[CML 001334] 転載【大分】湯布院駐屯地の創立記念行事での「模擬戦」中止を求める要請

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2009年 9月 14日 (月) 20:14:26 JST


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京都の菊池です。
登録しているMLを通して、次のことを教えていただきました。

9/12受信。
転載します。




大分県、ゆふいんの浦田です。

標記の要請を、湯布院駐屯地に対して行いました。

自衛隊の是非や、創立記念行事の是非といった部分には踏み込まず、
「模擬戦」のみに焦点をあてての中止要請です。

駐屯地の町で、一般的には、なかなかそこへの批判の声が出しにくい状況の中で、
それでも、最低限、周辺住民として、これだけは言っておくべきだろう、
これは言ってもいいんじゃないの、という最低ラインでの要請です。

この要請は、毎年、同行事が行われる度に行い、
結局、「模擬戦」そのものは実施されてしまっているのですが、
それでも、自衛隊に周辺住民を意識させる、いくらかの抑制効果はあるようで、
3、4年ほど前まで行われていた、空砲射撃連動しての戦闘ヘリの急降下は
最近はなくなっています。

今年は、気がつけば「模擬戦」当日まで、間近になってしまったので、
もう今回は要請をやめようかとの意見もあったのですが、
やはり「ハチドリのひとしずく」というか、
やれることをすこしでもやっておくことは大切じゃないかということで、
今年もこの要請を行うことになりました。

以下、要請文。
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陸上自衛隊 湯布院駐屯地
      司令 小林秀人 様

 来る9月13日に予定されている湯布院駐屯地創立記念行事における
        「模擬戦」の中止を求めます

 毎年、秋に湯布院駐屯地で行われる駐屯地創立記念行事では、自衛隊の戦闘ヘリの飛行と戦車や203ミリりゅう弾砲の空砲による砲撃連射、機関銃、小銃の空砲連射という、まさに戦場さながらの模擬戦が行われています。
 空砲とはいえ、狭い由布院盆地の中で、このような模擬戦が実施されれば、
その爆音と銃声は盆地中に轟き渡り、これまでも日常の平穏な生活を営んでいる町民や、由布院を訪れている観光客から、驚きとおびえの声が上がってきました。
 湯布院盆地は、戦場でも演習場でもありません。私たち住民が安全に、安心して日々を穏やかに過ごしたいと考えている暮らしの場です。
さらに、この行事の開催は、例年、休日に行われており、たくさんの観光客が湯布院を訪れています。
 この、模擬戦の砲撃に伴う轟音、振動については、好むと好まざるにかかわらず、盆地内に居合わせたすべての人がこれにさらされることになります。
 なぜあえてこの狭い湯布院盆地の中で、このような周囲に大きな影響を及ぼす模擬戦をやり続ける必要があるのか、どうしても理解できません。
そして、声には出さない(出せない)までも、このような模擬戦はもうやめてほしいと考えている住民の数は決して少なくはないのです。

 よって、私たちは、この湯布院駐屯地創立記念行事における模擬戦の中止を強く求めます。

                  2009年9月11日 
                ローカルネット大分・日出生台
                     事務局長 浦田龍次
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         浦田龍次   Urata Ryuji

e-mail  <yufukiri at fat.coara.or.jp>

■大分県日出生台(湯布院)での米軍演習に対する住民運動
http://www.coara.or.jp/~yufukiri/localnet/lonets.html

■ムラづくりNPO 風の原っぱ
http://www.coara.or.jp/~yufukiri/harappa/

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菊池
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