[CML 001234] 在ハワイ米軍、劣化ウラン数トンの貯蔵認可を「原子力規制委員会」に申請(2009年8月26日)

Kazashi nkazashi at gmail.com
2009年 9月 5日 (土) 00:42:16 JST


在ハワイ米軍、劣化ウラン数トンの貯蔵認可を「原 
子力規制委員会」に申請
   (『ホノルル・ウィークリー』2009年8月26日 
/インターネット版)

                                       2009年9月4日
皆様
 ハワイの米軍基地での劣化ウラン問題についての 
ニュースです。
 長い間、米軍は、ハワイの米軍基地での劣化ウラ 
ン弾使用を否定していましたが、2005年12月、劣化ウ 
ラン弾破片の発見が露呈し、問題となりました。
  [参照:2006年1月9日付『ホノルル・スターブリテ 
ン』、「アメリカ陸軍は市民を欺いてきた/劣化ウ 
ランの発見に憤るハワイの活動家たち/ハワイで劣 
化ウラン弾 米軍演習場に破片15個」
   http://www.nodu-hiroshima.org/fm/web/news62.htm ]

 今回のニュースは、米軍演習場に残っていると見 
られる数トンの劣化ウランの存在を米軍が認め、そ 
の貯蔵を the NRC (Nuclear Regulatory Commission=原子力規制 
委員会)に対して正式に求めたのを受けて、公聴会 
が開かれることについての地元市民の憤りを伝える 
ものです。

 ニュースの英語原文は、下記サイト参照——
  http://honoluluweekly.com/feature/2009/08/chain-reaction/

           嘉指信雄
                        NO DUヒロシマ・プロジェ 
クト/ICBUW ヒロシマ・オフィス
           http://www.nodu-hiroshima.org/

「注:ハワイでは、1960年代に、“Davey Crockett”とい 
う戦術核兵器(近距離の標的用の核兵器)の発射訓 
練が行われ、その際のspotting rounds(標的を定めるた 
めの弾丸)の重りとして劣化ウランが使用されてい 
た。2005年、オアフ島のMakua軍管区の訴訟の際に、た 
またま入手された軍の内部資料で、Schofield Barracks射 
爆場が放射性物質で汚染されていることが発覚し、 
2006年1月にカジヒロ氏ら、地元活動家によってマ 
スコミにも公表された。人々の運動に押されて、軍 
はこの問題についての実態調査を行わざるを得なく 
なった。その後、Makua軍管区、Pohakuloa 演習場でも、 
劣化ウランを用いたspotting roundsが使用されたことを 
米軍は公表した。そして、軍の委託でそれぞれの地 
区についての汚染調査とリスク評価が行われ、その 
一部が、今年の4月に公表された。報告は、基本的 
には「環境の深刻な汚染はなく人々への健康リスク 
は問題ない」という内容で、軍は汚染地域での実弾 
訓練を続ける意向を示している。地元の活動家、住 
民は、今年7月初めに、行政当局との交渉を行い、 
ハワイ地区評議会は汚染された地域での実弾演習の 
中止と、環境モニタリングを求める決議を採択した。
 劣化ウランを重りに用いたspotting roundsによる演習 
場の汚染の場合は、イラクやバルカンなどで戦後に 
残された劣化ウラン弾の「不発弾」と同じような状 
況が考えられ、長年にわたる腐食によって土壌や地 
下水の汚染などが危惧される。そのままでは、エー 
ロゾル化した酸化ウランの拡散による汚染は問題に 
ならないが、カジヒロ氏のメッセージにもあるよう 
に、同じ場所で実弾訓練を行い続けることによっ 
て、放置されている劣化ウランの重りに実弾に当た 
ると燃え上がり、エーロゾルとなって環境中に拡散 
することが危惧されている。[文責:振津かつみ/ 
第5回NO DU全国交流会(2008年8月6日)資料より]


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