[CML 001404] Re: 鳩山内閣早くも公約違反!記者クラブ開放の公約を反故に
higashimoto takashi
taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
2009年 9月 19日 (土) 11:26:23 JST
先に「鳩山内閣早くも公約違反! 記者クラブ開放の公約を反故に」のニュースを流しましたが、
民主党の岡田外相は少なくとも外務省においては「記者クラブ」限定の記者会見の方針を撤回し、
同党がこれまでとってきたフリーランスの記者などにも記者会見を開放する方針を継続する旨、
発表しました。おそらく内閣記者会見などもこの岡田方針にならうことになるでしょう。
この件に関するフリーランスの記者、市民の間でふつふつと沸き起こった抗議の声が功を奏した、
ということだろうと思います。
当然のこととはいえよい方向になりました。
………………………………………………………………………………
■岡田外相が会見を全メディアに原則開放(共同/日刊スポーツ 2009年9月18日)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090918-545412.html
岡田克也外相は18日の記者会見で、今後は定例会見を原則週2回とし、事前登録を前提に、
同省記者クラブ所属の報道機関に限らず、全メディアに開放すると発表した。従来のように閣議
直後に限定せず、少なくとも週1回は外務省内で記者会見する。
岡田氏は、閣議後の首相官邸や国会でのぶらさがり取材は、記者クラブ所属以外のメディア
は参加できず、十分な情報発信はできないと指摘。「時間をしっかり取って質問に誠実に答える
のがあるべき姿だ」と述べた。
日本新聞協会、日本民間放送連盟、日本雑誌協会、日本インターネット報道協会、日本外国
特派員協会の会員のほか、外国記者登録証保持者やフリーランスの記者も対象とする。(共同)
………………………………………………………………………………
東本高志@大分
taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
----- Original Message -----
From: "higashimoto takashi" <taka.h77 at basil.ocn.ne.jp>
To: "市民のML" <cml at list.jca.apc.org>
Sent: Thursday, September 17, 2009 9:46 AM
Subject: 鳩山内閣早くも公約違反!記者クラブ開放の公約を反故に
> 鳩山内閣が早くも公約違反、というニュースです。
>
> 大手メディアはこの公約違反の共犯者というべきですから、決して報道しません。ご注目ください。
>
> ■鳩山内閣早くも公約違反? 隠れた官僚支配の温床壊せず(日経ビジネスオンライン 2009年9月17日)
> http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090916/204933/?P=1
>
> 民主党代表などの会見はこれまで外国メディア、フリー記者らにも開放されてきました。民主党の
> 鳩山代表(現首相)、小沢一郎現民主党幹事長、岡田克也前民主党幹事長(現外務大臣)もこれま
> で記者クラブの開放について政権奪取の後もそれを続けると明言してきました。民主党幹部が揃っ
> て同じことを明言している以上、これも立派な「公約」というべきです。
>
> それが政権奪取後の総理大臣としての最初の記者会見からの「公約」反故です。この「公約」反故
> は下記の 神保、上杉両氏も指摘しているように霞ヶ関の官僚にうまいように取り込まれた結果とし
> てあります。これでは鳩山政権のいう「官僚打破の政治」は絵に描いたモチ、すなわちウソにしかな
> りません。民主党の今後の政権運営(なし崩し的な「公約」反故)を私は強く危ぶんでいますが、そう
> した次から次への「公約」反故を許さないためにもここは下記の神保、上杉両氏の問題提起に真摯
> に耳を傾けるところではないでしょうか?
>
> この国会の記者会見・非オープンの民主主義の問題に関わる問題性については下記の神保哲生
> 氏(ビデオジャーナリスト)と上杉隆氏(フリーランスジャーナリスト)のインタビュー対談(映像)を観
> る(聴く)とよく理解できると思います。この映像の中にはこれまで鳩山氏、小沢氏、岡田氏が記者
> クラブ開放を「公約」してきたことが明白な証拠映像もあります。
>
> ■民主党 記者クラブ開放の公約を反故に 神保哲生 x 上杉隆(神保哲生ブログ 2009年9月16日)
> http://www.jimbo.tv/commentary/000580.php
>
> 次の記事もご参照ください。
>
> ■なぜ記者会見がオープンでなければならないのか(神保哲生ブログ 2009年9月15日)
> http://www.jimbo.tv/commentary/000573.php
> ■記者クラブ開放問題と、そのキモ(ニュースの現場で考えること 2009年9月7日)
> http://newsnews.exblog.jp/d2009-09-07
>
> 「記者会見がオープンでなければならないわけ。それは、会見の出席に制限があると、記者会見
> が真剣勝負の場にならないからです。特定の社だけを相手にする記者会見を許せば、記者会見
> が政治権力とメディアの真剣勝負の場にならないばかりか、両者の関係が癒着と堕落の温床に
> なることが、最初からわかりきっているからです」
>
> 「会見がオープンになり参加に条件がなくなると、どんなに相手が嫌がる質問をしても、会見に出
> る資格を失う心配はしなくてもよくなるので、容赦無く何でも聞くことが可能なる。それがいつもぼ
> くの言っている、記者会見が真剣勝負の場になる、ということの意味なんです」
>
> 「その前提が崩れると、記者会見は単なるセレモニーの場になります。統治権力が一応会見を
> やってるふりをする儀式にメディアもみんなで付き合ってあげて、本当に聞きたいことは、その後
> の番記者懇談や夜回りで聞く。もちろんそれはそのまま記事にはできないし、何らかの思惑があ
> ってあえて実名で書くように言われた場合以外は、実名報道も行われない。発言者もそういう場
> での発言には責任を問われることもない」
>
> 「それがまさに自民党下で長年にわたり進行してきたメディアの癌化現象の根源です。民主党は
> その癌を治癒できるかは、まず記者会見の開放がその第一歩にはるはずだったのですが、第
> 一歩目からつまずいた状態です」(「神保哲生ブログ 2009年9月15日」より)
>
>
> 東本高志@大分
> taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
>
CML メーリングリストの案内