モラ=モラ議員は、ICBUWコスタリカ会議 
の直後、アルゼンチンのブエノス・アイレスで開か 
れたラテン・アメリカ会議において、ICBUWメンバー 
のダマシオ・ロペス氏とともにDU兵器禁止に向けた 
アピールをしました。ダマシオ・ロペス氏は、アメ 
リカのニューメキシコ州在住の、スペイン語も堪能 
な活動家で、2006年8月のICBUWヒロシマ大会にも参加 
しています。]
 こうしたラテン・アメリカからも出てきたDU兵器 
禁止への機運の高まりを活かし、日本でも改めて一 
丸となって取り組んでゆきたく思います。一層のご 
支援の程、宜しくお願いいたします。

         嘉指信雄、ICBUW運営委員
         http://www.nodu-hiroshima.org/

 *ICBUW国際キャンペーンについては、『ウラン兵 
器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦』(合同出版、 
2008年4月)を参照ください。


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