[CML 001440] Re: 「裏の世界による支配」を実証することは可能なのか?ー陰謀論の危うさ

higashimoto takashi taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
2009年 9月 23日 (水) 09:40:52 JST


南雲さん

標題のメールをCMLと日韓 平和(「韓国併合」100年市民ネットワーク。略称、100年ネット)に同報
されていますが、100年ネットMLのみなさんはともかく、CML参加のみなさんはご存じないと思いま
すので、誤解を避けるために以下について補足させていただきます。

南雲さんの下記文中に「『日韓ネット』のMLで取り上げられた」云々とありますが、このMLは「日韓
ネット」のMLではなく、「100年ネット」のMLだと思います。

「日韓ネット」と「100年ネット」は別組織です。念のために補足しておきます。

東本高志@大分
taka.h77 at basil.ocn.ne.jp

----- Original Message ----- 
From: "南雲 和夫" <kazuonagumo at msn.com>
To: "日韓 平和" <nikkan100net at hotmail.co.jp>; <cml at list.jca.apc.org>
Sent: Wednesday, September 23, 2009 9:15 AM
Subject: [CML 001438] 「裏の世界による支配」を実証することは可能なのか?ー陰謀論の危うさ


>
> こういう類の議論は、しばしばその正体・実態が不明確なだけでなく、誰でもが納得できる論拠(根拠)もないうえに、現実の問題に対する認識をしばしば曖昧にするから問題なのです。
>
>>   世界的な数々の陰謀の中でも、とくにもてはやされているものがありますね、
>>   それらに同調しているとみられかねないですよ、と警告しているわけですから、
>>   南雲さんと同様の懸念だとは考えれません?^^
>>   
>>   そうではないことを祈りますがね。
>>   しかし、ローマクラブをはじめ、裏の世界を支配している
>>   死の商人たちを視程に入れておかないと
>>   とても国際政治については理解しにくくありません?
>
>  「死の商人」が裏の世界を支配しているという具体的な証拠を提示できないのであれば、こういう議論を出すべきではないと思います。まして「ローマ・クラブ」が裏の世界を支配している「死の商人」だという証拠はどこにあるのですか?
>
> ローマクラブとは
> http://www.weblio.jp/content/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96
>
>>   まして、それらのエジェントを抱えている日本としては、
>>   彼らを通じていいように利用され搾取されるゆで蛙になっていないでしょうか。
>
>  だから、具体的な事実を取り上げて問題にするのではなく、「裏の世界」・・・云々という概念で物事を論じるのは慎むべきだといっているのです。「それらのエジェント」とは、具体的に誰を指すのでしょうか?あなたはそれを実証できますか?
>  ここはそういう陰謀論を垂れ流す場所ではないはずです。「主張することは立証されなければならない」−当たり前のことではないですか?
>  物事を論じる際に、現実に存在している事柄をひとつずつ積み重ね、検証し、それらの相互の連関性を科学的な法則(自然科学・社会科学をとわず)によって解釈し、全体の法則性を解明するというのではなく、世界の歴史上の出来事を何者かの「陰謀」によって動かされている、それは「○○○」の陰謀だ(○のなかには、イルミナティでも、フリーメーソンでも、ローマクラブでもいいのですが)ーこういう議論の仕方は、国際政治学の世界ではまったく相手になどされませんよ。
>
>>   松蔭の「朝鮮・満州を切り従え」の言で、彼のその点の思想は明確です。
>>   彼の民生ウンヌンを問うているのではありません。
>>   朝鮮・満州を我が物にして恥じないその差別意識・蔑視観を私は問うているのです。
>
> この問題は、以前にも「日韓ネット」のMLで取り上げられたと思いますが(01136の投稿参照)、晩年の吉田松陰はそんな単純なことを言ってはいません。思想家を論じるとき、ある成長の時点での言葉を捉えて問題にするのではなく、その人物のその後の発言がどう変わっているかを問題にするべきでしょう。
>
> 毛利正道氏のサイトより
> http://www.lcv.ne.jp/~mourima/08.7.29tennousei.html
> 「29歳における1859年「対策一道」では、「軍艦を備えた後に、朝鮮・満州・清国・ジャカルタ・喜望峰・オーストリアなどに領事館を設け軍隊を置き、貿易を図り、のちに米国に行って和親条約を結ぶべし」と述べられており、「ここでは平和的な航海通商による海外への飛躍である。松陰における皇国の海外雄飛の方法に転換が生じている。松陰は、これによってアメリカの軍事力による威圧的な開国要求を批判しうる立場に立った」との説あり(高橋文博「吉田松陰」清水書院)。」
>



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