[CML 001422] 「長野県南佐久戦没者名簿が語るもの」について(紹介)

NAKATA Bnnosuke bun-nosuke at n.email.ne.jp
2009年 9月 21日 (月) 18:15:22 JST


 はじめまして。長野県に住みます仲田文之助と申します。
 今までAML〜CMLのメールを専ら読ませてもらっているだけでしたが、今
回初めて投稿します。長文になりますが、よろしくお願いします。

 日清・日露の戦役から日中・太平洋戦争までの戦没者の名簿は、どの市町村に
もあると思いますが、ここに紹介する「長野県南佐久戦没者名簿が語るもの」は、
その名簿から、史実に基づいて、いかなる戦況のもとで戦没せざるを得なかった
かを追究していこうとした貴重な記録です。(A5版なら300ページほどの記
録)

 この記録は、私の郷里の先輩が去る06年にまとめたものです。出版すること
を望み、つてを求めてあちこちに当たったのですが、いっこうに進んでいかない
ので、どなたかこのような類のものの出版に関していいアイデア、もしくは方法
をご存じでしたら是非ともご教示頂きたく、このメールを認めた次第です。

 インターネットを介してホームページ等で公開、という方法もありそうに思わ
れますが、私自身ホームページがないのでその方面もよく分かりません。

 この記録を、何とかして世に出したいと思います。原稿は、ワープロ専用機の
オアシスで作成されています。

 本人は現在84歳、世田谷区に在住。健在ですが家族が病んでいて老々介護中
ですので、私が本人に代ってお願いする次第です。

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 以下本文からの抜粋と、目次です。

 『名簿』を披いての第一印象は、そのあまりにも多数にのぼる戦没者の人数と
ともに、その戦没の地が日本軍の侵攻したあらゆる国・地域・方面に及んでいる
こと、また、まだ少年・少女と呼べる年少者がかなり多く見られる反面で、軍隊
では「老兵」とされる30歳台・40歳台の者が多いことへの驚きであった。本稿は
かくも多数の郷土出身同胞が、如何なる時期、情況の許に戦没せざるを得なかっ
たかを解明するべく、義務的衝動に駆られて起筆された。

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    『長野県南佐久郡戦没英霊芳名録(戦没者名簿)』が語るもの
       目  次
はじめに,%,%郡規模戦没者の『紙碑』的存在としての意義
一、『名簿』再構成(配列替え)の視点
 (一)町村別戦没人員、重複者、欠落者等について
 (二)「戦没年月日」「場所」「死亡区分」等の問題箇所の処理
 (三)陸海軍別、軍人軍属別区分の処理方法と所属人員
二、昭和初年までの戦没情況・133名(陸軍128、海軍5)
三、アジア・太平洋戦争期の戦没情況
 (一)戦没者の概観・2344名(陸軍1814、海軍530)
 (二)年齢、階級、戦没地の諸面からみた戦没情況
  〔〓〕年齢別にみた分布情況
  〔〓〕階級別にみた分布情況
  〔〓〕戦没地別分布の概況
四、アジア・太平洋戦争期の戦線別にみた戦没情況
 )州地域・戦線127名の情況(陸軍)
 中国戦線320名の情況(陸317、海3)
  (1)華北戦線155名(陸軍)
  (2)華中、華南戦線162名(陸軍)
  (3)海軍・3名
 ビルマ・インド・雲南戦線160名の情況(陸軍)
 ぅ愁蹈皀鵝▲咼好泪襯、ニューギニア戦線の情況
  (1)ソロモン戦線61名(陸21、海40)
  (2)ビスマルク戦線12名(陸7、海5)
  (3)ニューギニア戦線230名(陸211、海19)
 テ醉侶嘉隋γ翩太平洋、硫黄島、沖縄、北方戦線の情況
  (1)南洋群島・中部太平洋戦線321名(陸162、海159)
  (2)硫黄島、小笠原諸島戦線44名(陸19、海25)
  (3)沖縄・南西諸島戦線71名(陸65、海6)
  (4)北方=千島、アリューシャン戦線12名(陸8、海4)
 Ε侫リピン、モルッカ、ボルネオ戦線の情況
  (1)レイテ戦線44名(陸40、海4)
  (2)ルソン戦線197名(陸175、海22)
    〔〓〕上陸地及び建武集団地区
    〔〓〕振武集団地区
    〔〓〕尚武集団地区
  (3)ビサヤ、ミンダナオ戦線60名(陸46、海14)
  (4)フィリピン近海戦線40名(陸25、海15)
  (5)モルッカ、ボルネオ戦線48名(陸29、海19)
 太平洋(除中部)、東・南シナ海、台湾・本土近海戦線の情況
  (1)太平洋(除中部)戦線68名(陸42、海26)
  (2)東シナ海、台湾近海、南シナ海戦線52名(陸27、海25)
  (3)本土近海戦線40名(陸11、海29)
 ┘ぅ鵐疋轡僻湘隋ε譽ぅ鵐表島、「外地」、ソ連、本土戦線の情況
  (1)仏印・タイ・マレー、スマトラ・ジャワ・セレベス各島、小スンダ
     列島戦線35名(陸27、海8)
  (2)台湾、朝鮮、関東州地域・戦線42名(陸36、海6)
  (3)ソ連・外蒙古地域45名(陸)
  (4)本土戦線38名(陸14、海24)
 「内地」、没地不詳その他の情況
  (1)内地の病院、自宅等208名(陸164、海44)
  (2)没地不詳、その他10名(陸8、海2)
五、戦没をめぐる幾つかの問題
 (一)戦没確定の3要件の確度、精度について
   〔〓〕精度(密疎)の問題
   〔〓〕確度、「方面」死を巡って
 (二)戦没先の国名等の扱いについて
 (三)「死亡区分」の戦死、戦傷死、戦病死をめぐって
  〔付〕ゞ椋奸彁爐琉嫐するもの
     ◆峽沙燹廚砲弔い
     「自決」について
 (四)金鵄勲章について
 (五)女性の戦没者について
 (六)非軍人・軍属の“戦没者”について
 (七)遺家族について
六、戦争責任と戦後責任
むすび
 ★「戦没者名簿」資料篇
表1・町村別、時期別、陸海軍別戦没人員
表2・地域別、年次別戦没人員
表3・陸海軍別、年齢別戦没人員
表4・陸海軍別、地域別、年齢階層別戦没人員
表5・陸海軍別、年次別、年齢階層別戦没人員
表6・陸海軍階級別、年齢階層別戦没人員
表7・生年、没年次関連表
表8・陸海軍別、戦没場所の密疎の割合
表9・陸海軍別、年次別、海域別海上死の情況
表10・金鵄勲章の受賞情況
表11・戦没者遺族の情況(続柄別、同一家族内戦没者数)
表12・戦没者の年齢階層別、続柄別人員( 昭和7年以降)

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長野県飯田市
     仲田 文之助  
    (bun-nosuke at n.email.ne.jp)
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